会津の重ちゃん日記

日常の出来事、地方紙の記事、街中散策して見聞したことを発信。

電力

2012-01-27 21:08:12 | 地域情報
2012年1月27日(金) 雪 
 天気予報通り雪が降った。あまり多くないので雪片付けはしなかった。
 午前10時頃 私の家の路地に電気工事用の大型車両が2台入って来た。少しばかりの雪は大きなタイヤで圧雪して平らにしてしまった。雪片付けをしなくてすんだ。
 東北電力は11年に一度の割合で電線を保守点検して新しいものと取り替えている。業者は依頼されたので作業に来たと現場監督が挨拶に来た。
 この路地には5軒ある。作業員5名と交通整理員2名と2台の工事車両で雪降る中一生懸命作業をしてくださった。停電させることなく家庭への引込み線を取り替えるのはみていてさすがプロと感心した。従来は腰に安全ベルトをつけ電柱に上っての作業だったが、今はクレーンで籠に乗り近くまで行き作業をする。身近にみたのは初めてなのでしばらくみていた。
  
 東北電力は東日本大震災で仙台・原町の火力発電所が津波を受け、太平洋側の送電網もあちこと被害を受けた。また、会津の豪雨では只見川水系のダムや発電所が被害を受けた。
 発電量は落ち、電力供給はぎりぎりである。東京電力や北海道電力から電気を買っている。先日、北海道電力からの送電海底ケーブル3本が大型船によって切断される事故があり一時緊急事態が発生した。幸い復旧が早く、停電することはなかった。
 まだまだ寒さは厳しい。冬季の電力需要は増える。毎日テレビでは東北電力より電気の使用予想が報じられている。


現代の私たちの生活は電力なしには語れない。照明・暖房・IH・テレビ・レンジ・パソコン、洗濯機・・・・。電気を使わないものを数えた方が早い。
 この電力供給が止まったら、ギブアップである。
 いわき地方への新設の原発は建設不可能、地震や水害で使用できない発電所は復旧がままならない。また、東北電力の青森県東通原発、宮城県女川原発も稼動せず停止している。そのような状況にあって、既存の水力・火力発電所をフル稼働して電力供給を続けている。
 そして、発電所からの高圧送電→変電所から送電→電柱トランス→家庭への引き込み線(100Vか200V)。
 このように企業努力と末端で安全安心の電力供給のため作業する人達のお陰で停電のない快適な生活を送ることができる。
 引込み線の取り替えをしてくれた作業員の方々に心からお礼を言った。

  停電は なくて幸せ 感謝する