行雲流水

阿島征夫、一生活者として、自由に現代の世相を評す。時には旅の記録や郷土東京の郊外昭島を紹介する。

昭島のフランスパン屋からバゲットが消えた

2023-05-16 17:59:27 | 昭島

週の夕食の半分はパンだ。出来たらそのパンは安くて美味しいバゲットを食べたい。ところがヴィドフランスやアンテンドウには以前からバゲットはなく、バタールならある。唯一リトルマーメイドでバゲットが買えた。ところがそのリトルマーメイドもバゲットとバタールが消えてパリジャンのみの販売となった。その理由は明らかにしてないが、多分円安と輸入小麦粉の値上げで、安いバゲットより単価の高いパリジャンにしぼったのだろう。また単価の高い菓子パンに力を入れているが、私は買ったことがない。スーパーやコンビニに行けばバケットもどきが売っているが、これは柔らかく別物だ。

フランスパン屋にバゲットが無いとは、フランス人が聞いたら驚くだろう。パリでは、「最高のバゲット」を決める大会が行われてる上、フランスのバゲットは、ユネスコの無形文化遺産に認定されている。フランスからの出店のポールとか、メゾンカイザーが立川にあるが、前面にバゲットが並んでいる。同じ小麦粉を使い焼き方も同じなのでバゲットでなくても良いという人もいるかもしれないが、細長く皮の部分が多くもっちりとした中身のバゲットは太いバタールやパリジャンとでは食感がかなり違う。

以下おおよその違いをネットで調べてみた。
「バゲット」の特徴は、長さ約70~80cm、重量300~400g前後でクープ(パンの表面の切れ目のこと)は5~7本あるもの。細長く皮の部分が多いため、皮のパリパリ感や香りが楽しめる。
「パリジャン」
「パリっ子」を意味する、バゲットよりもひと回り大きく、太いパンのことです。長さは60~70cm、重量500g前後と、フランスパンのなかではもっとも大きいことが特徴。
「バタール」
 バゲットとパリジャンの中間という意味で、バゲットと同じ生地で作られおり、短く(30~40cm)、太いことが特徴のパン。クープも3本前後で、キメが細かく柔らかい生地の、もちっとした食感が楽しめる。

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女子プロゴルフ、RKB&三井松島レディスオープン、まさかまさかのプレーオフ

2023-05-14 21:57:42 | スポーツ

岩井ツインズの妹・千怜が、姉・明愛(20)と昨季年間女王・山下美夢有(21)の3人によるプレーオフ(18番パー5)で、2ホール目にバーディーを奪い優勝した。今季初優勝、通算3勝目。史上初の双子プレーオフを制した。

岩井ツインズ2人ともすでに優勝経験があり、2人でプレーオフをするのが夢と語っていたが、その内実現するかもぐらいに聞き流していた。ゴルフでは決勝ラウンドで50人が競う。歴戦の強者もいるし、その確率は低いと誰でも思う。しかしまさかがこんなに早く訪れるとは?しかも相手は昨年の女王山下美夢有で、岩井千怜は4打差を逆転した。これもまさかだ。


キーポイントはプレーオフの舞台18番ホールの距離と砲台グリーンにあった。飛距離に勝る岩井ツインズは第2打をドライバーで2オン狙い、高い砲台グリーンでのることはなかったがほぼグリーン下まで飛ばせ寄せることはそれほど難しくなかった。一方山下はショットメーカー、第3打を100ヤード弱で勝負、1回目のPOではかなり近く3mぐらいまで寄せたが惜しくも外した。2回目の時は寄らず4m、ツインズは1回目こそパットをミスしたが2回目の時は2人とも2m程度に寄せ、姉の岩井明愛は外したが、千怜は下からしっかりと沈め、激戦を制した。

先週もふれたが、山下は調子を上げてきており、次週は期待出来る。
大会名物の『ベストスマイル賞』&『ベストドレッサー賞』。今年は吉田優利が“2冠”を達成した。因みに妹のアマ吉田鈴は21位タイでベストアマ、28位で終わった姉の吉田優利を上回った。この吉田ツインズからも目が離せない。

