土佐レッドアイ

アカメ釣りのパイオニアクラブ

標識放流860号(2024年度163・今年度再捕35例目号)

2024-11-19 16:04:03 | アカメの国農園

 2024年11月17日、嬉しいメールを頂きました。

 大阪の中村幸平さんという釣人からでした。

「遠征で年に数回だけしか釣りに来れない自分が、1年前にタグアンドリリースした同個体が釣れるとはびっくりでした。
成長はしてませんでしたが、同じ場所、同じルアーで釣れたので、この秋の時期になるとその周辺を餌場として生活しているのだと感じました。」中村さんからのコメントです。

 コメントにもあるように、昨年、標識放流した個体が同じ場所で、同じルアーで釣られたそうでびっくりです。

   

 画像提供:中村幸平さん

 

年月日:2024/9/22

釣人:中村幸平さん

場所:浦戸湾流入河川
全長:80センチ

 中村さん、貴重なデータを届けていただきありがとうございます。

 今後ともご協力をお願いします。


強烈なファイトでした

2024-11-19 13:47:29 | 土佐レッドアイ

 2024年11月18日、夜、とある河川で。

 数年ぶりのポイントです。落ちアユパターンを狙ってみました。

 川はかなりの急流です。

 しばらくやっていると、ルアーをピックアップする寸前にコンと当たりがありました。

 おるおると、期待しながら瀬脇の浅瀬にキャストして巻き始めてすぐきました。

 ゴンと当たると同時にドバドバどばっと飛沫を上げて流心へ走りました。強烈な引きでした。

 ドラグをかき鳴らします。

 ファイトの途中で、これはアカメかもしれないと思ったりしました。いつものヒラスズキとはファイトが違います。

 長いやり取りの末、なんとか寄せて姿を見せたそれは大きなマルスズキでした。

 

 でっぷり肥ったマルスズキで83センチでした。

 リリースしようと思ったのですが、ぐったりしています。見ると、フロントフックが鰓の下側に深く刺さり大出血したようです。

 しばらく蘇生を試みましたがダメでした。

 

料理をしていると、胃袋が巨大に膨れ上がっています。

 

 出てきたのは大きなアユたち。消化されて骨だけになったものがたくさん。

 冬場の産卵をひかえて荒食いしています。

 フィードシャロー128のアユカラーのフックは3つともひどいことになっていました。

 引き伸ばされ、一本は折れていました。

 


旨い!ヒラスズキ

2024-11-17 09:58:52 | 土佐レッドアイ

 川が増水するほど雨は降りませんでした。

 今、増水すると産卵で河口近くへ降りてきたアユや産卵中の少し弱ったアユはどっさりと海に落ちてしまいます。

 ドッと落ちると一時大食いになりますが、長続きしません。

 11月17日、今朝は4発当たってフックアップしたのは一回だけ、65センチのヒラスズキでした。

 

   

 さっそくおろして冊にしました。まだ硬直していない身を刺し身です。

     

 カマの部位はぶつ切りにして、鍋の具にします。頭も骨も鍋です。これが美味しい。

 最近は、キムチ鍋でよく食べるのですが、これが美味しい!!、何回食べても食べ飽きません。

 

  

 内蔵もよく食べます。胃をひっくり返した画像です。この胃には獲物は何も入っていませんでした。たらふく食っていると胃壁は伸び切って薄くなっています。

ひっくり返して、包丁でしごき胃液などをよく取り除きます。それを一口サイズにぶつ切りにします。

  

 こちらは、左から肝臓、心臓、胃のぶつ切りです。私はだいたいこの3つの部位を利用します。

 小さな鍋に少しだけ(具が浸かる)水を入れ、砂糖、醤油を適量いれて煮立ててから具を投入し、少し煮たら出来上がりです。旨いですよ。

 冊にした時、すきとった皮は湯引きをして二杯酢であえてネギを多めに散らしていただくのですが、酢はユズ(塩入り)を使っています。ガツンとくる美味しさです。

 このユズ酢は、家のまわりの実生の柚の実を絞って作ったものです。無農薬、無肥料、ようするに無世話、放ったらかしの自然そのものの柚酢です。

 旨いので、簡単レシピを紹介します。

 ヒラ・マルスズキの皮の湯引き

 皮を、多めの沸騰した熱湯の中に30秒ほど入れて茹でます。まな板に貼り付けた皮に熱湯をかけるという方法もありますが、鍋を使うほうが

簡単です。

 構えておいた氷水に放り込んで熱を取ります。

 冷ました皮は吸水シートなどで水気を取ります。

 皮を伸ばして斜めに5〜6ミリに切り分けます。

 器に入れて、二杯酢で味を整えて葱のみじん切りを入れて完成です。二杯酢は一気にいれてしまうと味が濃ゆくなりすぎることがあるので少しづつ。

 今朝はカミさんが、きゅうりもみを作ってくれたので、湯引きを加えてもらい食べました。

 旨い!

 


 不運なヒラスズキ

2024-11-16 11:01:20 | 土佐レッドアイ

 楽しい季節が到来です。

 毎年、この時期を楽しみにしています。が、高貴高齢者近くになり年貢の納め時ぜよと言われる日が近づきました。さて、後何回、この時期の釣りを楽しめるがじゃろう?

 さみしいことを考えるようになりました。

    久しぶりに八十センチを超えるヒラスズキを釣りました。このヒラのサイズだと私のリリースサイズなのですが、今回はこのヒラスズキは不運でした。

 しばらく釣りに行けず、とてもヒラが食べたかったときでした。釣り始めると次々と当たるのですが、8発当たって2回はフックアップせず。6回連続バラシという悲惨な目にあっていたのです。

 ガツんと乗ったヒラをランディングして、横たわったのを見ると一目で70センチオーバーだとわかりました。

 しかし。

 これをリリースすると後がないかもしれないという思いが過ぎりました。よし、これはキープしておこう。

 ところがこの後すぐに60センチクラスがヒット。

   

 家でメジャーを当てると81センチでした。

   今年は天然鮎の遡上がとても少なかったそうですが、この時期の一番のごちそうはやはり落ち鮎。

 大きい方の胃の中には、アユが6匹入っていました。そのサイズも大型は20センチを超えていました。

 ルアーも大型サイズが使えそうです。

 一方、小型のヒラの胃は空っぽでした。

  

 今回、活躍してくれたルアーはタックルハウスのTKLM"12/18"イワシとコノシロ  

 フィードシャロー128プラス サヨリとレインボー

 でした。


標識放流859号(2024年度162号)

2024-11-15 14:58:47 | アカメ調査室

  2024年11月11日、前田尚俊さんがこの日2尾目のアカメを釣って標識放流しました。

前田尚俊さんおめでとうございます。お疲れ様でした。 

 すごい釣果です。

 前田尚俊さんのコメントです。

 「お疲れ様です。
アカメの釣果情報を添付いたします。
一匹目が釣れた後、独特の雰囲気が変わりませんでしたので、最後の一匹の餌を投入しました。
約10分後ラインが走りました。ファイト中にトラブル発生、その影響で竿が折れてしまいましたが何とかランディングまで持っていけました。」

    

                 

                   釣人:前田尚俊さん 画像提供:前田尚俊さん


日時:2024.11.11   19:57
場所:浦戸湾流入河川
全長:92 cm
体長:上顎〜75cm、下顎〜76cm
体重:12.1kg
体高:25.4cm
胴回:64.5cm