会津の重ちゃん日記

日常の出来事、地方紙の記事、街中散策して見聞したことを発信。

京都冬ひとり旅 34

2011-04-11 19:46:43 | 旅行
2011年4月11日(月)  くもり 雨 地震M5、M7 
いつまで続くのだろう。大地震の後の余震。朝方よりも夕方5時頃の余震は短時間ではあったが、広範囲にわたった。福島県沖、茨城県沖、千葉県へと南に広がっている。また、内陸部の長野県にも地震が起きている。
 県内では土砂崩れで亡くなられた方もあった。
 我が家のラッシュは怖がって炬燵の中にもぐりこみ震えている。
 地震国日本というが会津は新潟地震以来、あまり被害もなく遠くの出来事のように感じていた。しかし今回は違う。「備えあれば憂い無し」随分前に用意した非常持出袋(リック)を探し出した。中身は乾パン、水の缶詰、救急薬品、ドロップ、手袋、懐中電灯、ラジオなど。もう一度点検して必要な物を用意したい。 
 
  
~大丈夫 思いながらも 準備する~

「京都冬の一人旅29」 
   第5日目 3月3日(木) 西本願寺 白書院  
対面所の西に続く菊の間(国宝)は、襖に濃彩で種々の垣根と秋花や菊を描いて、清楚で華麗な趣が漂っていた。次ぎは雁の間(国宝)襖と貼付には飛翔する雁の群れや水辺に遊ぶ雁を描いて、秋の風趣を表している。また、隣接する菊の間との欄間には雁を透かし彫りにし、隣室の月が眺められるようにしてある。本当に計算尽くされた造りであった。隣室の月とは欄間を丸くくりぬいただけ。それが雁を透かして雁の間から月を眺めているように見えるから不思議。配置、目線などすべて計算されている。ここでも匠のすばらしい技に驚嘆した。続いて白書院(国宝)

 対面所の北裏にある賓客を迎える正式の書院。一の間、二の間、三の間からなっている。一の間は紫明の間ともいわれ最重要の間で、上下段に分かれ、壁面や襖等には中国の古代の帝王尭舜に関する故事が描かれている。また、三の間は華麗な孔雀を描き、孔雀のの間といわれている。畳を取り除くと能が演ぜられるように工夫されている。

 
 次ぎは歴代門主が寺務をとられた私的な室。黒書院(国宝)幾何学紋様 の欄間や、狩野探幽筆の襖・貼付の墨絵等は清楚な趣を漂わせ、一の間の床・連棚の配置、釘隠の意匠にも特殊な考慮がなされている。
 黒書院の前庭には 北能舞台(国宝)があった。
 造営年月日の判明する能舞台では最古のもの。
 西本願寺の飛雲寺と書院は京都の隠れた観光名所です。拝観料は無料。案内人付き。そして国宝の数々をみる事ができる。お奨めの場所です。
  (続く)

 

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2 コメント

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Unknown (くぼちゃん)
2011-04-13 12:07:57
仙台は、相変わらず、余震が毎日のように起こります。後数年続くなどと地震学者のコメントを聞くと・・・でも慣れですか、震度4.5では驚かなくなりました。でも、でも、内心は不安がいっぱいです。
昨夜は、1ヶ月ぶりに我が家の風呂が復活しました。整形外科医に10分程度の入浴にしてくださいといわれています。
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余震 (重ちゃん)
2011-04-13 21:22:09
くぼちゃんへ
停電が復旧してよかったですね。
3.11 M9.0の大地震は太平洋プレートの沈み込み。岩手から千葉あたりまで。
宮城県から福島、茨城と南下している。
また、ひずみは内陸部の活断層へも広がり長野でM6がありましたね。
人間は天災にはひれ伏すしかない。しかし人災原発事故にはどうすれば・・・・?
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