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スズメの子育て始まる季節に

2023-05-13 21:30:00 | 生活

我が家の庭に来るスズメの様子を見ていると、撒いた餌を食べるだけでなく巣へ運ぶ頻度が多くなってきた。子育てに忙しい様子、もう少し経つと子連れでやって来る微笑ましい親子が見られる。写真は昨年のものだ。

スズメは稲を食う害鳥のように言われ、農家から嫌われているが、先般のニューヨークタイムズによると必ずしもそうではないようだ。以下記事の概要
「1950年代、毛沢東の手で進められたネズミ、蚊、ハエ、スズメの4種類を標的とする駆除運動により、米を食べることで知られていたスズメが大量に殺害されました。害獣が減ったことにより本来であれば米の収穫量が増加するはずでしたが、実際は大凶作を引き起こす悲惨な結果となってしまいました。
基本的に、スズメは農作物に害を与えるイナゴを含む多くの昆虫を捕食する動物です。捕食者であるスズメを排除することは、イナゴの大量発生を招き、米の生産を中心に大凶作を招き、中国国内で1500万~5500万人の死者を出してしまいました。 その後、中国は生態系の崩壊を食い止めるためにソ連から25万羽のスズメを輸入することになります。スズメが生態系に戻ってきた結果、イナゴの個体群は減少し、凶作は収まっていったとされています」

さて人間の子育てだが、岸田内閣は目玉政策として異次元の少子化対策を打ち出し、日本の国力劣化を何とかしたいとしており、政治が当然やらなければならない大きな課題だが、財源問題が壁になっている。
財務大臣の諮問機関、財政制度等審議会は、11日の会合で少子化対策について議論し、委員からは、必要な財源は、税や社会保険料、それに歳出改革の組み合わせで考えるべきだという意見などが出た。ごく当たり前の回答に見えるが、昨年度の家計調査によれば、この20年実収入が1.16倍しか増えてないのに、保険料・税負担は1.4倍になており、現役世代の負担をこれ以上増やすことは無理だろう。コロナでの巨額の支援金各種、コロナ患者を受け入れてない病院にまで払っているなど、全ての歳出を見直すことから手を付けるべきだ。税制の改革も累進課税を元に戻すことから始めるのがすじだろう。

 

 

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今月のワイン スペイン、リオハのシグロ

2023-05-10 15:44:18 | ワイン

ゴールデンウィークにはスペインのワイン各産地の6本を飲んだ。中でも古から目についていた麻袋に包まれていたシグロだが、最近のシグロはこんなにおしゃれな姿になっていた。

スペインを代表する銘醸リオハ、フランスのボルドーに比較されるブレンド技術、シグロもスペインの代表する葡萄テンプラーニョを主体にガルナッチャ(グルナッシュ)、グラシアーノをブレンドしている。6ヶ月以上アメリカンオークでの樽熟成を含む2015年もの、フルーティでそれほど重くなくタンニンもあり、バランスの良いワインだ。値段が3000円弱というので普段のみには高いのが残念、麻袋の記憶ではもう少し安いと思った。

その他のワインではガルナッチャ種の濃厚ワイン「センテナリア」、初めて飲んだ葡萄種ボバルの「セレモニア・プレミアム」、モナストレルの「ロルガ」が印象に残ったうまいワインだった。

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コロナ検証、新型コロナCOVID-19をインフル並みの第5類へ

2023-05-08 21:18:17 | 災害

3年間猛威をふるったコロナ、日本政府、WHOは終局を宣言した。
5月8日、新型コロナウイルスの感染症法上の位置づけを、季節性インフルエンザと同じ「5類」に移行すると発表した。政府が求めてきた待機要請などの感染対策は個人や企業の自主判断に変わった。経済や社会がコロナ前の日常風景に戻ろうとする一方、8日の感染者数は9310人で、なんとなく不安の中での「コロナとの共生」となる。

