あかない日記

写真付きで日記や旅行・趣味を書き留める

北海道冬紀行(21) さっぽろテレビ塔

2013-03-16 | 国内・北海道_冬

        テレビ塔から 北方向望む 
                 札幌駅のJRタワー(2003年・173m) 右下は創成川が見える。

  
   札幌観光の仕上げとして テレビ塔に登ってみた。

  札幌市街は 大通公園を挟んで南北に 創成川を挟んで東西に
   「北1条西2丁目」「南3条東4丁目」と 
       方角と数字の組み合わせになっている。

     「さっぽろテレビ塔」は その起点となり名実ともに札幌の中心になる。 

  テレビ塔が建造されたのは 1957(昭和32)年8月24日で
   高さは147.2mある。 設計者が同じということで 
    名古屋のテレビ塔(1954年・180m)と似ている。

  テレビ塔とあるので テレビ電波を発信しているのかと思ったが
    今は 手稲山から発信されていて その役目は終えている。

   現在のテレビ塔は 展望台や土産物店、レストランなどがあり
    札幌のランドマーク 観光スポットとして
     年間30~35万人が訪れているそうだ。

  また 今年6月 2002年以来 11年ぶりに新しい色に塗り替えられ
   お色直しとなるそうだ。

    今度は 従来の赤と緑色を基調に深みを増し
     新たに白やライラックカラーも採用され

       2・3階・展望部が青みかった緑色に
        中央を貫くエレベーターのシャフトは白く変更されるとのこと。

 


北海道冬紀行(20) 氷の祭典

2013-03-15 | 国内・北海道_冬

 

   大通り会場から 第2会場の「すすきの氷の祭典」へ 移動。
   途中夕食を摂っている間に 雪も止み

      会場は 南4条~南7条までの駅前通りが
     歩行者天国となっていて いろいろな色の照明に照らされた
      
鳥・建造物を模したものや 本物の魚介類を氷のオブジェの中に
        閉じ込めた作品も展示されている。
     
そのほか、「氷の女王」との写真も撮れ
      氷像のコンテストの投票も呼び掛けていた。

  氷彫刻は ロシアで料理を学んでいた日本人が 
   細工を施した氷の器に キャビアを乗せているのを知り
    帰国後 それを広めたのが始まりといわれている。

      氷彫刻は 客をもてなす料理人の真心から
        生まれたアートなのだそうだ。
  また 氷彫刻で使われる氷は 透明感を出すために
   氷ができる過程で”気泡”を取り除く技術が必要とのこと。
             (前出 TV「奇跡の地球物語」から)

   このすすきの氷の祭典が始ったのは
    第34回さっぽろ雪まつりの1983年にすすきの雪まつり会場が設けられ
     これが現在の「すすきの氷の祭典」の前身となって

       ネオンを用いた照明と氷像のイルミネーションが話題を呼び
         翌1984年からは現在の会期でもある7日間になった。

 


北海道冬紀行(19) ちびまる子

2013-03-14 | 国内・北海道_冬

 

  10丁目会場には 
   ちびまる子 おじいちゃん お姉ちゃん たまちゃんが
    ハワイで 楽しく過ごしている様子が

     高さ15m 幅24mの迫力ある大雪像としてあり
     
  なかなか精巧に作られてる。 

  何故ハワイなのかは ハワイアン航空 ハワイ州観光局
   JTB北海道との共同企画により
     
札幌~ホノルル間の直行便の就航で
      アクセスしやすくなったハワイをアピールする 
       
ことで製作されている。

   ステージでは 1日3回のフラショーがあり
    豪華ハワイ旅行が当たるスタンプラリーもあったようだ。



北海道冬紀行(18) 栗山監督

2013-03-13 | 国内・北海道_冬

                        左 大谷翔平選手  右 栗山英樹監督

  こちらは 9丁目 市民の広場  
    市民が制作した 数多くの雪像が立ち並ぶ中
      地元プロ野球日本ハムに入団した

        新人 大谷翔平選手と 栗山英樹監督の像があった。

  市民が雪像を作るには 大変な手間暇が必要で
   特に温度管理が大変のようだ。

  こういった有名人を製作するにはその人の特徴をいかに出すか
   一方 制約もあって 「政治家」はダメだそうだ。
     過去には ヨン様こと俳優のペ・ヨンジュン
       日本ハムファイターズの斎藤佑樹
 なでしこジャパンの澤穂希など
          その時代を代表する人物が 雪像として登場している。

