なんとなく囲碁夜話

私は囲碁が好きだ。初めはなんとなく、ニアミスを繰り返し、深みに嵌ってしまった。

ツバメ受難・・・

2011-06-15 00:14:35 | Weblog
 ツミとかチョウゲンポウのような小さいといえども鷹の仲間でさえ、抱卵・子育て中はカラスには気を使います。
 カラスが巣に近づくだけで追い払う行動に出る。
  これはチョウゲンポウの場合、高いところから巣を見張っていて、近くをカラスが通過する時など凄い勢いでカラスにぶつかって行く所を見ました。
 ツミの場合も巣の近くの上空をカラスが通りかかると好戦的になる。
  概ね鳥の子育ての時は猫・イタチ・蛇などとともにカラスは大敵のようです。
 ですから、オナガなどはわざわざツミの巣の近くに巣を作って、ちゃっかりとツミに守って貰っているのだとか。
 ツミも自分より少し小さいだけのオナガを襲ったりはしないらしい・・・スズメくらいの小さい鳥は捕食するのに、直ぐ傍に居るオナガは襲わない。

 さて、ツバメの場合も猫・蛇・カラスを避けて巣を作る感じで、巧みに人間の影響を利用している。
 だから人家の軒下に留まらず、土間の上に巣をかけたりする事も有る。
  隣の町内のスーパーでは屋根の下の通路の上に五つは巣が出来ていて、買い物客の頭の上をツバメが飛び交っている。
 私のいつも行くスーパーでも軒下に二つ巣が・・・あった。
  過去形で言うのも悲しいです。
 火曜日の朝、かなりの曇天でしたが、通勤前にそのスーパーにカメラを持って寄ると、巣が無い!!。
 スピーカーの上の土を固めた巣が奇麗に無くなっているではありませんか。
  もう一つの巣を見にくと、いつもなら番いのどちらかが居るのに、どちらも居ない。
 これは留守と言うより、この巣を放棄したように見える。
  初めの巣の壊れ方からしてもしかしたら心無い人間の仕業かとも、、、。
 壊された後に片付けられた印象も有る、、、。
  スーパーの駐車場にはカラスが舞い降りていた、、、そこへツバメが異常接近したり、直ぐ傍で反転したり、、、かなり挑発行動を繰り返しているのを目撃。
 カラスはツバメの行動など痛くも痒くもないので意に介さぬ感じですが、ツバメはかなり真剣な感じでした。
 このツバメが直ぐ傍の電線にとまった時に見ると、羽が痛んでいるように見えました。
  マア飛ぶのには支障はなさそうですが、所々白い毛が覗いているのです。
 想像するに、ツバメの巣はカラスに襲われて、、、ツバメも相当抵抗したのでしょうが、なんせ体格が10倍以上は違うので、、、。
 
 うーん、こういう事があるから、人間が守ってくれるような場所がツバメにとっては貴重なんですネ。

 水曜日は久し振りに晴れる予報ですが、、、悔しい事に午前中は定期検診の予約が入っている。
  気分としては「具合が悪いのでいけません」と言いたいところですが、相手が悪い。
  「具合が悪いのなら是非来なさい」と言われるだろうな、、、相手はお医者様です。

花の写真も難しい、、、

2011-06-14 00:17:27 | Weblog
 この土日は市の中心にある公園に行きました。
  水曜日にも行きましたから短期間に3回も行った事になる。
 一度は女房殿に付き合わされて、、、「カメラを持って行って、鳥が居れば撮ればいいじゃない」という大変ありがたいお言葉。
 『そりゃ、何かしら鳥は居るんだろうサ』と言う言葉はグッと呑み込んで、「そうだね居るとイイナ」。
 心の中では『鳥仲間からは、ここに珍しい・撮りたくなるような鳥の話は聞いた事が無い』
  実際スズメ・ムクドリ・カラス、、、池の中にはオシドリのオスが2羽とガチョウが2羽。
 それから名前が分からないけれど、それほど珍しいとは思えない小さなカモ類が1羽。
  それからヒヨドリとハクセキレイにオナガ、シジュウカラはいる。
 唯一撮ろうかなと思ったのは、メジロを見かけた時ぐらい、、、しかし動きが早くて直ぐに何処かに行ってしまいました。
 
 全く居ないナアと思っていたところ、大きな木の横枝に青い鳥が止まっていた。
  この池にもたまにはカワセミが姿を現すと言うことですが、枝に乗っている姿は全く違う。
 それにカワセミの胸の色と、その時見た小さな鳥の白い色では間違いようが無い。
  そう背中がライトブルーで、胸が白、大きさはスズメかそれより小さいくらい、、、まさに一期一会で、見た・飛んだくらいの感じなので、瞬間の印象で図鑑を調べるしかない。
  大あてずっぽうで『ゴジュウカラ?』かなと思うのですが、なんせあっという間に居なくなったので、証拠写真も無いし自信が無い。
 と言う事もあって、土日とその鳥が止まった木の周辺をウロウロ。
  運に任せて待つしか手が無い、、、逆に待つのだけは得意技。
 とはいえ運は私に協力してくれませんでした。

 結局この公園では鳥の写真を撮れませんでした、、、練習でスズメとかマガモ。ガチョウは撮りましたが結局ファイルから削除。
 もしかしたら町の中の公園では難しいのかな?、、、林とか森のある公園出ないとダメなのかも。

