ただ色々ありましたが、私にとって横浜は一番長く居住し一番慣れ親しんだ所です。
自分にとって一番住み易い街ではあります。
何処の場所でもそれぞれ魅力的ですが、やはり年齢を経ると馴染んだ土地に居るのが楽な様です。
横浜市は山手、下町、外人街多種多様な顔を持っています。
この中で一番歴史の古い区はどこでしょう?
実は金沢区なのであります。
『横浜謎とき散歩 その1』でペリーが浦賀から再び来航した際、金沢の小柴に姿を見せたと述べました。
当時店も無い横浜村に比して平安時代から金沢八景の名勝ぶりは有名だったのです。鎌倉時代に房総からの敵を防ぐ要所として、さらに開かれた地域です。
なだらかな入江の美しい、静かな場所です。
干拓された後、横浜市のベッドタウンとしてさらに埋め立てられ、全く別の顔を持つ様になった今も情緒ある表情を持つ場所です。
鎌倉時代に吉田兼好が隠遁の場所として選び、頼朝と政子夫妻が招来したという神社が金沢八景駅近くにあります。
又、明治の元勲、伊藤博文の別荘もあります。
波穏やか、潮風匂うこの地は、一味違う横浜を感じさせます。
一時横浜で住み易い街一位に選ばれた事もある住宅地ですが、大震災以後は埋め立て地という事でかなり人気が落ちた様です。
昔映した写真です。
金沢シーサイドラインで八景島で降りると美しい景色が広がります。
金沢区で映したものです。
山手から移転してきた居住者も多く、山手と下町の気風をミックスした感じの街ですよ♪