今回は狩野山楽筆による牡丹図です。(出品目録 № 53)
開創1150年記念にあたる別名・旧嵯峨御殿と呼ばれている大覚寺展です。
『 ― 百花繚乱 御所ゆかりの絵画 ― 』
1 宸殿の 障壁画 とのタイトルが付いています。
2 狩野派の一人である狩野山楽の筆による障壁画です。
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4 宸殿 牡丹の間の牡丹図です。次に解説を記載します。
寝殿の最も重要な部屋を飾る襖絵。今を盛りと咲く牡丹を装飾的に描いた狩野山楽(1559~1635)の代表作。しかし、一部に引手金具の位置を動かしたり絵を補っている部分がみえ、本来どこを飾る襖絵として描かれたのかはあきらかでない。
5 作品番号 № 53 牡丹図 狩野山楽筆 18面です。
こちらも写真撮影可の第四章 D・E・F のF部屋にてんじされていました。
6 東博に来る途中で寛永寺の牡丹園のポスターを見たので、この後寛永寺に戻るか日暮里に向かうか躊躇した原因でした。過去に牡丹園には行っていますので先に行くことにしました。写真に残せると記憶にも残ります。
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次の写真からは過去に大覚寺に訪れて参拝した時に撮影したものです。
13 距離はあるものの牡丹の障壁画との間に空気以外の遮るものが無い空間に改めて感動を覚えます。
14 大覚寺の宸殿の畳の曳き方も一般的な日本間と異なっています。
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