理想の教え方?・・・職場の上司で囲碁では弟子のTさんが3月末で定年退職になりました。
4月からは再任用という制度で別の事務所勤務になり、私も別の事務所に転勤。
恐らくもう打つ機会が無いかもしれません。
かのTさんとは向う5子ですが、実はこれで手合いが丁度良いとは思えない。
私が余り多い置石を避けたのと、Tさんのプライドでしょうか「マアこんなもので打ちましょう」で5子でした。
ですから彼は”段”にはまだ遠いと思われる。
Tさんが、もしホントに基礎からやり直して3段くらいを目指してみたいというのなら、やってみたいことがあるのです。
ですから「理想の・・・」は今のところ計画で、実際は「証明されていない誇大広告」みたいなものです。
もう一つこれには条件・大前提があります。
これが、かなり重要なんですが、この件については後でお話します。
最初から言ってしまうとナーンダになりそうなんです。
さて、近所の大型スーパーの本屋さんに行くと、囲碁の本は僅かなスペース・・・にも拘わらず対象が初心者・入門書がかなりの割合になる。
これは誰が買うのだろうか?
つまり囲碁に興味を持った人が買うのか
親が子供に囲碁でもやらせたいと思って買うのだろうか
それとも、誰かに教えたいと思った人が教え方のお手本として買うのだろうか
サアどんなものでしょう
内容について言うと昔の入門書とは随分様変わりしている気がします。
昔の本はいかにも教科書的で、まるで昔の中1の英語の教科書が”It is a pen""I am a boy"で始まっているような感じです。
今なら実践的な日常会話から入っていくでしょう。
囲碁の入門書もそれに似た変化はあると思います。
”ポン抜きゲーム”など面白さを強調しているのもその変化の一つかも
別な教え方を考えてみた・・・今のところ試していないのですが
まず第一段階で、6路盤などでの棋譜並べから始めたい・・・
これは6路でなくてはいけないわけではなくて、7路でも良いのですが、6路盤で教えるやり方もあるということなので、それなりに理由があるのだろうと想像してまず最初は6路からとしました。
6路盤を使ってルールの説明・・・ではありません。
それもやるのですが主従が逆、順番が逆なのです。
まずやりたいのは、6路盤で棋譜並べです。
模範試合みたいな棋譜を暗譜する事から始めたいのです。
ルールなど何にも知らなくても良いのです。
6路盤なら36地点なので手数は30手以内でしょうから、何にも知らなくても盤上の出現順を憶えられるでしょう。
憶える・慣れる・違和感が無くなる>>>これが大事
そして棋譜を憶える中でルールも説明するのです。
棋譜の中で生死・コウ・ポン抜き・地・勝敗などを説明します。
1局憶えて並べたら説明・・・そしたらそれを忘れても良い・憶えて忘れる
5局か10局並べると相当囲碁に馴染んでくるのではないでしょうか?
恐らく「何にも知らない人がこんなことやるわけが無い」と思うでしょうね?
そこが、問題なことは確かです。
しかし、これが憶える近道だし、3段くらいにまで上がっていくためのトレーニングだという説明で納得してもらえるだろうか?
これが最初に断った部分です
「それでもやる」「信じてやる」ところが無いと続かないかもしれない。
でも囲碁以外の”道”がつくお稽古事などを考えると、基礎・基本のところで、事細かに説明するだろうか?
それとも、説明されて納得した人だけが続けている?
続けていく中で自得する事が多いしそれが大事だと思うのです。
次は9路盤での棋譜並べです
9路になると大分囲碁らしくなってきて、ここでは手筋とかヨセも勉強できるはずです
9路ではタイムトライアルの要素も取り入れる。
例えば、棋譜を片手に10分以内で並べるとか、暗譜で5分、3分で並べるというようなゲームもやるのです。
こういう棋譜並べではたくさんの棋譜を憶えなくても良い、一つ出来たら忘れても良いのです・・・そして次の棋譜に挑戦します。
そういえば問題がもう一つある・・・
並べるに良い棋譜を用意する事>>>これはプロに甘えなくてはいけないでしょうね。
9路盤の棋譜を10局くらいできれば、次は19路
これは全部を憶えなくても良い
序盤中心に30手くらいまで・50手くらいまでのもの、80手くらいまでのものなどを並べるのはどうだろうか
この辺りまで来ると、打てるようになっていると思う
勿論最後までの棋譜も良いけれど、これは全部憶えなくても良い・・・棋譜を見ながら並べる。
普通の入門書ですと、用具の説明、用語の説明、ルールの説明、ゲームの説明のように進むのですが、全て一緒に進めるという方法を考えてみたのです。
「頭で理解できてから」→「碁が打てる」というものではなくて、「そういうものだ」と言う憶えかたもあると思うのだけれどどうだろうか
4月からは再任用という制度で別の事務所勤務になり、私も別の事務所に転勤。
恐らくもう打つ機会が無いかもしれません。
かのTさんとは向う5子ですが、実はこれで手合いが丁度良いとは思えない。
私が余り多い置石を避けたのと、Tさんのプライドでしょうか「マアこんなもので打ちましょう」で5子でした。
ですから彼は”段”にはまだ遠いと思われる。
Tさんが、もしホントに基礎からやり直して3段くらいを目指してみたいというのなら、やってみたいことがあるのです。
ですから「理想の・・・」は今のところ計画で、実際は「証明されていない誇大広告」みたいなものです。
もう一つこれには条件・大前提があります。
これが、かなり重要なんですが、この件については後でお話します。
最初から言ってしまうとナーンダになりそうなんです。
さて、近所の大型スーパーの本屋さんに行くと、囲碁の本は僅かなスペース・・・にも拘わらず対象が初心者・入門書がかなりの割合になる。
これは誰が買うのだろうか?
