愛することに疲れ果て 心が疲れて
夢みるだけの 哀しみの女がいる
明日を見ても あなたに離されて
居る場所さえ 見当たらなく
旅にでたらと人が言う
躊躇いながら あゝ愛に疲れて…
愛することに泣いても 貴方は消えずに
小さな胸が ただ締めつけられるだけ
光るなみだは さまよいながらも
未練を誘う 哀しみを連れて
詰まらなすぎる人生に
浮世に泣ける あゝ愛に疲れて…
泣いてこの身の辛さに 夜汽車に乗った
流れゆく景色 遠くに海が見え来る
白雪の舞う 冬の海は荒れ
渦巻く波に 季節をおぼえ
恋の終わりを悟った
嘆きの女 あゝ愛に疲れて…
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