 

 


北海道冬紀行(17) 新歌舞伎座

2013-03-12 | 国内・北海道_冬

  

               
                                 杮落としを間近に控えた新歌舞伎座

 

   8丁目「雪のHTB広場」には 「歌舞伎座」がある。
   今年の4月に 新歌舞伎座ができあがるが
     本物より一足先に ここに登場している。
 

  高さ10m 幅17m 奥行8.4mで 
   使用した雪の量は 5tトラック 460台分の 約2300トン

    自衛隊員延べ3800人により 作製されている。

  歌舞伎座は 第1期 1889年 西洋風の外観
       
    第2期 純日本式の宮殿風
           
第3期 鉄筋鉄骨コンクリート造の桃山様式風
           
第4期 1950年12月 から2010年まで

   そして 第5期の新歌舞伎座となるが
    江戸時代から歌舞伎が積み重ねてきた歴史を継承し
     瓦屋根 唐破風 欄干等の特徴的なところをはじめ
      第4期のデザインが踏襲されているそうだ。


      それにしても 新歌舞伎座が出来上がるが
        華の 中村勘三郎 市川団十郎が 亡くなってしまった。 
        

 


北海道冬紀行(16) タイ王国

2013-03-11 | 国内・北海道_冬

 

  7丁目の HBCタイ王国広場に
   「ワット・ベンチャマボピット(大理石寺院)」がある。

  タイ王室が1963年に初来日してから
    50周年を迎えることから作製されている。 

  この雪像は 延べ130人の自衛隊員により 
   約3000トンの雪を使い制作した。

    この会場で 1日2回タイ舞踊が披露されている。

  この「ワット・ベンチャマボピット」(大理石寺院)は
    タイ・バンコク市内にあり1899年ラーマ5世の命により
      左右対称の見事な本堂が建立された王立寺院。


  屋根瓦以外のほとんどの建材にイタリア カラーラ産の
   大理石を使用していることから 
    
別名「大理石寺院」とも呼ばれている。

  タイ・チュラロンコーン大学と少々関わりがあり
      親しみをもって雪像を見た。
      いつかは バンコクを訪れてみたいと思う・・・。 
 

  


北海道冬紀行(15) 豊平館

2013-03-10 | 国内・北海道_冬

 

    5丁目には 国の重要文化財にも指定されている
   「豊平館」(ほうへいかん)
を再現されている。 

  ここでは 「さっぽろ雪まつり」で初めて行われる目玉イベント

   「プロジェクションマッピング」という光の映像ショー
     デジタル技術と芸術を融合した先進的なアート表現の一つで
  
   音楽と連動して光のアートだが
        雪像 豊平館をスクリーンに見立て 映像を立体的に映し出していた。
  
  しかし 約5分弱の映像ショーだったが

    我々の見た翌9日には 
     大混雑のため上映途中で中止となったそうだ。

 
    2012年末 東京駅で行われた時も
      大混雑のため中止となっていたが。

   *豊平館は 北海道開拓使が洋風ホテルとして北1条西1丁目に建築し
     1881(明14年)8月に明治天皇が北海道行幸のおりの行在所となり
     これが開館となった。
     その後 公会堂を付設し 長く札幌の文化活動の拠点となっていたが
      1958(昭33)年 現在地の中島公園に移築された。
      1964(昭39)年に 国の重要文化財に指定され
      1986(昭61)年には 創建時の姿に復元する修復工事が完了している。
      しかし 現在 2012年から4年にかけて耐震工事のため休館している。


