会津の重ちゃん日記

日常の出来事、地方紙の記事、街中散策して見聞したことを発信。

京都冬ひとり旅 27

2011-04-04 18:57:10 | 旅行
2011年4月4日(月) 晴れているが風が冷たい 
 朝食は白菜の味噌汁をつくり手際よくある物ですませた。町内総会で赤十字への義援金も賛同を得たので町内分と私の気持ちを添えて赤十字会津若松西地区副支部長へ届けた。
この義援金が有効に使われ復興に役立つことを願う。
 冬こもりしておいたポンプ小屋の草花は枯れることなく生き生きとしていた。クンシランは昨年早く玄関先に飾って雪に当たり株を痛めたので今年は小屋の中に置きまだ飾ってない。
 花数は少ないが見事な花を咲かせていた。花の季節春は確実にやって来ている。

~クンシラン 傷みに負けず 花咲かす~

「京都冬の一人旅26」 
第4日目 3月2日(水) 智恩院は広い
 
 智恩院は承安5年(1175)に法然上人が開いた浄土宗の総本山。徳川家康が浄土宗徒で、智恩院を永代菩提樹としたことから、徳川家ゆかりの寺院でもあり、華頂山に抱かれた山内には広大な伽藍が並んでいる。
 何度京都に来ても時間がなかったり、事前の下調べをしなかったのでいつも三門前で写真を撮り境内には入らなかった。
 今回は非公開文化財特別公開で智恩院の三門が見学できた。この三門(国宝)は、元和7年元和7年(1621)二大将軍秀忠が建立したもので、高さ約24m、横幅約50m、屋根瓦は約7万枚に及び、木造の門では世界最大規模を誇る。楼上には、宝冠釈迦如来像や十六羅漢像が祀られ柱や天井、壁には天女や飛龍が極彩色で描かれた荘厳な空間が広がっている。また、白木の棺と三門造営の命を受けた五味金右衛門夫妻の自作の木像も安置されていた。
 三門入り口で券を買い求め、荷物を預けて急な階段を昇った。手すりやロープを掴まないと非常に危ない。
 楼上は薄暗い。そこには案内人がいて大きな懐中電灯をあちこちにあて説明し、智恩院の七不思議のひとつとして五味金右衛門は、三門の壮大さを追求するあまり予算を超過し、責任をとって自刃したという逸話を紹介。
楼上から京都市内が一望できたが写真撮影はできない。
 下の写真は旅の手帳 別冊「京の冬の旅」の写真を使わせてもらいました。
 是非一度は三門の公開時に楼上に上ってご覧になってください。
   (続く)