ここ1ヶ月連日、暑さにかこつけて室内でネットサーフィンにかまけて散歩をおざなりにしていた。
(因みにfitbitに設定してある一日の歩数の目標は1万歩です。)
そんな私を見かねて家内が「もう一度お風呂に入りに行くだけでも良いからジムに行った方が良いのでは!」との事。
運動不足を気にしてくれている。
でも、時間が無駄。
お金が無駄。
など、色々気になり退会してしまったのである。
しかし、このところのテロなど心配事が沢山ある。
なので、海外旅行の予定を組んでいないからジムに行く気ならいけるのである。
そんな家内の提案に奮起して:
昨日、今日と一万歩を越えて散歩して来た。
下の画像は最近良く見かけるようになった『さるすべり』です。
最近と言うとここ数年の感じがしますが、自分的には街路樹などで見かけるようになって5~6年経つでしょうか。
夏の暑い時期に庭木として、また街路樹としてピンクや白い花をつけている
さるすべりを良く見かけるようになった。
さるすべりを調べたら漢字では百日紅と書く事をしった。
てっきり幹の樹皮がはがれた如くツルツルなので、猿も滑って登れない木。
即ち、
さるすべりと命名されていたのだとおもっていた。20160725194127
幼い頃のサルスベリとの出会いと言うか、只の回想です。
サルスベリ(百日紅・猿滑)で思い出す回想です。
私の記憶の中ではサルスベリは豪邸での庭木と思っていた。
最初にサルスベリと出会ったのが子供の頃である。
都内と言っても今の様に素敵な家ばかりでは無く、貧しい家もお大尽の家も所々に入り混じっている。
貧しい家と言っても戦後、懸命に生活している姿そのものである。
そんな中に在って、地域的な棲み分けがなされて居なかったのか、生まれ育ったところでも10軒に一軒程度豪邸があった。
貧しい庶民の家といえども、敷地は50坪をゆうに超える敷地が普通であった。
庭には木々が生い茂り、貧しいながらま庭に花も咲いていた。
そんな庶民の生活とかけ離れたお大尽が混じっているのである。
子供であるから、トヨタ、ダットサンなど国産車が有るのか記憶は定かではない。
でも、(医師など)小金持ちはヒルマンやオースチンの自家用車を所有していた。
タクシーはVWのビートルに感じが似たルノーが定番であった。
そんな中にあってお大尽はアメ車のシボレーからキャデラック至るまでの豪華車に乗る大金持ちもいたのである。
そんなお大尽の家には女中さんがいて、家事を取り仕切ていた。
女中さん(途中から差別用語だとして、お手伝いさんに呼称がかわった。)が複数いたし、庶民のお宅でも高卒の女性は家事手伝いと言う事で仕事に就かず、自宅で花嫁修業をしていた。
料理は自宅で母から、お花、お茶、お琴などは免許を持った師匠から教えをこうたのである。
恋愛より、見合いの為の肩書きを増やすためのものだ。
今では考えられない長閑な時代だったのかもしれいな。
サルスベリから逸れてしまったが、そんな大金持ちのお大尽の庭には庭師が入り定期的に草木を整えていらのである。
そのお大尽の家に巨木のサルスベリがあった。
樹形も銀杏や欅などのように真っ直ぐではなく、松の盆栽が大きな庭木になった如くなのである。
花に興味が無かった餓鬼の自分であるが、そのサルスベリの樹形とツルツルの樹皮には感動すら覚えた。
今の子供たちと違い、自宅にも近所にも木は沢山ある。
木は登る物と思っていたし、蝉取りから始まり虫取りまでなんでも行った戦後世代である。
サルスベリのツルツルの樹皮では確かに猿でも滑ると思ったのが偽らざる気持ちである。
そんな記憶も遠くなり、最近になって街路樹で見かけるようになり、過去の記憶が呼び戻されたのである。
サルスベリ = 豪華なお宅の庭木、との図式である。
街路樹で見かけると、結構各お宅でもサルスベリの花を見かけるようになった。
この時期、木の花としては最高に良いかも。
過去の記憶を脳裏の深いそこに仕舞い込まれて居た記憶を瞬時にフィードバックしてくれた。
自分にとっては、懐かしい素敵な木であり、花であるサルスベリ。
スマホ画像です。
7月27日記載の近況です。
〇 里から高原に向かうカッコウがご近所に住みついてしまったのか、連日鳴き声を聞く。
カッコウの声を聴くと原村が思い出される。
〇 日・月曜日と歩数を飛躍的伸ばした。
月曜日はご近所の散歩だけで17000歩を越えた、散歩だけで稼いだ歩数にしては新記録です。
〇 車の定期整備が近づいてきたので、このところ遠足に出かけてしまった車のキーをお願いしようと思った。
その内、出てくることは間違い無いのだが、どうせならと思い問い合わせして驚いた。
電気信号で施錠・開錠が出来るとしても、キー1本で三万円を越えてしまうとの事。
外車では有るまいに、高がトヨタ車なのに。
他の方のトヨタ車利用の方に対する意見ではありません。念の為。
キーの注文を諦めて、遠足から帰る事を待つことにした。
〇 相模原で残虐な殺人事件が発生した。
殺された方の人数にも驚かされるが、犯人の弱者に対する確信的な犯意に対しても驚愕を覚える。
犯人のその犯意の成立過程の解明が次の事件を防ぐのかもしれない。
亡く成られた方に哀悼の意を表します。
〇 東京都知事の選挙が迫ってきた。
このところの都知事にはガッカリする。
美濃部さん、石原さん、猪瀬さん、舛添さんと、一度は応援したのに皆さん裏切られてきた。
今度は裏切らない人が選ばれると良いのだが。