 と言う事で、カメラを手にして滅多に撮らない花の写真に挑戦。 
  菖蒲の群れで「ピントを合わせて置いて、明るいところで絞りを設定し、元の被写体に戻って撮影する」方法の練習。
 池の隅にある大賀ハスの群生地では木の橋を巡ってハスの練習。
  鳥と違ってとまっているけれど、それはそれで難しいですネ。

 そうそう、昨日の話ではありませんが、ここにも訊いていないのに自主的に解説してくれるジイサマガ居ました。
 「駐車場は○○がいいよ、そこなら朝早くても職員が居なくても自分で明けて入れるからね」
 「マニアックな人は朝早いからね、6時頃には撮っているネ。葉っぱに朝露が乗っているからね」
 「さっきそこに若い所長さん。彼が来てからゴミの持ち帰り運動で、随分公園が奇麗になったよ」
 彼は蓮池の畔の木の建物の階段に立って眺めながら、私みたいな「初心者」に解説している。
  マア、教えてくれとは頼まなかったけれど、話はハスと公園に関することなので、「超親切」なだけで、まともなんですよね。
 

まるでコントのネタ話

2011-06-13 00:09:31 | Weblog
 落語・漫才・コント・・・話題の中心が次々に替わって行く話、、、相手が聴きたい事を全く無視して自分の興味本位で、相手がそれを聴きたいかどうかなどまるで考慮しない話方、、、こういうものはお笑の世界だけ、しかも相当に聴衆・視聴者の受け狙いだと思っていたが、それが間違いだと言う事を知りました。
 元話はこういう進行、、、

 私は日曜日の朝7時過ぎに近所の神社でツミの巣に向けてカメラをセット。
  水曜日には偶然白い毛の雛らしき姿が写っていたので、もう少しはっきりした写真を撮ろうと考えたのです。
 しかし2時間近く粘ったのに何も見えないので、目的地を変更(その話は明日・・・)して昼前に再びツミの巣のある木の下に戻ってきたのです。
 巣に向けて三脚・カメラをセットして、あとは親鳥が孵って来るか、雛がしびれを切らして巣から顔を覗かせるかのチャンスを待つだけ、、、ひたすら待つ。
 そこへウォーキングの(仮に)Aさんが通りかかり、私に「何か居るのですか」と質問。
 私:「あの太い松の木の上にツミと言う鷹の巣があるんです」、、、そこから話が始まり、いつもの公園のカワセミの言話など、、、。
 そこへ通行人(仮にBさんとする)が通りかかり、、、私に向かって「居ますか?」
  「居ますか?」だけなので、直感的にこの人はツミの事を知っている様子。
 私;「イヤ、ここ2,3日親鳥も雛も見えませんネ、どうしたのでしょう?」
 B;「朝早いからね。家の前の木に留ってからから出掛けている。時間?そう4時半ころかな」
 私;「家って、どこですか?」
 B;「この先の松林の向こう側」
  ここまでは至極マトモだし、早朝に親鳥が餌を獲りに出かけるのらしいと言う事が分かった。
 仮に水曜日の日没30分前でも帰らなかった事と考え併せると、夜明けに出掛け日没寸前に帰ると言う事か?
 ツミの雛は超カギっ子?
  もしかしたらカラスが活動する前に動き出し、カラスがコロニーに帰ってから巣に帰ると言う事かな?、、、。

 さてここから話は異変、、、Bさんの話は続く。
 「週に一度野鳥の会の会長が出演するTV番組があって、鳥の見分け方など細かい解説があって、、、」、、、彼はこういう番組で野鳥について勉強しているかの印象、、、。
 「私は吉永小百合が出てくる番組の方が好きだけらね」、、、と言う事は野鳥の会の方はみているのか見ていないのか、、、何のために話をしたのか???。
 「最近のTVは便利になって、パソコンの動画も写真も見えてしまう」、、、このジイサマそんな事をやっているのだろうか?
 「パソコンで孫の写真が入った年賀状が毎年来るんだよ」、、、そんな事訊いていません。
 「全部娘が教えてくれるんだ、、、」
 、、、私は途中から話の調子がおかしいので、Bさんの方には向かないで、カメラ・レンズ・三脚の撤収、、、従ってBさんはAさんの方を向いて話していたと思う。
 問わず語りと言うやつだろうか、、、聞かせたいだけなんだろうが、、、これってボケの一種?それとも普段寂しい人なんだろうか?。

モナリザの涙?

2011-06-12 00:01:51 | Weblog
 名画・モナリザ=フランスの至宝・・・最近のTV番組で見たり聴いたりしましたが、どうしてイタリア人が描いた絵がフランスの宝なんだろうって感じましたが、フランスの王様が大金を出して買い上げていたのですか、、、。
 成程そうなれば、国民の税金を使って買ったものですから王様個人の財産ではない。

 ところで、フランスがモナリザを海外に出張?させたのはこれまでに3回だけだそうですが、そのうちの1回が日本だった、、、ずっと昔に展覧会があった事を思い出しました。
  日本の会場では係員が「立ち止まらないで下さい!」と交通整理に大わらわだった・・・子供心に「絵を見に行っても急き立てられるなんて!、入場料も安くは無いだろうに」と感じた事を思い出しました。
 
