囲碁大系のハードな表紙の裏と言うか、最初に出ているのが安井家所蔵の古い免状の写真です。
免状を発行したのが官賜碁所・本因坊とあり、享保8年11月28日付けだからその時の碁所・・・花押があるらしいがそれは不鮮明で分かりません・尤も鮮明でも読めないとは思いますが。
與・長谷川知仙と言うから免状を受けたのはこの人ですね
但し私にはその人についての知識はありません。
文面に「上手の位」とあるから・・・多分7段 位だと思う
名人・上手と言う風にランクされていると記憶しています、そして名人が8段だったと思うのでその下だから7段でしょう。
写真で見る限り、囲碁関係の重要な物という以上に骨董的にも価値がありそうな感じです
色は少々焼けていそうですが、書体がしっかりした堂々とした免状です。
「上手」の免状ですから、その時代の1流クラス
これが私が30年近く前に戴いた(当然無料では無い)に比べたら貫禄が違います。
新しいものと年代を経たものとの違いも有りますし、、、
私の免状も毛筆でかなり書に堪能な方が書かれていますが、やはり違う
あと2,3年しても、今のこの時代物の免状ほどには貫禄は出そうも無い
少し寂しい気もしますが、仕方がない
逆にそれならそれで、免状=ライセンスみたいなものにしたらどうでしょうね
今の美濃紙に巻紙調の横長で毛筆に拘らずにÅ4サイズの洋紙に認定段位及び文面が印刷されていて、免状を受ける人の名前と認定する人の名前がサイン。
ですから当然何万円とか何十万の世界では無く、当然数千円です
直ぐに値段の方に興味が言ってしまうのが悪い癖ですね。
しかし、その前に統一基準みたいな問題があるし・・・
免状の意味の問題もあるし、欲しがる人との需要と供給みたいな問題もありそうです。
さて「人とその時代」の方には、免状の発行控えみたいな写真が載っていました
多分和紙の半紙くらいのサイズに、免状の文面が控えてあります
そういうものを綴って帳面にして、発行控えにしていたようです。
初段の免状は
「其許囲碁執心修行・・・」で始まり「初段對上手三ツの手合・・・」が書かれ
日付、発行者、認可された者の名前となる
これが二段ですと手合いが「二ツ三ツ」となっているので、「2子3子」の手合いがセットだったのですね。
いずれにせよ上手に対する手合いで段位が決まっていた
そして五段となると「上手に先」となる
出だしが「其許」から「貴殿」に変わる
「其許」というとTVドラマなどで御奉行さまが町人に「其のほう」と呼んでいるイメージがありますが「貴殿」と言う呼びかけになると相当格が上がっている。
さて本に掲載されている資料では岡田頼母の五段免状の控えがあります
彼は松平周防守の家老だった人で碁会のお膳立てや世話役みたいな事をしたらしいけれど、五段と言えばトッププロに先くらいの手合い割です。
さて実力のバロメーターと見ていいのか、それとも何かの感謝状的な免状だったのか興味がありますね。
今でも政治家や有名人に”不当”に高段の免状が発行される風潮がありますが、昔からそういうものだったのか岡田頼母は後世関山仙太夫みたいに当時のトップアマだったのか、興味があります。
免状を発行したのが官賜碁所・本因坊とあり、享保8年11月28日付けだからその時の碁所・・・花押があるらしいがそれは不鮮明で分かりません・尤も鮮明でも読めないとは思いますが。
與・長谷川知仙と言うから免状を受けたのはこの人ですね
但し私にはその人についての知識はありません。
文面に「上手の位」とあるから・・・多分7段 位だと思う
名人・上手と言う風にランクされていると記憶しています、そして名人が8段だったと思うのでその下だから7段でしょう。
写真で見る限り、囲碁関係の重要な物という以上に骨董的にも価値がありそうな感じです
色は少々焼けていそうですが、書体がしっかりした堂々とした免状です。
「上手」の免状ですから、その時代の1流クラス
これが私が30年近く前に戴いた(当然無料では無い)に比べたら貫禄が違います。
新しいものと年代を経たものとの違いも有りますし、、、
私の免状も毛筆でかなり書に堪能な方が書かれていますが、やはり違う
あと2,3年しても、今のこの時代物の免状ほどには貫禄は出そうも無い
少し寂しい気もしますが、仕方がない
逆にそれならそれで、免状=ライセンスみたいなものにしたらどうでしょうね
今の美濃紙に巻紙調の横長で毛筆に拘らずにÅ4サイズの洋紙に認定段位及び文面が印刷されていて、免状を受ける人の名前と認定する人の名前がサイン。
ですから当然何万円とか何十万の世界では無く、当然数千円です
直ぐに値段の方に興味が言ってしまうのが悪い癖ですね。
しかし、その前に統一基準みたいな問題があるし・・・
免状の意味の問題もあるし、欲しがる人との需要と供給みたいな問題もありそうです。
さて「人とその時代」の方には、免状の発行控えみたいな写真が載っていました
多分和紙の半紙くらいのサイズに、免状の文面が控えてあります
そういうものを綴って帳面にして、発行控えにしていたようです。
初段の免状は
「其許囲碁執心修行・・・」で始まり「初段對上手三ツの手合・・・」が書かれ
日付、発行者、認可された者の名前となる
これが二段ですと手合いが「二ツ三ツ」となっているので、「2子3子」の手合いがセットだったのですね。
いずれにせよ上手に対する手合いで段位が決まっていた
そして五段となると「上手に先」となる
出だしが「其許」から「貴殿」に変わる
「其許」というとTVドラマなどで御奉行さまが町人に「其のほう」と呼んでいるイメージがありますが「貴殿」と言う呼びかけになると相当格が上がっている。
さて本に掲載されている資料では岡田頼母の五段免状の控えがあります
彼は松平周防守の家老だった人で碁会のお膳立てや世話役みたいな事をしたらしいけれど、五段と言えばトッププロに先くらいの手合い割です。
さて実力のバロメーターと見ていいのか、それとも何かの感謝状的な免状だったのか興味がありますね。
今でも政治家や有名人に”不当”に高段の免状が発行される風潮がありますが、昔からそういうものだったのか岡田頼母は後世関山仙太夫みたいに当時のトップアマだったのか、興味があります。