中国の古代書『山海経』についての解説書的な・・・
山海経の原型は秦漢時代に、人の生活域以外、
人知の及ばない物や事が妖怪や悪鬼・魑魅魍魎によるものとして著した書とのことです。
例えば
『・・・鳥あり。その状は雞のごとくにして白き首・鼠の足、虎の爪なり。その名を鬼雀という。また人を食う。』
また
『・・・獣あり。その状は狼のごとく、赤き首・鼠の目、その音は豚のごとし。名付けて獦狙という。これ人を食う。』
といった具合で「どんな怪物やねん!?」って感じで面白い・・・
で、そりゃぁ昔のことだから、誰かが何かに襲われたとしても犯人が分からず、
想像にまかせて架空の怪物を作り上げたとしても不思議じゃないよね・・・と思いますが・・・
では、当時の状況ってどんなだったのだろうと気になって調べてみました。
人口密度推移・・・下図参照
最近の日本の人口密度は約350人/㎢ですが、当時の中国は4、5人/k㎡というわけで、とても少ない。
いまの日本の1/70・・・
ある程度の集団毎に生活していたとおもうけれど、
集団間の交易など、普段の生活圏から離れたとき
虎や狼・熊・蛇・狼・・・などなど獰猛な獣たちのテリトリーに踏み込んで・・・
そりゃぁ、こわいですね
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