智積院の朝のお勤めが宿坊に泊まった事の特権ですが、次の三部作の中でのおまけと言える特権中の特権で見学鑑賞できました。(実は夜間特別拝観で国宝鑑賞と共に大書院と庭園は訪問済みです。)
- 朝のお勤めは、言ってみれば三部構成です。
- 第一部は金堂での僧侶等の読経、説法、私たちの焼香です。
- 第二部は明王殿に移動して読経と大護摩供と焼香です。
- 第三部は大書院と名勝庭園の見学鑑賞です。
それでは素敵な朝の大書院と庭園を鑑賞下さい。
大書院には真言宗智山派総本山智積院が世界の誇る長谷川等伯一門の国宝の障壁画のレプリカが展示されています。国宝は講堂、大書院、庭園に入る直前の収蔵庫に収められています。
智積院のHPから借用したスクリーンショットを三枚ほど先にアップします。
A 国宝 『桜図』 長谷川久蔵 文禄元年(1592)年頃
B 国宝 《楓図》 長谷川等伯 文禄元年(1592)年頃
C 長谷川等伯が描いた国宝を目にすることができます。
次からは朝のお勤め後の、大書院と庭園を鑑賞した時のです。障壁画は国宝のレプリカですが色鮮やかで絢爛豪華と言う桃山時代を実感できる姿です。
また、一部のお堂や建物を360°VR画像でご覧いただくことができます。
https://timeage.net/VR360/chisyakuin/
1 庭園の池は中国の川を模して敢えて濁っているようにつくられています。池の底には粘度質の土を敷き詰めて鯉が泳ぐと舞い上がり透明度が無いように作庭されているそうです。
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9 国宝のレプリカを最初に見た時は、その絢爛豪華さに息を飲むほどでした。等伯の息子の久蔵の桜図です。
10 等伯の楓図です。
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15 徳川家と繋がりの強い智積院を象徴する長押の釘隠しには葵の御門が付いています。
16 等伯の描いた松に黄蜀葵図(とろろあおいず)です。
17 同じく等伯の松に秋草図です。
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23 国宝が納められている収蔵庫です。入ってすぐ右手の柱の所に館内の国宝の説明文が流れるツイッチがあります。気が付かない方が多いですが是非おして見て下さい。
24 智積院会館に戻り朝食を頂きます。その後は東本願寺の白書院などの特別拝観の時間が迫っています。
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