角田光代 『さがしもの』
角田光代が好きである。 何故と聞かれると「ただなんとなく」としか答えられない。 写真で見...
湊かなえ 『往復書簡』
『告白』で湊かなえの作品に初めて触れた。かなり衝撃を受けた。 よく、ちょっと気味悪いけ...
湊かなえ 『往復書簡』 付記
先程、吉永小百合主演の「北のカナリア」と書きましたが、正しくは「北のカナリアたち」です...
有川浩 『ストーリーセラー』
ちょっと少年ぽくて、素朴であったかい感じ、それが作者有川浩の印象だった。 『旅猫シリー...
有川浩 『ストーリーセラー』 続き
もちろんこれは私小説ではない。 ありえない物語なのに、迫力を持って迫る。 男と女はデザイ...
大岡信 「新 折々のうた」
「折々のうた」は朝刊で読むのを心待ちにしていた。 作者、大岡信は詩人である。 折々の歌は...
大岡信 「新 折々のうた」 続き
あんな歌ばかりか、という感想を持たれた方も多いかもしれない。 恣意的な気持ちで選び過ぎた...
白石良夫 『古語の謎』
題名を読んだだけで敬遠されそうだ。 古文なんて、古めかしいわけの分からない日本語で書かれ...
楠戸義昭 『戦国名城の姫たち』
信長の妹、お市の方は戦国一の美女と呼ばれた。 今残る肖像画を見ても、気品に溢れた美しさ、...
結城昌治 『死もまた楽し』
本著は平成七年二月から六月にかけ、結城昌治氏によって語り下ろされた。 半生記でもあり、死...