大町から国道147号を南下し IC安曇野から 高速道路で IC松川へ
高森町から飯田市への途中「元善光寺」の案内板に気がつく
善光寺の名は 各地にあることは 知っていたが
「元」がつく善光寺がある事は 知らなかったので 訪れてみた。
境内や金堂は 長野市の善光寺より狭く 小規模ではある。
しかし 歴史は古く 寺の案内に寄れば
「602(推古天皇10)年 この地の住人本多善光が
難波の堀江(現在の大阪市)で 一光三尊(善光寺如来)の本尊を
見つけて 持ち帰り 自宅の臼の上に 安置したところ
臼が燦然と光を放ったことから ここを「坐光寺」としたとされる。
その後、642(皇極天皇元)年 勅命により本尊は
芋井の里(現在の長野市)へ遷座され この寺が善光の名を
とって善光寺と名付けられたことから
坐光寺は ”元善光寺”と呼ばれるようになった。」 とある。
善光寺と元善光寺の両方を
お参りしなければ「片参り」になるとのこと。
これで当方も「片参り」ではなくなった。