空
2011-02-16 | 自然
小学生の頃、学校で習うことの多さに、大きくなるって大変だなぁと思ったものです。授業内容は直ぐに忘れてしまうしテストは散々であったし、大人になって生きていけるのかとても不安でした。50半ばになった今でも、本を読んでいると知らないことばかりだと思うのですが・・・ ただ、子供の頃と違うのは知らないことが山ほどあっても、なんとか生きていけるもんだということを少しばかり分かってきたことです。 というわけで、これまた知らなくても大丈夫なことですが・・・空から降ってくる水の種類。 雨でも過冷却状態の雨粒というのがあって地面や地上の様々なものに触れることで凍るものがあるそうです。そもそも雲は水蒸気が冷えて細かな水滴や氷になったものだそうで、水滴の場合、上空にあって核になるようなものが無ければ摂氏-40度くらいにならなければ凍らないとのこと。ですから霰や雹のような個体の水が弾丸のように落ちてくるのは、最初ほんの小さな氷の塊りが雲の中を落下する間に、過冷却の水滴が付着するからだそうです。なるほどぉ~。いままで不思議でしょうがなかったのですが納得。 知ってなくてもいいけれど知って何だか楽しくなるのは良いもんですね。
本日、塩屋の海岸へ行ったところ、空へ舞い上がろうとする人発見! 撮らせていただきました。
でも、風の向きと強さがイマイチとのことで、見ている間には叶いませんでした。
それにしても、霜の降りた寒~い早朝から、なんと元気なことでしょうか。
でも、雲ひとつない快晴の空から見下ろせば、それはもう最高なんでしょうね。
勉強は、小さいときより今のほうが楽しいですね。
自分の好きなことを学べるからです。強要されるのはつらいですね。
でも、昇進試験や、昇段試験では試験勉強という種類の勉強が必要なのでつらいです。
ところで、高校のとき、数学は数学者がすごい人なのだと言うことを知るための教科だと思っていました。関数や方程式は社会では使わないと思ったのです。
そういえば、高校の頃に計算尺なんてのがありました。電卓が普及したとたん過去の遺物になりましたが、映画「アポロ13」でNASAの技術者が使っているのをみて、随分懐かしかったものです。
なぜかうちにもひとつありました。
骨董品でしょうか。そろばんもありました。
昔の人のほうが、知恵があるように思います。
そして、昔の人のほうが自己責任が強いと思います。
雲を見て、自分で天気予報をしていたと思います。
今は、天気予報が外れたとか言って、判断を他人任せにしながら、外れたら何言ってんだと叱る人がいるようです。
知恵は必要がなけりゃ使わなくなるってもんで、違うところに使ってるんですよ・・・きっと。
いかに体裁を整えるかってことに・・・