セカンドライフ 

歳を重ねるのも悪くはない

花は咲く♪に想う

2013-05-11 | セカンドライフ
花は咲く・・花は咲くプロジェクト 復興ソング 

作曲:菅野よう子
作詞︰岩井俊二

真っ白な 雪道に 春風香る
わたしは なつかしい
あの街を 思い出す

叶えたい 夢もあった
変わりたい 自分もいた
今はただ なつかしい
あの人を 思い出す

誰かの歌が聞こえる
誰かを励ましてる
誰かの笑顔が見える
悲しみの向こう側に


※花は 花は 花は咲く
 いつか生まれる君に         
 花は 花は 花は咲く
 わたしは何を残しただろう

夜空の 向こうの 朝の気配に      
わたしは なつかしい
あの日々を 思い出す

傷ついて 傷つけて
報われず 泣いたりして         
今はただ 愛おしい
あの人を 思い出す

誰かの想いが見える
誰かと結ばれてる
誰かの未来が見える
悲しみの向こう側に
※繰り返し


ウィーン少年が日本に来て、美しいボーイソプラノで歌ってくれた「花は咲く
 
                       
 

最初は、録画再生を消化するつもりで、観始めた物だった。NHK【SONGS】
胸が苦しくて、涙が止まらなかった。
感じ方は、感性は、人それぞれかもしれないが、青い文字に来ると涙が流れる・・・・。
色々な想いが寄せては返して・・・

私自身、火曜日から青森への一人旅を予定しているので 、岩手・盛岡の友達に電話をして有った。まあ関所の様に感じて、無断ではと思い、ご挨拶代りで。
彼女から改めて、電話「ボランティアを必死にしていて、もう身体が辛いの。以前とちっとも変っていないし其の侭の現状なのよ。酷いでしょ。ある中学生の話し、毎日毎日視線は遠く海を眺める生活。既に2年経ってしまって。大切な、たった一人の妹さんを残して、クリスマスの日に自殺してしまったのよ」彼は親戚に妹さんと引き取られて生活していたそうだ。日々がどんなに辛かったのか想像もつかない。

ご自分の将来が全く想像も出来無くなって、生きている事すら出来なくなってしまうのだろう。東京のニュースでは新聞もテレビでも知らされなかったので、全く知らなかった。
「此れだけではなく、現地では本当に色々な事が有るのよ」絞り出すように言う友達の声に、その悲惨さが伝わって来る。
既に二年間はゆうに過ぎ、仮設住宅でご苦労されている方々の生活を心配しているのかと思った。まさか未だ未だ整理されていない事ばかりだと嘆く彼女。「もう私達だってクタクタよ」と言っていた。市町村、県、国がきちっとしている日本なのに、どうにもならないものなのか。詳しくは言えないけれど、もっともっと言ったら切りの無い事が現地では起きているのだそうだ。

一日も早く皆さんの心が落着きますように・・・簡単な言葉では言えないけれど。