共産圏で流される映像の中には タイムシフトつまり実況中継でも
時間差を数秒おいていることはよく知られている。まぁ生放送ということ自体が
すごく少ない事だと思うけれど。なぜその必要があるのかといえば、
権力者にとって不都合な事態が起きたときに、国民にそれをわからせない為だと
いわれている。異変が起きたら他の場面に切り替えるか、それでもダメなときは
国威発揚のプロパガンダ放送が流されたりするようだ。
写真を例に挙げれば 手元にあるのが旧ソ連時代の写真を比較したもの。
国の幹部が並んだ写真があるのだが、序列によって並ぶ順番が決まっていて
一度発表しても失脚等があるとその人物が 見事に消し去られるのだ。
この時代は 修正というのはかなり大変で失脚した人物を消すだけなら
エアーブラシで済むのだがそこに序列のあがった人物を入れこまなければ
ならない。切り貼りの修正とエアーブラシで根気よくーまだ白黒の時代なので
私がやるとしたら、できるだけ大きく伸ばしてプリントして切り貼りと
エアブラシで修正しそれを再び大きな原版で撮影して、そのフィルムに
裏から修正液を塗って ハイライトと影をコントロールすると思う。
おんぼろスタジオ時代に パスポートに通るけど若く撮れると女性が
喜んでくれたのは ほうれい線、あご 喉ぼとけ、額 等を修正して
いたからだ。6×6 で修正液を塗り4Bの鉛筆を芯だけ2cm出して先端を
紙やすりでギリギリまで細くして、レタッチする18倍のルーペで拡大して
少しずつ線を入れていくので、えらく大変だったけれど。
話がそれまくったけど フジテレビでバレーの中継をする時フジが黄金時代
だった頃の 生中継っぽいけど生じゃない、しかし情報統制で結果が他でも
わからないという事をしていた。K-1も然りの時があった事気が付いていました?
k-1の場合は ネットで結果が出ているのに、あたかもいまやってますー
みたいな。バレーボールも今始まりましたの今って何時なの?みたいな。
いかにもライブ中継みたいにしているのにCMが終わると1セット進んでいる
なにこれ~、みたいな・・・。ラテ欄(ラジオ・テレビ番組の一覧をそう
呼ぶ)にも 延長の場合は・・・なんて書いてある。これってBPOもの
コンプライアンス違反じゃないかと思ったけど・・。
バレーでストレートで日本が負けるときは、選手入場からはじまるんだよね
なんて パターンをよんでみたけど なに これ 珍
ある意味 共産圏を超えた情報操作 爆