 それにしても地方の住民まで、『モナリザが来た!!』『ソレッ!見に行こう』と言う感じで、展覧会見学のバスツアーが企画されるのですから、日本人の文化程度が異常に高いと言うか、好奇心が強い国民と言うか、ブームに動かされやすいと言うか、、、。
 子供時代、地方に住んでいたので父と直ぐ上の姉(三女)がバスツアーで行きました、、、末っ子の私には声はかかりませんで、、、今でも恨み節。
 尤も、言ったとしても「立ち止まらないで下さい」と押し流され、チビすけには何も見えなかったでしょうネ。
 (好奇心だけは強かったようで、ツタンカーメン展の時は三女の姉に連れられて子供二人で「バスツアー」に参加した。今でも黄金のマスク・黄金の繊維のベッドを憶えている)

 さてイメージは転がり
  モナリザ・雨とくればタイガースの「雨がしとしと日曜日、、、」でしょうか、、、イマジネーションは古い!?
 古いですが、どちらにせよ折角の休みなのに「蟄居」を強要されている。
  『雨が降ります雨が降る、遊びに行きたし傘は無し、、、』もっと古い童謡が頭の中でエンドレステープ。
 尤も雨が上がっても、雲が厚ければ光が無いから暗いレンズでは「ただ、写しました」って言うだけになるのは必至。
 それでも、ジリジリして『隙アラバ』と空を見上げ、TVの天気予報をニュースの度にチェックし、更にネットの天気予報を見て、、、。
 モナリザの涙?・・・このところ休みの日に天気が悪いので『ジイサマも涙』。
    
 
 

朝撮り日課

2011-06-11 00:04:10 | Weblog
  雨が降っていなければ仕事には自転車で通勤します。
  片道6キロぐらいはありますが、日常的には他にこれといった運動をしていないので、ほどほどの運動でしょうネ。
 それで、雨でなければ近所のスーパーでツバメの写真を撮るのが楽しみ、、、そのためには普段なら7時半に「余裕の出勤」が、ツバメと遊ぶために6時半から45分には出発となる。
 写真を撮ったり、自動販売機で買ったコーヒーを飲んだりで7時40分までなら楽しめる寸法。
  要するに、普通の勤め人なら朝は真っ直ぐ職場に急ぐ所を、まず一日の始まりを遊びから始めてしまう感じ。
 そして昼休みに、その日の朝に撮った写真をカメラのモニターで確認するのが日課。
  仕事は仕事で結構真面目に効率良くこなしていますが、遊ぶ方も忙しいのだ!!と理解して下さい。
 マア自己採点は相当甘いかもしれませんが、、、

 ところで、金曜日は雨は降りませんでしたが生憎の曇り空。
  こういう日は屋根の庇の下の巣の中に居るツバメは「眼が出ない」、、、要するに暗いレンズでは目に光が入った状態でカメラに収められない。
 そういう意味では条件が厳しいのですが、100枚に1枚でも良いから運に恵まれる事を期待してしまいます。
 この日の成果らしき1枚は、巣から20メートルくらい離れた電話線で2羽一緒の所を撮れた事でしょうか。
 
 今日、気がついたのですがいつもの巣から少し離れたところに壊れかかって放棄されたツバメの巣があったのですが、いつの間にか修復されて入居している番いがいました。
 これから卵を産むのだろうか?
  チョット遅い気もするが、マア秋に帰って行くまでに間に合うのかもしれない、、、これは少し興味がある。

 と言う事で、このスーパーの庇の下の放送を流すスピーカーの上にはツバメの巣が二つ乗っています。
 ひとつの巣の下には、誰かが(おそらくそこの店の人でしょうが)ビール傘を逆さにつるしてある。
 これは巣から何かが落ちても下に居る人が汚れない為でもあるだろうし、巣の真下から覗く視線を遮る効果も有りそう、、、ツバメのストレスも少し緩和される?。

 ところで2番い4羽のツバメがスーパーの駐車場の上を飛び交います。
  今日はツバメたちが良く啼く日でしたネ、、、ウグイス張りの美声では無いけれど、元気よく啼いていた。 
 これって縄張りの主張だろうか?
  まさか人間に対する威嚇ではないだろうし、、、。
 マアそういう事で、仕事に行く前にマズ癒されてから出勤。。。これって順番が逆。

おいおいスズメみたい、、、

2011-06-10 00:01:19 | Weblog
 
 鳥の写真(と言っても私は近所・自転車で行ける範囲程度の所で見られる、マア普通の鳥)を撮る時に、偶然に好い場面に行きあたる事はある。
 毎日通い詰めている人と、たまたま通りかかった人が同じ場面を撮った場合、運の良し悪しですが、何処となく不公平な感じもします。
 尤も、一つの場面とかに限って言えばそういうことですが、大きく見ればやはり鳥の事に詳しい人には敵いません。
 ですから、少しでも自分なりに満足度を上げるためには、鳥に詳しくなる事・鳥の習性を知る事とカメラを使いこなせる事ですネ、、、カメラそのものの良し悪しは予算の問題も有るので如何ともしがたいものはある。
 
 私は鳥の写真を撮るようになって、この7月の末で約1年になります。
  今振り返ると、それまで全く知らなかった事をたくさん知ったようです。
 御近所の鳥だけ撮っていて、直ぐに種が尽きるような感じもしますが、もっと好い写真・奇麗な写真・面白い写真、、、と考えるとそうは簡単にネタは尽きませんネ。
 それと、時々自分の感じて居た事と違う場面に出会ったりするので面白い。

