きのねの本音

染色や木彫り そして気の合う仲間たち
大好きなものに囲まれ シニアライフを楽しんでいます
時には 愚痴や本音もポロリ

香川で過ごした9日間

2020-03-29 11:13:00 | 日記
香川に来て9日間
孫と、三食一緒に食事をし、
一緒にお風呂に入り、
いつものように川の字で寝ていた。

朝と午後に
若い稲穂が出ている田んぼの畦道を、
散歩をしたり、
スケボーやキックスケーターで遊んだり、




ネットを見ながら
動物の折り紙にチャレンジしたり、

長い長い童話の続きを書いたり、📖

畦道で見つけたタンポポの綿毛の 
歌を作詞したり、

ゲームを教えてもらったり、

体力の衰え始めたおばあちゃんのために、
一緒に腹筋をしてくれたり、

アッという間の9日間だった。

もう5年ぐらい前から、年に何度か孫の世話に行くようになったが、
みんな大きくなり、
手が掛からなくなった。

その分、私が歳を取り、
体力も落ち、孫の手を借りることも、
少しづつ多くなった。

特に山の上の神社や公園の、
急な坂道や階段は、
「おばあちゃん」と、言って差し出してくれる孫の手が、
頼もしくなっていた。

いつの間にか、
いつの間にか、
世話をするつもりが、
されている…。


今、9時40分の高速バスに乗り、
我が家に帰っているが、

9日間の間に、我市のコロナ感染者は、
増えつづけていた。

終息するどころか、
日本中が世界中が、益々コロナウイルスの渦に巻き込まれていた。

こんな時に、
危ないところに戻るより、
もう少し、香川でいた方が安心した生活が出来るのだが、

4月からの展示会の準備があり、
どうしても戻らなくてはならなかった。

香川で唯一の感染者が、
この高速バスに乗って、
大阪や京都を観光して、
また、高速バスで帰って来た…と聞くと、

同じ路線のこの高速バスに乗るのは、

非常に怖かった。

こんな状況だから、
バスの乗客も、少ないだろうと思っていたのに、
意外に乗客が多かった。

バスに乗り込むなり、
除菌シートで、窓ガラスや、手すりを拭いたが、(せめてもの防御…)

それでも、4時間半のこの密室で、
無事にいられる保証はない。

ただ神頼みしか
方法を知らないから…

マスクをし、息を凝らし、
不安に耐えながら、
ジッと、
シートに座っているしか無いのだ。

窓の外は

昨日の天気とは一変して、
爽やかな晴れ…なのに…






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