勝善寺の裏手 立町公会堂の敷地内に
「呑龍上人」本像が
町の氏神として安置されている。
説明文には
「子育て呑龍さんご本尊は呑龍上人。
江戸初期の浄土宗の高僧。
徳川家康の信仰厚く、幕府の祖、
新田義貞公を祀る大光院
(群馬県太田市)を開基。
上州一帯に大不況が続き、
多くの捨て子を養育したことから、
子育て呑龍様と慕われた。
上人没後、大光院隣に上人を
祀る開山堂が創建された。
現在は本山よりも
「太田の呑龍さん」として
全国からの参拝客で賑わっている。
立町の呑龍社は、
昭和3年上人の徳を慕う発起人により、
本社から御分霊された
由緒あるものである。」
氏神とは、本来その土地に
住んでいる一族を守護する神のこと。
上人は 1556(弘治2)年に
武蔵国埼玉郡(埼玉県春日部市)に生まれ
増上寺(東京都港区)で修行した後
大善寺(東京都八王子)の住職を務めている。
増上寺は 1611(慶弔18)年に徳川家康によって
一族の繁栄と始祖新田義重を追善供養するために
呑龍上人を迎え「大光院」を開山したという。
新田荘歴史資料館
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