 例えば木曜日面白かったのは。
  水曜日の午後にスーパーの軒下を覗いた時は、まだメス鳥が抱卵している姿勢でした。
 それが次の木曜日の朝そこに行くと・・・どうやら雛が孵った様子。
  オスが面白い、、、昨日までは少し離れた電話線でくつろいでいる事が多かったが、この日の朝は大張りきり。
 巣の前の日よけテントの望の上に乗って外に向かって大きな声でさえずっている。
  これは「ここは俺の家だぞ、近づくな!」と宣言しているかのようです。
 雛が生まれて、外敵に隠れてひっそりと子育てするのではなく、大騒ぎしている感じ。
  と、思ったらいきなり巣の前の駐車場のアスファルトの上に舞い降りた。
 まるでスズメみたい。  
  アスファルトの上にツバメの餌になるような虫が居るのだろうか?、、、まさかお菓子などの食べカス?。
 
 このツバメ電線にとまりましたが、、、イメージでは同じ線の上に何羽か並んでとまる絵をイメージするのですが、現実は違う。
 今の時期だけ違うのか、みんなそうなのか、このツバメだけなのかは分かりません。
  巣から20メートルは離れた電線ですが、他のツバメが来ると追い払うのです。
 これも意外な感じ。
  メジロみたいに(目白押しの語源みたいな)大きな群れで並んでとまるとは思いませんが、数羽程度は並んでとまると思っていたのに、そういう場面には出くわしません。
 

 

雨には勝てません

2011-06-09 00:40:08 | Weblog
 先週見た週間天気予報では確か水曜日は晴れだった筈、、、それがいつの間にか雨予報になっていた。
 朝の3時間では予想降雨が1mmでそれ以外は0mm。
  雨で且つ0mmと言うのは雨が降るけれど、降水量を計測できない程度と解釈しているので、マア降っても大したことは無いでしょう。
 では1mmの降雨量は、これは1㎡あたり1リットルの水を撒いた感じでしょうか。
  感じとしてはソコソコですネ。

 さて朝目が醒めて「予報では朝の内雨」となっていたけれど、気持ちはもうブレーキがかかりません。
 1mmの時間帯は何処かで凌いで、0mmの時間帯は野鳥撮影、、、
  午前中はチョウゲンポウで午後はツミのつもり。
 朝、目的地に着く前に雨が降り出しました。
  流石にカメラなどを濡らしたくないので、屋根のあるところでジッと我慢、、、これが約1時間の我慢。
 チョウゲンポウは巣から出て来ていない、、、『一体どうした事か?』と思っていたところ、1羽が巣からでてきた。
 但し様子が変。
  雨樋の金具の所、屋根の上、TVアンテナ、、、巣穴の近くから離れられない様子。
 いつものオスなら獲物を獲りに出かける筈なのに、なんだか巣から離れられない感じ。
  気がついたのですが、、、いつものオスよりやや小ぶり。
 もしかしたらこれは巣立ちかな?
  聞いたところでは巣立ちの時は半日くらいは巣の近くでウロウロしているらしいからきっとこれは巣立ちでしょうネ。
 親鳥が「巣の中に入りなさい」と言ってくれるのを待っているみたいに、未練たらしく巣の近くでウロウロ。
 
 そういう意味では貴重な写真が撮れましたが、しかし!、、、天気が悪すぎで、距離が離れすぎ。
 これではF値が低くて倍率の高いレンズでなくては無理。
  私のでは「証拠写真」程度。

 午後は3時過ぎから近所の神社へ。
  目的は親鳥が巣に帰り雛に餌をやる所を撮りたい、、、
 これが大空振り。
  天気は回復したものの、親鳥が巣に帰らない、、、雛も中に居ると思われるのだが、下からは見えない。
 4時近くから6時過ぎまで待ちに待った、、、待つしかないからしょうが無いが、何時間待っても勝負は一瞬ですから緊張を解くことは出来ません。
 結局、勝負できずに家路。
  見上げた巣の写真を時々撮りましたが、帰宅してパソコンで確認したところナント雛の顔らしきものが2枚。
 今日の収穫はそれだけみたいですが、なんだか嬉しいような、、、。
  天気予報では次の土日は雨模様らしい、、、うーん困った。

昔から見ている筈なのに、、、

2011-06-08 02:10:52 | Weblog
 私の住んでいる辺りで一番ポピュラーな鳥、要するに何処にでもいて・いつでも見ることが出来る鳥はスズメ、カラス、ムクドリ、野生化した伝書ハト+キジバト、その次ぐらいのグループではヒヨドリ、ハクセキレイ、といったところでメジロ、ウグイス(声だけのことが多いが)もそう珍しいわけではない。 
 今の季節で言うとツバメが目立つかも、、、
  これから梅雨空を切り裂くように飛びぬけるイメージでしょうか。

 子供時代には住んでいるところの近くに田んぼが残っていたし、小さな池が残っていたのでツバメの餌になる虫が多かったのだと思う、、、ツバメが飛び交う場面は珍しく無かった。
 今考えると不思議ですが、「いつも見ていた」と言う事と「よく知っている」と言う事は別ものなんですネ。
 「見ていた」というより「見えていた」に過ぎないのですから、春にやって来て秋に去って行くくらいの大雑把な知識であり、雛が大きな口を開けて親鳥に餌をねだる場面の写真を見れば”可愛い”と感じるぐらいで、習性のようなものは余り知らない。
 よく知っているようでもアリ、身近な鳥なのに知らない事も多いと言うことですネ。