特例的なコロナ対応は大きく変わり、検査費や外来でかかる医療費は公費による負担が原則終了する。厚生労働省の試算によると、3割負担の場合で外来医療費は4170円になる。入院費は9月末まで最大2万円補助する。ワクチンは2023年度中は無料で受けられ、接種時期は、春夏(5月8日~8月)と秋冬(9月以降)の2回ある、春夏の接種は8日、高齢者ら重症化リスクの高い人や医療従事者を対象に始まった。私にも6月接種の案内が市から来ている。5歳以上の全ての人は、秋冬が次の接種の機会になる。24年度以降の接種は今後、検討するとのこと。政府は5類移行後は、感染者の療養期間について、発症翌日から5日を目安とした。

WHO世界保健機構は、COVID-19の警告を最高レベルから引き下げると発表した。テドロス事務局長は、各国は突然変異のリスクに警戒し続ける必要があると述べている。以下記者会見での内容
WHOのテドロス事務局長は5日金曜日、Covidにより世界中で少なくとも2000万人が死亡したと述べ、先週も3分ごとに1人が死亡していると付け加えた.
WHOは依然として「パンデミック」という言葉を使ってこの病気を説明しており、テドロス氏はCovid-19が突然変異によって再び危険になる可能性があることを強調した.「このウイルスはまだ存在している」と彼は言いました。「各国がこの発表ニュースを理由に警戒を緩めたり、構築したシステムを解体したり、Covid-19は心配する必要がないというメッセージを国民に送ったりすることは最悪です。」
テドロス氏は、Covid-19が再び世界的を危険に陥れたら、必要に応じて緊急委員会を再召集することを躊躇しないと述べた. 

 

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女子プロゴルフツアー メジャー初戦、サバイバルゲームを制したのは吉田優利

2023-05-07 21:11:14 | スポーツ

メジャー、ワールドレディスサロンパスカップはアンダーパーが1人もいない見ていても辛くなる難コース、かつ強い風雨の中、名手が次々と脱落するサバイバルゲームとなった。コースセッティングをした茂木宏美プロ本人も予想していたとおり優勝者スコアはオーバーになった。2打差の単独首位で出た吉田優利(23)が3バーディー、4ボギーの73、最終日1度も首位を譲らずに通算1オーバーで逃げ切り、自身初メジャー制覇となった。

吉田優利は2ラウンドまで3アンダー、3日目からはボギーが先行し、難コースと強風でスコアは崩れ、イーブンからオーバーへ、めげてしまう残り2日間冷静に良く耐えた。自分だけでなく他のプレーヤーも同じ状態だったのだ。
最終日、追いすがる小祝さくらは1打差まで迫ったが、11,12番でボギーをたたき、脱落、これまで54回もメジャー挑戦に失敗したベテラン上田桃子は14番、16番ボギーで脱落、残るは強豪申ジエ、11,14番でバーディをとり、1差に迫った。ところが17番パー5でバーディが取れず、かつ18番ではボギーをたたき、吉田を楽にさせた。吉田は17番で冷静にバーディを沈め上がってみれば申ジエとの差は3打差と拡がっていた。

難コースを象徴するのは予選カットラインが+9で、西郷真央がやっと予選通過した。また昨年の全米女子アマ選手権覇者・馬場咲希は21オーバーの50位でベストアマチュア賞を獲得した。こうした中、吉田優利はこれまで2年間優勝はなかったが昨季は37試合に出場し、2位が5回、トップ10にも19回入り、精神面も含めその安定性が、勝因と言えよう。

特筆すべきはこれまで不調だった賞金女王山下美夢有が最終日ただ1人1アンダーでまわり、7位にくい込み、ようやくエンジンがかかってきたことだ。

 

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昭和記念公園、ブーケガーデンとネモフィラの丘

2023-05-05 17:52:44 | 散歩

今年は季節が早く、いつも見られるチューリップは終わり、皆の原っぱ西側ではブーケガーデンが色々な花を咲かせている。

昼時になると凄い人出、午前中が比較的空いている。

昨年の方が、花のカクテルが多様で、今年はやや単調

ネモフィラはちょうど満開になったところ、可愛い丘を形成している。

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ChatGPTの限界 人物検索はやらない方が良い

2023-05-03 22:17:58 | 技術

ニューヨークタイムズによれば、人工知能(AI)研究の第一人者で、「AIのゴッドファーザー」と呼ばれるジェフリー・ヒントン氏が1日、自身のツイッターでIT大手グーグルを退職したと明かした。「AIの危険性について話すために退職した」と説明している。
ヒントン氏は1日、ニューヨーク・タイムズのインタビューで、対話型AI「チャットGPT」に代表される生成AIの普及により、偽の画像や文章があふれ、真実がわからなくなる可能性があると指摘した。雇用への影響や兵器開発への利用にも懸念を示し、「悪用を防ぐ方法が見つからない」と述べた。グーグルやマイクロソフトなどのIT大手は、止められない開発競争に陥っているとの見方を示した。

