過去に書きあげていましたが、お蔵入りだったスレッドをアップします。
COP26は国連の気候変動枠組条約締約国の第26回目の締約国会議(COP26)です。10月31日から11月12日まで、英スコットランド・グラスゴーで開催されますが、纏まらずに会期が延長されるようです。
ここからが本題です。
嬉しい事に、国際NGO団体からCOP26の開催に合わせて日本が化石賞を受賞しました。何であれ賞を頂けると言う事は殊の外、嬉しいものです。(このように書くと皮肉を込めてスレッドを書いていると思われますが、皮肉ではありません。本心からそのように思います。)
COP26の主催者が取り決めた賞でも何でもありません。自分たちの存在意義を示し、団体存立の資金の確保の為にNGO団体が決めた賞なのです。その団体・CAN (Climate Action Network)は思惑が無く純粋に目的を達する組織なのでしょうか?
WWF JAPAN のHPから今回の化石賞受賞の記事を引用させて頂きます。
2021/11/04
イギリスで開催されている国連の気候変動会議COP26 。
首脳級会合が2日目を迎えた11月2日、日本が「化石賞」を受賞しました。
化石賞は、気候変動に取り組む世界130か国の1500を超えるNGOのネットーワーク「CANインターナショナル」が、その日の国際交渉の中で、温暖化対策に消極的だった国に与える不名誉な賞です。
(アンダーラインを引いた、この文章を読むと、無意識化に誤解を招く形式・文章になって居るので補足させていただきます。)次の文章がWWFの意図した改悪か否かはわかりませんが、自分なりに次に補足して少し自説も追加してアップします。
COP26の首脳級会談が開催されたと同じ2日目の11月2日に、直接的には権限を持たない外部NGO団体が日本に対して「化石賞」を贈呈する事にしました。現実問題として真に日本は化石賞を受賞するに値するのでしょうか。一部のマスメディアなどに踊らされて記事を流しているのではないのでしょうか。甚だ疑問です。何の下心も持たない純粋に後世の地球上に生存する動植物の環境を保持していくという意思ならCANの取り組みにも賛成です。NGO団体ですからある意味仕方ないかもしれませんが、金銭を得る為、且つ名を馳せための行為と思えてなりません。日本は真にこの賞に値する国なのでしょうか?
何事に於いても世界をリードするアメリカ合衆国に異を唱えて存在感をアピールする時代がありました。IWCでピースボートに愚弄されたのと同じ匂いを感じてなりません。
ここで再度、地球温暖化のおさらいです。余りにも大雑把であることはご容赦のほぼ。
地球温暖化:地球と言う天体が宇宙に存在する時の、熱エネルギーの収支決済です。
地球が得るプラスの熱エネルギーは地球外から入って来る太陽光としての熱エネルギ―のみです。(真空地帯を通過しますので三つの熱伝導の内、輻射(放射)だけです。伝導、対流の二つは伝わりません。)
正確に言うと、原子力エネルギーを人類が手に入れてます。核エネルギーの利用できなかった過去を除けば。地球自体保持している熱即ちマントルなどの熱以外は、過去と現在に太陽光として注がれた熱エネルギーしかありません。地球上の熱エネルギ―の収支は地球に注がれる太陽光線のみではありません。原子炉は小さな小さな太陽を原子炉内に得てしまったのです。(原子力発電のエネルギーを考慮すると複雑になりますので、今回は省略します。)
〇 では、地球から出て行くマイナスの熱エネルギーは、輻射熱として宇宙空間に放出されるものだけです。マイナスは。
〇 では、地球上へ注がれる熱は太陽光の熱エネルギーのみですが、プラスは。
石炭や石油やガス『化石エネルギー即ち温室効果ガス(GHG)』などは過去に地球上に注がれた太陽光エネルギーの貯金です。貯金のエネルギー(GHG)を利用しなければ、現在の人類の生活は保てませんが、利用すると放出する-エネルギーと太陽光で頂くプラスの収支は合わなくなります。 即ち温暖化です。でも、ですよ。地球は寒冷期と温暖期を交互に繰り返してきています。地球から輻射熱が宇宙空間に放出されるのを妨げる地球に布団を着たが如くの二酸化炭素(CO2)の排出はまかりならぬ。との学説です。地球上のCO2が増えれば、一定に保つ作用が働き海水に吸収され直物に吸収されます。自然とは格も不思議な作用を拡大してくれます。(自然が吸収できない分は大気圏に溜まるから、いけないとの学説です。)
目出度く、日本は権威も無いNGOに化石賞を頂きました。
(雑談ですが、地球上を全てソーラーパネルを引き詰めれば、太陽光のエネルギーは電気エネルギーに変換できます。でも、地表面は温まることなく寒冷化します。風力発電が普及し、地球の成層圏内の対流圏の空気の流れを止めてしまえば、高温地域から寒冷地域への空気の流れがとまります。平準化する事なく極端に暑い地帯と寒い地帯に地球は二分します。最悪の気候障害になります。微々たるものですから大きな変化はありませんが、地球の自転や公転までも影響を受けるかもしれません。それに反し太陽熱が水蒸気を蒸発させて上空に雲を作り雨を降らせる。水を集めて発電する。この位置エネルギーの利用を、自然破壊には繋がりますが、一番賢い選択なのかも。)
カーボン・ニューウトラルとは、この損益計算書に、入ると出るの収支決算が プラス or マイナス が0なら、地球上の気候(気温)は現在の状況を維持するとの理論です。即ち、温暖化も寒冷化もしない今の状況を維持できるとの学説です。が、単純化して述べていますが、そんな単純な物ではありません。でも、現状維持できれば将来に亘って地球の温暖化も冷却化もありえませんとの学説です。しかし、長い地球の歴史の中で今は大変、動植物にとって生息しやすい環境下である事は事実です。
CO2問題は先進国と?(南北問題)
真に日本は化石賞を頂くに値するか否か?
世界に誇れる日本をつくづく感じます。
世界のどこで人々は最も多くのCO2を排出しますか? (1人あたりの年間キログラム)(日本が顔を出すのは本の一瞬です、化石賞を頂く資格があるのでしょうか?)
開発途上国や後進国にエネルギ―利用に関して、化石燃料たる石炭が一番安価であり、発電コストも低い。その為に日本の火力発電所の低公害の技術を広める事は世界にとっても有益です。
世界に石炭火力発電普及するなら脱硫装置や二酸化炭素の発生の少ない設備に日本は貢献する事ができます。
後日、加筆訂正あり。
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