 さて火曜日も出勤前にスーパーの前のミニ商店街の庇の下のツバメの巣を見に行きました。
  晴れてさえいれば、荷物にならないようなカメラを持って、いつもより早く家を出る。
 今は、このツバメの巣が目当てです。
  ここに巣があるのに気がついてからは毎日寄っている、、、晴れの日はカメラ持参(雨なら見るだけ)。
 今日も未だ雛の口は見えなかった。
  親鳥が、時々転卵しているかのような動きが見える、、、こういうのって孵化が近いのだろうか、、、マア雛が孵っても下から見上げる形ですから口が並んでいるのを見るのは難しそう、、、そこが問題です。
 三脚のようなものをか1メートルくらいの台を使えば見えない事は無いでしょうが、そこまでしてツバメにストレスを与えるのは控えなくてはいけないですネ。
 そうでなくても、年中変なオジサンが覗きに来ているだけでもストレスかもしれない。
  あるいは人間が居る事でカラスなどから守られている面もあるので、このくらいのリスクはツバメとしても織り込み済みかな?

 今は抱卵を番いで交代する場面を撮ろうとしているが、これがなかなか難しい。
  必ず交代する筈なのに、これが短距離リレーのバトンタッチ並みの素早さですからカメラで狙っているのに外される事が殆ど
  気がつくとメスが餌取りに出かけるところで、オスが巣に入っている、、、一瞬の隙を狙ったマジックみたいで、これを観察者の動きを分かっていてやっているみたいな・・・。
 しかもこちらがチョット注意力が鈍くなった瞬間を狙われてるみたい、、、どうして分かるのだろうか?。
 そうなると三脚を立てて、置きピンでカメラをセットして置いて、レリースで撮影する形で巣から目を離さないようにするしかない・・・しかし早朝とは言えスーパーには人の出入りが結構あるので、あまりに目立つような形は避けたいから、手持ちスタイル。
 ここが悩み(こういう悩みしか無い生活!)。

朝からツバメ

2011-06-07 00:55:20 | Weblog
 昨日チョウゲンポウの写真を載せましたが、セピア色でピンボケ、、、我ながら冷や汗ものですが、巣の方向を狙った置きピンで曇り空の夕方、、、私の腕とカメラ・レンズとしてはあんなものでしょうネ。
 一夜明けて月曜日は朝から日が射していて、もし私が完全リタイアなら、昨日のリターンマッチに出掛けているに違いない。
 そこの所が同じ年代の鳥仲間に比べて条件が悪い、、、せめて次の水曜日は天気が良い事を願うのみです。
 もし願いがかなって朝から晴天(猛烈な風は困りますが)なら、まずは午前中は隣の市の海岸方向で、ここで晴れた空を背景にしたホバーリングと巣の出入りの場面。
 可能なら野球スタジアムのイワツバメの巣、、、さて、これは傍まで行けるかどうかが問題。
  行き帰りのついでと言ってはナンですが、小アジサシの海へのダイビング。
 お昼に一旦帰って、午後からは神社でツミ、、、
  予定?がぎっしりで相当忙しい

 ところで、日曜日に少年少女の自然観察のニュースを見ました。
  「ツバメの給餌観察」が面白かったです。
 巣の中が観察できる定点カメラをセットして、親鳥の雛への餌やり観察。
  仮説と言うか、チョット考えるとか先に生まれて体が大きくて、大騒ぎして餌をねだるツバメが親から餌を貰える確率が高いように感じる・・・
 これも一種の生命力が強い方が有利みたいな感じですから、そうであってもおかしくは無いように思える。
 ところが観察の結果、5,6羽いる雛にそれほどの差は無かったらしい。
  ツバメの親も案外しっかり者らしい。

 しかしふと感じたのですが、定点カメラ、、、概ね16時間記録するとして、器材・電源・設置、、、誰でも出来るとは言えませんネ、、、 
 勿論観察をしたのは偉い。

 さて私ジイサマも、今朝は手軽なデジカメを持っていつもより早朝出勤。
  まずは近所のスーパのツバメの巣を覗いて、雛が孵っているかどうか確認。
 もし孵っていたらアノ可愛い口を撮ろうかと思ったのですが、今日の所は未だ抱卵中。
  ツバメの雛が孵っていたら、チョウゲンポウの前にここに寄らなくてはいけなくなるかも、、、忙しいデスゾ。

サービスデイ

2011-06-06 00:42:36 | Weblog
 日曜日の午前中は滅多にない家族サービスデイ。
  と言っても大したことはしない、、、ただ一緒に車で出かけて昼ご飯を食べるだけ、、、。
 それでも家族の方が気を利かせて目的地に「野鳥観察」とか『自然公園」とかにして、カメラを持参してチャンスがあれば撮影出来そうな場所に、、、。
 従って私はカメラとかレンズとか一式を専用のリュックに入れ、三脚、双眼鏡、予備カメラ(家族の使用のため)、ペットボトル飲料をトートバッグに入れて手に下げる。
 車で出かけるので目的地までは楽ですが、野鳥の森なるものはたいていアップダウンがきついので結構重労働です。
 ですから本音では、野鳥写真なら近所とか自転車で行ける範囲の場所に気ままに行った方が満足度が高い、、、マア家族の方もオヤジに気を使っているのかも入れないので、本音はグッと我慢です。