つまり囲碁に興味を持った人が買うのか
親が子供に囲碁でもやらせたいと思って買うのだろうか
それとも、誰かに教えたいと思った人が教え方のお手本として買うのだろうか
サアどんなものでしょう
内容について言うと昔の入門書とは随分様変わりしている気がします。
昔の本はいかにも教科書的で、まるで昔の中1の英語の教科書が”It is a pen""I am a boy"で始まっているような感じです。
今なら実践的な日常会話から入っていくでしょう。
囲碁の入門書もそれに似た変化はあると思います。
”ポン抜きゲーム”など面白さを強調しているのもその変化の一つかも
別な教え方を考えてみた・・・今のところ試していないのですが
まず第一段階で、6路盤などでの棋譜並べから始めたい・・・
これは6路でなくてはいけないわけではなくて、7路でも良いのですが、6路盤で教えるやり方もあるということなので、それなりに理由があるのだろうと想像してまず最初は6路からとしました。
6路盤を使ってルールの説明・・・ではありません。
それもやるのですが主従が逆、順番が逆なのです。
まずやりたいのは、6路盤で棋譜並べです。
模範試合みたいな棋譜を暗譜する事から始めたいのです。
ルールなど何にも知らなくても良いのです。
6路盤なら36地点なので手数は30手以内でしょうから、何にも知らなくても盤上の出現順を憶えられるでしょう。
憶える・慣れる・違和感が無くなる>>>これが大事
そして棋譜を憶える中でルールも説明するのです。
棋譜の中で生死・コウ・ポン抜き・地・勝敗などを説明します。
1局憶えて並べたら説明・・・そしたらそれを忘れても良い・憶えて忘れる
5局か10局並べると相当囲碁に馴染んでくるのではないでしょうか?
恐らく「何にも知らない人がこんなことやるわけが無い」と思うでしょうね?
そこが、問題なことは確かです。
しかし、これが憶える近道だし、3段くらいにまで上がっていくためのトレーニングだという説明で納得してもらえるだろうか?
これが最初に断った部分です
「それでもやる」「信じてやる」ところが無いと続かないかもしれない。
でも囲碁以外の”道”がつくお稽古事などを考えると、基礎・基本のところで、事細かに説明するだろうか?
それとも、説明されて納得した人だけが続けている?
続けていく中で自得する事が多いしそれが大事だと思うのです。
次は9路盤での棋譜並べです
9路になると大分囲碁らしくなってきて、ここでは手筋とかヨセも勉強できるはずです
9路ではタイムトライアルの要素も取り入れる。
例えば、棋譜を片手に10分以内で並べるとか、暗譜で5分、3分で並べるというようなゲームもやるのです。
こういう棋譜並べではたくさんの棋譜を憶えなくても良い、一つ出来たら忘れても良いのです・・・そして次の棋譜に挑戦します。
そういえば問題がもう一つある・・・
並べるに良い棋譜を用意する事>>>これはプロに甘えなくてはいけないでしょうね。
9路盤の棋譜を10局くらいできれば、次は19路
これは全部を憶えなくても良い
序盤中心に30手くらいまで・50手くらいまでのもの、80手くらいまでのものなどを並べるのはどうだろうか
この辺りまで来ると、打てるようになっていると思う
勿論最後までの棋譜も良いけれど、これは全部憶えなくても良い・・・棋譜を見ながら並べる。
普通の入門書ですと、用具の説明、用語の説明、ルールの説明、ゲームの説明のように進むのですが、全て一緒に進めるという方法を考えてみたのです。
「頭で理解できてから」→「碁が打てる」というものではなくて、「そういうものだ」と言う憶えかたもあると思うのだけれどどうだろうか