生田緑地ばら苑

生田緑地ばら園は小田急向うが丘遊園が閉鎖になった時に閉園されましたが、ばら苑を惜しむ声が多く、
川崎市が引き継いでばらの季節だけ開園されることになったそうです。


生田緑地ばら園は多摩丘陵の林の中の、107段の木の急な階段を登ると急に広いばら園が目の前に広がります。


ばら園は周りを小高い緑一色の山に囲まれて華やかなスポットのようでした。
ばらが綺麗な時期、18日間だけ（5月16日～6月2日まで）の華やかなばらのショーです。


ボランティアの方達の手で1年間手入れされて短い期間、春と秋のばらの季節だけ無料で公開されています。
皆が楽しんでいる間も黙々と枯れた花を切り取っている方たちがいました。
良く手入れされた綺麗なバラと山からの爽やかな風に癒されました。

ばらは533種、4700株あるそうです。
菊の花の懸崖作りのように仕立てられた花もありました。

5月の行事 （バス旅）富士山と芝桜サクランボ狩り

2ヵ月も前から計画していた「はとバスの旅」をしてきました。
6月には「世界文化遺産」に登録されることが決まっている富士山へ・・・土曜日ですし、混雑は覚悟でしたが順調な旅でした。


朝早くに新宿を出発して、まっしぐらに富士山5合目へ。

ふもとは爽やかな新緑、徐々に木々の様子が初夏の明るい緑から柔らかな早春の若い芽になり、5合目近くはまだ山肌は残雪で春は遠いといった感じでした。

徐々に5合目が近くなるともう、車窓から目が離せなくなるような・・・綿菓子のような雲海を真下に・・・富士山に来たー！！

5合目展望台から・・・振り返ればまだ残雪の荒々しい山肌を見せた冨士山です。

真下は真っ白な雲海、雲海の下は富士吉田あたりの街と遠くには八ヶ岳、雪景色のアルプスの山々（画面中央の横線）。
静かで動きも見えない雲、山も素敵。　良い天気に恵まれた事が何よりでした。

富士山を堪能した後は「富士ビューホテル」のランチバイキング（60分）美味しくて 満腹！！です。

首都圏最大級約80万株と言う富士山麓のふもとの広大な敷地に芝桜、色とりどりにデザインされた花の色のコントラストは美しい花のじゅうたんのようでした。
午前中とは違い少し薄い雲がかかって、見どころと言われる園内の展望台、足湯からも富士山は見えず少し残念。


最後の楽しみは旬にはまだ早い「さくらんぼの食べ放題！！」誰もがあまり期待しなかったけれど・・・思い違いでした。
時間もたっぷり・・・佐藤錦他　果樹園の御主人が高いところからも沢山採って渡してくれる、朝採りを冷たく冷やしたのもたっぷり用意してくれて・・・。
自分で手の届くところで美味しそうな実を収穫する楽しみ、心もお腹も“満足”満腹！！になりました。
山梨県が全国さくらんぼ生産の第2位とは知りませんでした。7軒のさくらんぼ農家が協力して順に食べごろを用意しているそうです。

朝早くから東京、山梨、静岡（富士スバルライン）良い所どりの１日でした。
樹海も行きは陽射しの多い時間で木漏れ日がいっぱいで明るい感じでしたが、帰りの時は少し曇っていて、すっかり様子が変わり違う景色に見えました。

ーーー小さな旅の終わりは皆で新宿のうどん屋さんに寄りましたーーー
黒光りする老舗の階段をのぼりながら・・・ふと、半年前一緒に伊豆に旅した大切なお仲間二人（ともに２月に急逝）を思いだしました。
昨年の11月、あの日も皆でうどん屋さんで楽しい旅の締めくくりでした。