 さて今日は車で1時間程の大きな沼の畔で自然公園と言う名前がついているところで、野鳥の森と言う名前の場所に野鳥観察舎があるらしい。
 看板があってここで観察出来る鳥の絵が描いてある、、、。
 ネットでの検索でもいろいろ書かれているから、私のような素人はそこに行けばそういう鳥たちに出会えるような気がしてしまうのですが、なかなかそうはいかにのが現実でして、そこが素人の悲しさです。
 観察舎があるのですから、きっと野鳥は来る筈。
  但し何時どういう現れ方をするのかなどが分かっていないと、現実に出会える可能性はかなり低くなる。
 考えて見れば,私の場合はいつも鳥やカメラの先輩に教わりながらやってきたわけで、ひとりで何も知らない場所で、自分で野鳥を発見してきたわけではない。
 だから今日行った場所も、きっと野鳥は豊富なんでしょうが、実際には、、、。
  それに車で現地まで行ったため行動範囲に制限がある。

 マア、家族サービスデイと言う事で私の野鳥観察が主目的では無いので『マ、いいか』と諦めるしかない。
 代わりに、現地でバラフェスティバルをやっているところがあって、その脇の農産物直売所で地元のおいしい野菜を買えたので、それが最大の収穫。
 特にトマトの味が濃くてフルーティで甘い味で、久し振りに美味しいトマトに感動。

 午後に家に帰って2時には隣の市の海岸に立つ焼却場に巣を作っているチョウゲンポウに会いに行きました。
 金土と同じタカ族でもツミを撮っていたので、今日はチョウゲンポウ。
  午後から曇りになり風も強くなり、海岸のすぐ横なので条件は悪かったのですが、今日は巣に餌を持ちかえるところが2回撮れました。
 尤も距離があって曇天でもあり、鳥の目がイマイチなので、これは次の休みの日に再挑戦せざるを得ない。
 餌を頻繁に運ぶ、メスが巣穴から出てくる事が少ない・・・多分雛が数羽孵っているので餌運びで忙しいのでしょうネ。
 今日撮れた写真をパソコンで確認したところ、どうも足で捕まえているのはトカゲの様子。

悲しい事に古い写真みたいなセピア色、、、今度は何とか、、、
 
 

鳥撮り記

2011-06-05 00:27:26 | Weblog
 土曜日は金曜日に引き続き近所の神社に、但し今回は前日より1時間は早く出掛けました。
  と言うのは、前日に途中の団地の横で「スズメらしき鳥」を見かけたのです。
 3羽で飛んでいて、形とか羽の模様はスズメにそっくりですが、羽の色がスズメの茶色っぽく無くて薄い緑のように見えました。
 短い時間なので第一印象ですネ、、、ですから始め「アッ!マヒワ?」と思ったのですが、それだと黄色の筈だし、季節的にもズレている。
 次に似ているのはアオジかも、、、いやいやメジロか、、、。
 メジロにしては緑の中に縞があったようだし、、、それにしてもこの季節にこの場所にアオジ?。
 と、言う事でチャンスがあれば途中下車(チャリンコのですが)して撮影して行くつもり。
  それともう一つ、昨日出会った人に「朝早く来たら、ツミが小さな木の枝を拾っていましたよ。おそらく巣の拡張でしょうネ」と聞いていたので、朝早く来れば目撃チャンスがあるかも知れないと言うスケベ心。

 マア、結論から言ってそのどちらも空振り。
  仕方が無いので、途中のコンビニに寄って、おにぎり1個と牛乳パック、それに500ミリの飲料水を購入。
 これは、仮に昼ご飯に帰らない場合に備え「繋ぎ食」用です。

 ところで昨日の午後、ツミのメスは巣から離れて他の木の枝でゆったりと毛つくろい。
  要するに「長化粧」「ゆっくりとお茶」のムード。
 見ている方としては「巣には卵は無いのかな?」と心配になって来る程。
  昨日今日の気温では短時間なら抱卵していなくて問題無いでしょうが?
 冗談で「こんなに暑いと、抱卵していたら茹で卵になっちゃうのかも、、、」

 今朝も巣には親鳥が居ないように見える。
 「一体どうしたのだろうか?カラスの集団に襲われたとも思えないし」「育児放棄?」などと見ていたところ、独特の一声が聞こえ、巣に帰った親鳥がワンタッチで巣に停まり、次の瞬間離れた木にとまりもう一声あって、飛び去った。
 「これは一体?」
 考えられる事は「巣には雛が居て、親鳥は時々餌を運ぶ」・・・想像はしても何と言っても樹上10メートルですから確かめようがない。
 尤も、木の枝を拾って巣の拡張工事をしているところを見ると、手狭になる事が予想されるので準備しているのでしょうか。

 午後に現地にやってきたYさん(久し振り)の1週間前の写真で、「親鳥が巣の中に何かの肉を落とす場面」・・・と言う事は卵が孵って雛になっているのかも。
 そして、夕方Sさんから電話。
 「今日の巣を撮った写真をパソコンで拡大したら雛の目が写っていたョ」と言う情報。
 成程、これで抱卵は終わっていた事が分かりました。
  それにしても、鳥撮りグループで情報交換・・・これは必要ですネ。
 もし、仮に鳥に関するブログを始めるとしたらファーブルの昆虫記成らぬ「アイゾメの鳥撮り記」でしょうか。

 

鳥撮り同窓会!?