北海道冬紀行(14) 中正紀念堂

2013-03-09 | 国内・北海道_冬

   使われている氷は 先ほど見てきた”支笏湖の水の氷” だそうで アイスブルーがひときわ美しい。

   5丁目の「中正記念堂」とは 台湾にある
   1980年竣工の「中正紀念堂」模写ている。


    因みに 「中正」とは 1975年に亡くなった台湾の“蒋介石元総統”こと

       日本で知られている「介石」はアザナで 「中正」が本名。

     何故 ここで 「中正紀念堂」なのかは
       今年4月には 宝塚歌劇団が台湾公演が予定され
        また 昨年台湾から北海道を結ぶ航空路線が開設されたこと
          そして 中正紀念堂の建物は 青い瓦屋根と
              白い大理石の壁が 美しいことなどを紹介して
                この大氷像が 台湾に興味を持つきっかけとなることを
                   期待しているとのことだそうだ。

   中正紀念堂の氷像は、長さ18m 奥行16m 高さ10m で
     1個135kgの氷の柱800本を使用して製作されている。
    

   この制作の模様は 2月24日のTV「奇跡の地球物語」で放映された。
    なぜ高さ15mもの大氷像が 単に積み上げただけで 
     崩れ落ちないのかを解明している。
     
氷点下でも氷の表面は融けており その特性が氷と氷と結合する。
      
更に 水と水分を含んだ雪 ”シャーベット” で氷同士を
             より密着させて 巨大な氷像が崩れ落ちないとのことだった。

     

 

 


北海道冬紀行(13) 伊勢の神話

2013-03-08 | 国内・北海道_冬

 

   4丁目には 高さ15m 幅25m 奥行き20m
   大雪像 「伊勢 神話への旅」がある。
    朝熊山や宇治橋 みこ 神馬 神鶏が細部まで精密に
     また 細かく動物の表情や動きを
       雪で ここまで表現できるとは・・・。

  5t トラックで約650台分の雪を使い 
   陸上自衛隊員など延べ約2000人が動員して製作されている。

  伊勢神宮は 今年10月 20年ごとに新しい社殿に移る
   「第62回神宮式年遷宮」を迎えるにあたり
    その準備が進められているところだそうだ。

  この「式年遷宮を奉祝する」ことで 雪像が作られたが
   その趣旨は 今も伊勢に息づく神話を題材に創造し
     日本人のふるさと「伊勢」に思い 尊い神話の世界を通して
      日本人のみならず世界中の人々に 1300年もの間続く
       日本の形式美や伝統文化などを感じてほしいとのこと。

 

  


北海道冬紀行(12) 「面白い恋人」

2013-03-07 | 国内・北海道_冬

 

              石屋製菓の「イシヤ チョコレート ファクトリー」 高速道路から望む

 

  「白い恋人」というと もう一つ話題がある。

   帰宅してから 2月13日に

   「白い恋人」を製造販売する石屋製菓が
    商標権を侵害されたとして吉本興業などを相手に
    「面白い恋人」の販売差し止めや 損害賠償を求めていた訴訟が
     約 1年余で 和解が成立したとニュースがあった。

      19日には NHKクローズアップ現代でも
       「パロディは文化?それとも違法?」
                 として取り上げられていたが。

   訴訟当時は 大分その判決の行方について話題になったが
    以外にあっけない和解となっている。

      その和解条項は

           1「面白い恋人」のパッケージデザインを
        「白い恋人」と誤認混同の恐れがない内容に変更する。
      2「面白い恋人」の常設小売販売を 近畿6府県に限定する。
        ただし 北海道および青森県を除く地域において
         年間36回を上限として期間1カ月以内の催事での
           販売は例外とする。
       
 


北海道冬紀行(11) 「白い恋人」

2013-03-06 | 国内・北海道_冬

 

 

   ここ 3丁目は 『白い恋人PARK AIR』

    高さ24m 全長60m 最大斜度39°の巨大ジャンプ台が設けられている。

    “白い恋人”と名が付けば 北海道土産
       その発売元 地元の石屋製菓が スポンサーですね。

        向かって 左がストレートジャンプ台 右がモーグルレーン用になっている。

   2007年からスタートして 
       日本トップレベルのスノーボード
        フリースタイルスキーが繰り広げられている。

    下から見ても 急斜面である事が分かる
      よくもこんな所を 飛ぶもんだなあ~
       丁度 スノーボードライダーが 華麗なジャンプを 披露していた。

