温室効果
2011-02-16 | 自然
中学生の頃、流星の観測をするという大義名分の下、夜な夜な同級生が集まって楽しい夏休みを過ごしたことがあります。とくに星に興味があったわけではなく、深夜に仲間が集まってワイワイやることが楽しかっただけなのですが、一応は晴れた日には物干し台の上に仰向けに寝転んで夜中の2時、3時頃まで半分眠りながら夜空を眺めていたものです。 夏休み、真夏とはいえ、晴れた夜は放射冷却で随分寒く感じます。 ですから防寒着あるいは毛布を羽織っていました・・・ところで二酸化炭素は、そういう放射冷却を阻害しているのでしょうね、その量が増えることで熱を逃がしにくくなっているのでしょうが、なんとなく実感は湧きません。むしろ薄く曇った日などには蒸し暑くて眠れないなんてこともあるので、雲の温暖化効果というのは肌で感じるところではないでしょうか。 と思っていたら 『雲の楽しみ方』 の中に 『飛行機雲は温暖化に影響している』 と載っていました。普通の雲は太陽光を遮るので冷却効果の方が大きいのだそうです。しかし飛行機が巡航する大気圏の上層部に出来る雲は氷晶で出来ており太陽光の大部分を通し熱を閉じ込める効果を持っているとのことです。 どうやら、地球温暖化、二酸化炭素ばかりが悪役じゃなさそうです。
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