9月に、古くからの友人N君がボランティア先の事務所に電話をかけてきて、その会話をきっかけに彼がALSを発症していたことを知ってショックだったことを書きましたが。
水曜日のボランティアに行った時、たまたま事務所に来合わせた人から、そのN君が亡くなっていたことを知りました。
10月30日に亡くなったそうです。
ということは、彼との電話のあと、わずか1カ月半後に亡くなったということになります。
あまりにも早すぎて、信じられませんでした。
にわか仕込みでALSについて調べて、病状の進行が速いことはわかっていましたが、こんなにあっけない別れになるというのはまったく予想外でした。
口や舌に症状が出ていたので、呼吸不全になってしまったのでしょうか。
すぐボランティア仲間のA君に知らせましたが、彼も驚いていました。
月曜日のボランティアはA君と二人体制なので、最近も、N君はどうしているかなと話していた矢先でした。
亡くなって1か月以上経っていても、N君の家人からこちらに何も連絡がなかったということは、弔問を謝絶されているかも知れず、お参りにも行けずにいます。
N君は享年67歳。私より10歳下でした。
いろいろ縁あって、彼とは長い付き合いでした。
運転免許の練習をしたいというので、空き地で私の車で教えたり、彼が就職し結婚したあとも、機会をみてはA君や友人たちとのハイキングに誘ったり。
5年前の、私のつれあいのお別れ会にも来てくれました。
完治は望むべくはなくとも、もうすこし生きてくれるものと思っていたので、残念です。
今年は、よくテレビなどで目にしていた芸能人でも亡くなる人が相次いで、いろいろ考えさせられることの多い年でした。