これまで完ぺきに答えたChatGPTをブログで紹介したけど、ヒントン氏の見解を読み、先ず私自身のことを聞いてみたが、驚くべき回答がかえってきた。
私が全く別人になっている。映画界には全く縁がないし、直木賞小説家でもない。ちょっと背筋が寒くなってきた。

ChatGPTへの問い:阿島征夫の経歴は
回答
阿島征夫は、日本の脚本家、映画監督、そして小説家です。彼は1961年に生まれ、東京都出身です。
彼は、東京芸術大学で映画を専攻し、卒業後に映画制作会社に入社しました。その後、テレビドラマや映画の脚本を手がけ、1994年には自身が監督した映画『東京フラッシュ』が公開されました。
その後、阿島は小説家としても活躍し、1997年に『カンヌ』で直木賞を受賞しました。また、彼はテレビドラマ『半沢直樹』の脚本も手がけ、大ヒットとなりました。
現在、阿島は多くの映画やドラマで脚本を手がけており、日本のエンターテイメント業界において重要な存在となっています。

以上、一方グーグルでの人物検索ではデーターを並べるだけだが、私の経歴は出て来る。一切創作はしない。

 

 

 

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女子プロゴルフツアー パナソニックオープン、ベテラン頑張る

2023-05-01 22:36:42 | スポーツ

 単独首位で出た穴井詩(らら)が今季2勝目、通算5勝目を挙げた。後半は永峰咲希(27)と首位が入れ替わりながらのマッチプレー、最終18番パー5でバーディーを奪い、永峰咲希を1打差で振り切った。

36歳ながらトップクラスの飛距離が持ち味の穴井が強風の中、低いドローボールのコントロールショットかつこの日はショットメーカー並みの寄せを見せ、ベテランの存在感を示した。特に印象に残ったのは17番でボギーをたたき、永峰と同スコアとなった後、18番で取り戻さなければとドライバーを強振、ドローがかかりすぎラフに入った。第2打でのせられる距離をあえてアイアンでラフから出し、第3打残り82ヤード、ウェッジをフルスイング、ピン上2メートル半に落ち、バックスピンで30センチに寄リ、優勝をたぐり寄せた。今週のワールドレディスサロンパスカメジャーメジャー初制覇も期待できる。

今季は9試合中4試合で30代が優勝と、ベテランの活躍が続いている。穴井はメルセデスランキング、賞金ランキングで、ともにトップに立った。

特筆すべきはギリギリ予選通過から今季初のトップ10入り8位タイに堀琴音27歳と新垣比菜25歳が入り、中堅も頑張った。最終日、この日のベストスコア67、トータル4アンダーの大躍進、最大瞬間風速は14.4m/秒かつ早朝からの強い雨、難コンディションの中で60台をマークした選手は他におらず、2人の猛チャージがいかに飛び抜けていたかがよく分かる。今週のメジャー、この二人も目が離せない。

また1打差で優勝を逃した永峰咲希が衝撃のダンクイーグルでギャラリーを沸かせた。8番パー5の第3打100ヤードをピッチングでカップの縁をえぐりながら直接ねじ込むミラクルショット。こんなこともあるゴルフはやはり面白い。

今日のニュースで米女子プロゴルフツアー JMイーグルLA選手権 、 16位からスタートした古江彩佳が7バーディー、1ボギーの65で回り、通算8アンダー首位タイに追いつき、先に上がって待つこと1時間40分、ところが9アンダーで後続3人が上がり、プレーオフとなった。惜しくも古江彩佳は1打差で4位となった。大健闘だ。

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