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読書の森

木々高太郎と精神分析 その2

先程のblog、木々高太郎博士をボロクソに貶した感がありますね。
先生ごめんなさい🙏なんて言っても遅いけど。

実は私も一時精神分析にすごく凝った事があるのです。人間の隠された欲望(sexなどによる)が別の形で表に現れる、とか、この言動はカインコンプレックスによる(兄弟への劣等感)、とか、勝手にこじつけて喜ぶ良からぬ癖がありました。


歳を経ると、「人は単に生育歴などに基づいた傾向だけでなく、その人の置かれた状況や社会、及び肉体的条件によって行動するのだ」と分かるようになりました。

自分を見て、顔を顰めた人が自分を嫌いなのかと思いがちですが、実はその時腹痛で顔を顰めたのかも知れません。


精神分析学の考え方はミステリーのネタなどに使うととても面白いです(木々高太郎の小説は大いに参考になります)。

ただし、実際の人間関係において分析癖を取った方が上手くいくと反省を込めて思います。
今は摩擦の少ない形で周りの人とお付き合いするのが住み易くなる秘訣だと考えてます。人は誰でも、長く生きていると、様々な矛盾点を秘めていて、こういう人だと決めつけられなくなるようです。
親しい友人である程その心を分析するのは困難があるな、とも思ってます。

人間分析は架空の登場人物だから出来るのでは?と思います。面白いですけど。

(写真は全て神戸で撮ったものです♪)

読んでいただき心から感謝です。ポツンと押してもらえばもっと感謝です❣️

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