    資料では 約400人が4000回のジャンプを披露する。
      なお 本選上位5名が2月23日・24日に札幌ドームで行われる
         「TOYOTA BIG AIR in SAPPORO DOME」への
            切符を手にすることができるとのこと。

 


北海道冬紀行(10) 氷の広場

2013-03-05 | 国内・北海道_冬

         雪降る夜空に 色鮮やかに 照明 ライトアップが雪像を浮き上がらせている

  雪まつりの第1会場 大通り公園 2丁目の会場には

  仮想の物語の世界 「氷の国~白き翼のプリンセス~」 を氷像で表現し
   大氷像は 氷の国のお城を 周りには氷の国に住む生き物たちが並び
    会場には リアルロールプレイングゲームの舞台が造られている。

  そこでは 謎の魔法にかけられた氷の国のプリンセスを
     救える唯一の手段である
 生命の樹を育ててもらうため
      会場から勇者を選び
 数々の謎に挑戦してもらう
        趣向になっているという。


  背景に見えるテレビ塔の電光時計のサイズは 横幅約10mもある
    1961(昭和36)年に設置され 地上からの高さは65mのところにある。

 

 


北海道冬紀行(9) さっぽろ雪まつり

2013-03-04 | 国内・北海道_冬

 
      
      昨夜からの雪像に積もった雪を 取り除く作業(豊平館)
                                    雪像作りの一部として うかがい知れた。

  ツアー紀行は 小樽から 雪まつりの札幌に 舞台を移す。

  今年の「雪まつり」は 歴代3位の236万7千人が 訪れたそうだ。
   外国からの観光客も多く 今や世界的な 冬のイベントとなって

    3つの会場に、216基の氷雪像が作られている。 

  資料によると 雪まつりは 1950年に 地元の中・高校生が6つの雪像を
    大通公園に設置したことを きっかけに始まり
      雪合戦 雪像展 カーニバル等を合わせて開催されて
        5万人もの人出でがあって 大人気となった。

  以後 札幌の冬の行事として市民に定着していった。

   1953年に 高さ15mの大雪像「昇天」がはじめて作られ
    1955年には 自衛隊が参加し 大規模な雪像づくりとなっている。

  第10回開催の1959年には 雪像制作に2,500人が動員され
    初めて テレビ・新聞でも紹介される。
      翌1960年からは 本州からの観光客も増えて

        「札幌の雪まつり」から「日本の雪まつり」へと発展してきている。

   特に 1972年に開催され ”冬季オリンピック”で
    雪まつりは 世界にも知られるようになった。

 


北海道冬紀行(8) 小樽雪あかりの路

2013-03-03 | 国内・北海道_冬

 

 

  我々が訪れた日の翌日から 17日まで
    「小樽雪あかりの路」の イベントが繰り広げられるそうだ。

  残念ながら 冬の小樽の夜を
    静かに 美しく彩る 幻想的な 雪あかりの路は 見れないが 
     平成11年に始まり 今回で15回を数え
      昨年には 46万人も訪れているそうだ。

  市内の通りや 運河にも スノーキャンドルの灯が 13万本も瞬き
   街並等をやさしく照らすとのことで その準備が進められている。


  このイベントは 全てが ボランティアの手作業によるもので 
    その準備か 商店の玄関口には 
      雪あかり用の 小カマクラのようなものが作られている。

   

 


北海道冬紀行(7) 小樽運河

2013-03-02 | 国内・北海道_冬

 

 

  ツアーは 支笏湖から 高速道路にて 札幌を通過して小樽に向かう。 

   夏の小樽運河を見て 雪ある小樽運河を見ずでは 片手落ちになる

    やはり 冬の運河は絵になりますね! 

       更に欲を言えば ランプが灯れば 最高だが・・・


   このスポットは さすがに外国人観光客が多く

     中国人観光客は 少ないようだが 

        雪の無いアジア系の人々が多くみられた。