読書の森

東海林さだお 『男の分別学 忖度がいっぱい』続き



東海林さだお先生は直ぐに政治問題から離れる。
スポーツの世界の忖度。相手はどの方向から責めるかと忖度するという。

これは頭脳的な戦いでよくある事だけど、私の感覚では忖度でなく推定ですね。
忖度とはもっと含みがあるものと思える。

次に麻雀に飛ぶ。
まさに頭脳プレーだ。
ただこれもスポーツと同じで、忖度に付随する感情と合わない気がする。



さて、東海林さだお先生、次に何を話題にするか?
何とサドとマゾの忖度に言及する。

ハイヒールで相手を踏む(何故女がサド側か分からんけど)。
相手はこの加減だとどんな反応を示すか忖度する。
これぞ忖度の意味にぴったり合うではないか。

そこで来ました。
忖度の最終地帯。

Sexであります。
「ええか?ええか?」
「ええわあ」
「そこ」

これって「何処がええか」とか「そこ」って何処とは普通言わない。
つまり大いなる忖度の働きどころと言う(知らんけど)。

要するお互いの気持ち良さを推し量り共に悦ぶ。

これが忖度の極みと東海林先生はおっしゃるのだが。
どうも私は古き良き時代に生きた男の回顧談にしか思えない。

現代のSexは本当にこうなんですか?

読んでいただき心から感謝です。ポツンと押してもらえばもっと感謝です❣️

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