会津の重ちゃん日記

日常の出来事、地方紙の記事、街中散策して見聞したことを発信。

京都冬ひとり旅 32

2011-04-09 20:08:59 | 旅行
2011年4月9日(土)  雨
 朝から雨。どんよりとした灰色の雲に何か不気味なものさえ感じる。原発より95kmも離れている地に住んでいるのに風評に惑わされてしまうのは人間の自己防衛のメカニズムだろうか。慌てて買占めなどはしないが、近所のスーパーへ出かけた。
 一つは県内に拠点を置くスーパーヨークベニマル西若松店がある。ここはいつも利用する所だが、納豆、ヨーグルトはお一人様2個までの表示。そして酒類の棚は日本酒も缶ビールも品薄。缶ビールもお一人様2個(6×2)までの表示。
 東日本大震災で仙台のキリンビール、サッポロビール、本宮のアサヒビールが被害にあったため出荷できない。ビールの需要が多くなる時、東京でもビール不足が起きるのではないかとの風評で買占めがあったのだろうか。

 ところが100mばかり離れた大型商業施設アピタでは、駐車場は100台以上停まっていて大混雑していたが店内には品物が溢れていた。納豆は数に制限はありませんの表示。ヨーグルトも同じ。
 同じような大型スーパーでも流通過程が違うと品揃えも違ってくる。当分はアピタを利用しよう。  
~スーパーも ネットワークで 浮き沈み~

「京都冬の一人旅32」 
   第5日目 3月3日(木) 飛雲閣(国宝) 
 
龍虎殿に集まったのは10名。修行僧の案内で飛雲閣へ。小さな裏木戸から入る。
飛雲閣は金閣、銀閣とともに京都三名閣の一つ。秀吉が建てた聚楽第の一部で、三層からなる楼閣建築ですが、第一層が入母屋と唐破風を配しているように左右非対象になっており、不規則ながら巧みに調和している。
 飛雲閣の脇には黄鶴台があり、寄棟造り・こけら葦の建物で、内部は床の高さが異なっている。一番高い部屋が脱衣所で、階段を降りると控えの間があり、その奥が浴室。10疊ほどの板張りで、隅に唐破風付きの蒸し風呂があり、床板のすき間から蒸気がでるしくみになっていると説明を受けた。
 すごい仕組みでびっくり。蒸気をどのようにしてすき間から出していたのかは説明がなかった。この後鐘楼をみて飛雲閣を出た。  (続く)

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