脳脊髄液減少症患者のつぶやき、「とりあえず、生きてみよか・・・。」

過去から現在へ、脳脊髄液減少症、体験克服記。

昨夜のNHKディアペイシェントを見て

2020年09月05日 | つぶやき
昨夜のNHKディアペイシェント見ました。

医者を苦しめるストーカー患者に、

患者思いの女性医師を
訴訟で自殺に追い込むような患者遺族、

悪者患者と患者遺族と、
使命感に燃えた善良な医者という構図の、

完全に医師側からだけの目線のドラマ。

私から見たら、違和感しかない。

たしかに多くの患者の中には変な人間もいるだろうから、
医師も大変だとは思うけど。

私は患者なので患者目線でこのドラマを見ると違和感しかない。

私の場合は、助けてくれた一人の医師以外は、ろくでもない医師に出会い続けてしまった。


その繰り返された心的外傷で
医師恐怖症にまでなった私としては、
このドラマは、あまりにも
患者を悪者に描いていると感じ、見るたび不快になる。

私はこの逆のドラマが見てみたい。

正直に症状を医師に伝えようとする患者を、神経質だ、気にしすぎだ、とののしり、
患者の心のせいにして誤診する医師や、

自分たちの医療ミスを、ごまかし、隠し
、まるで原因は患者にあったかのように、カルテを事実とは違うように書き換える医師や、

患者と家族をいろんな言葉で脅す医師、
そんな医師が次々出てきて、
なんの罪もない、ただでさえ症状で苦しんでいる患者を、
さらに精神的に追い詰める医師たちが出てくるドラマを。

私は、普通の医師ではわかりにくい脳脊髄液減少症になったが故に、
いろんな医師にであってきた。

まともな医師の方が少なかった。

まして、脳脊髄液減少症なんて、きちんと見抜いて治してくれた医師は一人しかいなかった。

いつの時代も医師は強者

患者は弱者が現実なのに。

このドラマは、それを逆転させて
患者様が強者で、医者が弱者に描いているように感じた。

なんだか、
医者は立派で良心的で患者思いで
患者は身勝手で、きみが悪くて、わがままで、悪ものだ、と毎回言われているように感じた。










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