2011-06-04 00:53:49 | Weblog
 金曜日は何時なら出勤ですが、今日は水曜日に出勤した振替休み。
  水曜日も緊急な仕事があって出勤したのではなく、職場の歓迎会があるので、それに出席するために出勤して、その流れで飲み会に出たと言うことです。
 マ、「飲み会」という呼称は、全くの下戸にとっては多少つらいものがありますが、数十年素面でコンパとか取引先の宴会などに付き合って来たのですから、多少は自分で褒めてあげてもいいかも。
 尤も、飲めない身で出席と言うのも、飲める人に気を使わせている面もあるので、差し引きチャラと言うところですネ
 さて、今日は近くの神社へツミの 再挑戦。
  前回も撮れない訳では無かったのですが、今度は巣の出入りが取れたらいいなと思いながら出掛けました。
 それと、久し振りの晴天の休日であり、、、テレコンのお試しでもある。
  300ミリのレンズしか持っていないので、距離がある鳥は厳しい、、、せめて15メートル以内なら良いのですが、チョウゲンポウの時も50メートル近くあったように、ツミも30メートルは、、、。
 懐に余裕があれば500ミリのレンズとかF値の低い明るいレンズを手に入れられるのですが、そこがママならない。
 窮余の策として、焦点を伸ばして倍率をあげる事で何とか距離の壁を克服しようとテレコンを入手して、そのテストの意味も有りました。
 
 さて神社に行ってみると、大きなレンズを持った人が既に撮っていまして、、、挨拶をして撮り始めました。
 その方の知り合いが、私の後に神社にやって来まして、、、どうも私には見覚えがある方。
  そう、その人は2週間前に海の方でチョウゲンポウの写真を撮った時に、いろいろ教えてくれた人で、今度は彼はこちらにツミ撮影に出張してきたということです。
 その後に、カワセミ・ルリビタキの撮影でお世話になったS田さん、公園のでの撮り友、野鳥・写真の先生格の人、、、。
 あっという間に知りあいだらけになりました。

 そうそう、神社の隣の公園に幼稚園児の遠足の一団がやって来ました。
  ワイワイ賑やかでしたが、鳥撮りの横を通る時に口々に「こんにちわー」と通り過ぎて行く。
 孫が出来ればあんな感じだなと思いながら「こんにちわ」と答えていました。
 
 
 

観察・見学・見物

2011-06-03 00:58:10 | Weblog
 どれも、何かを見る事に変わりが無いのだから、細かに定義する必要は無いかもしれませんが、このところ気持の上で、この辺りの違いに拘っている。
 写真を撮っていて、対象は主に野鳥だから最も単純に考えれば理科・生物系で観察。
  しかし、記録として写真に撮って、自分にも他人にも見せるわけで、その部分を強調すると、何かを表現と言ったら大袈裟だけれど、自分で書いた絵を見せるようなところはある。
 初めに挙げた言葉を簡単に言うと
1、[観察]実態を見て理解を深める・・・マアそんな感じ
2、[見学]見識とか知識を広める・・・
3、[見物]見て楽しむ。
 野鳥の写真に嵌っている自分の姿を考えると、まず3は間違いない。
  そして撮れた写真にある程度の自己満足を感じるか、あるいは大したことが無い写真でも人に「好いね」と言って貰えるのが嬉しいとかの、一種の子供っぽい気持ちは充分にある。
 そして、そういう気持ちを満足させるには、鳥をよく観察し行動パターンとか、癖を憶える事が大事、、、これが無いければ単に行き当たりばったりとなってしまう。

 結局野次馬的見物であっても、見学とか観察の要素が無ければ初期の目的を果たせない訳ですネ。
 それに、ネットの情報とか先輩の話などで前もって知識を仕入れて置く事や、自分で見た事を整理しておく事も大事、、、
 何だか遊びだか勉強なのか区別がつきにくいけれど、深みにはまると言う事はこういう事なんでしょう。

 さて、こういう事は最近目にした鳥の行動とか、ネットでの知識で面白い事がありました。
 例えばチョウゲンポウは専業主婦タイプで、オスがせっせと餌を運んで来る。
  巣の近くの待ち合わせスポットでオスが「キンキンキン」と金属的な声で鳴けば、「餌を獲って来たよ」という合図。
 メスは外敵が居ない事を確認してスポットで餌を受け取って巣に持ち帰る。
  概ねこういうパターンですが、ツバメの場合は共働きに近いが少し違う。
 イメージではオスメスが交互に卵を抱くイメージでこれだと共働きだけれど、見ていると殆どメスが卵を抱いているように見える。
 メスとオスが抱卵交代の場面も見たけれど、「交代」ではなくメスが巣を留守にして出掛ける場面の方が多く見ました。
 マア、10分程度で帰って来ることが多かった、、、多分メスは空腹で食事に行ったのだろうな、、、。
 こういうささやかな発見も楽しいものです。
 
 さてネットで仕入れた知識では、、、
  もし番いの内何らかの事故でオスが死んだ場合、別のオスがやって来て、巣に居る雛を巣から落とす事がある、、、。
 反対にメスが死んだ場合、数羽のメスがやって来てその内の1羽が子育てを引き継ぐのだとか、、、
 と言う事は番いになっていないオス・メスが結構いると言う事ですね。
  飛んでいるツバメの中には既婚者と未婚者が入り混じっていると言う事でしょう、、、そんな事を考えながらみるのも楽しい。
 それって、「観察」+「見学」+「見物」全部ありですネ。

久し振りの負け、、、と言い訳

2011-06-02 01:57:51 | Weblog
 公園の海に近い原っぱを飛ぶツバメで、いつも飛行中の写真に挑戦していて、未だにピタッとピントがあったものは撮れていません。
 シャッタースピードには器械の限界があり、しかも晴れている時の結果ですから諦めるしかありません。
 先日の写真は巣に居るところとか、電線とまっているところですから条件は良いものの、あいにくの曇天で空からポツリポツリ雨粒が落ちて来る条件なので、こちらは超明るいレンズでも無い限り、『また、晴れた日にネ』と諦めるしかない。
 
 ところで、海の方を飛んでいるツバメはイワツバメだそうで、成程私のボケ写真で推測するとそのようには見える。
 昨日のスーパーのツバメは喉の色とか顔の色からして、どうやら「ツバメ」のようです。
  要するにツバメと言う名のツバメ。
 分かりやすくは有るけれど、なんだかさっぱりしすぎて物足りない、、、ツバメのせいではありませんが。
 でもマア、人が暮らす町中で子育てしようと言うのですから、結構生活力があるので頼もしい感じではある。
 番いが協力し合って雛を育てるのでしょうネ、見ていて微笑ましいし、そういうところを見せてくれると言うのも嬉しい。

 神社の方の鳥は樹高10メートルはある木の枝の上で、しかもカラスなどに見えないようにカモフラージュしている感じなので見分けるのが大変。
 それでも巣の入り口付近には葉にかかって抜けた羽があるので目印にはなりますが、、、
  これを下からある程度見通せる場所からカメラを構えるとなると、約30メートル、、、いやそれ以上あるので、私の持っている小さなレンズでは能力を越えてしまう。
 マア、巣を出入りする親鳥の証拠写真くらいは撮れそうですが、それでもこちらの方は晴れた日でもイッパイイッパイ。
  なので、このところの悪天候ではとても無理は出来ません。
 カメラを濡らしたり、湿気を含んで、、、尚且つ暗くて写真にならないなんて洒落にもなりません。

 超久し振りにネット対局。
  相手は私の出身県のTさん、、、面識も無くネット上でしかお名前を知りませんが、このネットでは見かける人で、今日は私の先で3目半コミ出し。
 このくらいの条件が久し振りの対局には良いですネ(と自分に言い聞かせながら)。
  結果はNG。
 結果こそ競り合いで細かな碁でしたが、これは要するに結果的にそうなっただけでしょう。
  打っていて、もう一つピント来ない感じ。
 上手く言えないのですが、、、『ここではこう打つしかない』と言うように感じる場面が無い。
  そう打ったからと言って結果が伴うかどうかは別ですが、激しいにしても静かな競り合いにしても心に火花を感じ無いと言いますか、、、。
 マア、ザルにしては無いものねだりではあります。
  たまに打って上手くやろうと言うのが、常連さんに失礼と言うものですネ。
 
 

ゲーセンに異変2

2011-06-01 00:10:24 | Weblog
 正しくは「異変2」と言うより、ちょっと詳しく続編あるいはプレミアム、、、マア、どちらでも良いか。
 要するに将棋界の明るいニュースであり「隣の芝はあおい」「隣のバラは赤くて美しい」類の話です。
 火曜日の夕方ネットでTV番組を検索。
  実はサッカーの国際試合の日を1日間違えていて、「どこのチャンネル・何時からかな」と調べていた、、、立ち上がって夕刊を取りに行けば直ぐ分るけれど、自分のパソコンの前から動かないのです。
 番組はクローズアップ現代。
  ナント中国から女流棋戦の予選に参加した子供がいると言う話。
 上海で週1回ではあるが、小学校の授業に将棋を取り入れているところが70校も有るとか。
  将棋を好きになる事で、ある少年は算数苦手からクラスのトップクラスになったとか、、、。
 (マアある程度は分かるけれど、もし本当なら我が家の愚息の教育方針を間違った、、、)
 いずれにせよ「集中力」の他に、「局面の打開」などを考える事で考える習慣が出来ると言う事。
 更に対局前と後の対局者同士の挨拶に加え、負けた方が自分の負けを認める事とか、局後の両者での検討が素晴らしいのだとか、、、外国では局後の検討はしないのかな、、、。
 取った駒を使えるのでチェスなどと違い、手を選ぶ選択肢がチェスのNの10乗くらいに比べNの22乗くらいに桁はずれに大きくなっているので、これも考える幅と深さが違うのだとか。

 いずれにせよ、肯定的な意味で宣伝して貰えるのが羨ましいですネ。
  囲碁にせよ将棋にせよ道楽・ゲームの立場から脱皮?しようとしている。
 私個人としては、「考える習慣」「物事を必然性で考える」などと言う意味で囲碁も将棋もお勧め、、、尤も自分に関してはどれほど役に立っているかは???ではあるが。

 少なくとも子供の教育に役に立つと言う「評判」は定着・広まっていく傾向。
  本来なら囲碁だって同じような効果が期待できると思うのだが。
 そう言えば私の子供時代には「将棋の駒の動き方を知らない子供は少なかった」からヘボでもたいていの人は指せた。
 それに比べ「囲碁は白黒の石の意味が分からん」と言うのが一般的だった。
  基本的に出発点でこれは大きな差でしょうネ。
 囲碁の方は先ず出発点の差を克服、「とっつきにくさ」を克服しなければ、この状況はますます大きな格差に成るでしょう。
 本音を言うと「教育的効果」を余りに宣伝するのは便宜上の方策で、実際は「面白いから」だけで良い、、、しかしこれでは現状は何も変わらないだろうから「方便」も大事だと言うことですネ。