あかり技研「虚仮の一念!!」

来日の後

あかり技研のKONです。

この件にあまり触れませんでしたが
先月、アシスタントのアキさんが来日して
溜まりに溜まった翻訳の仕事を
手伝ってくれました。

普通は私が中国に行って翻訳を
依頼しているのですが、今回は
日本でお手伝いをしてくれました。

その中で毎日、大好きなコロッケを食べて、
日本では全く規制の無い動画やニュースを見て、
初めての温泉の入浴を満喫し、
初めてのサーモン釣りで
釣り上げる寸前で目の前のサーモンを逃がし、
毎晩、毎晩、エビ味のスナックを食べて
日本を満喫した様です。(笑)

そもそも、現在のアキさんの職場、入社1~3日で
首を切るくらい厳しい職場です。正直、
本当に日系?と思うくらいドライです。

そんな中、アキさんは高額な給料をもらって
今回も長期休暇を取得しても首にならないのは
アキさんの実力の証拠だと思います。

実際、日本人の駐在員より機械用語の
ボキャブラリーが多かったり焼入れや
素材、電気部品や油圧部品に関しては
アキさんの方が詳しかったりします。

その上、技術用語を使って同時通訳をするので
他部署からも仕事を頼まれるそうですが
日本人の部長がアキさんを辞めさせない様に
仕事を増やさない通達をしたそうです。

そんな特別待遇もあり、元々いる通訳の
お姉さまから「同時通訳の仕事は断って」と
訳のわからないいちゃもんがつくそうです。

確かに海外のあちこちで一緒に仕事を
すると彼女の通訳で先方は驚きます。

ヨーロッパの部品メーカーで、元々メールでさんざん
アキさんと仕事の打ち合わせをしていたのに
展示会場で初めて打ち合わせをした際、
その担当がメールの主が目の前の
アキさんと同一人物だとわからなかったそうです。

技術の知識が深いので部品メーカーの方は
勝手に年配の通訳だと思い込んでいたそうです。

AMAZONEの本社に行った際も通訳ガイドより
アキさんの方が大人気で沢山の翻訳を
こなしてました。

イタリアの部品メーカーとの打合わせも
メーカー専属の通訳がアキさんの仕事を見て
全く無言になってしまい、後日、退職されて
しまいました。

やはり京都大学留学の推薦を貰える
実力は半端ないです。

当時、世界でNO1の日立広州エレベータに
新入社員で入社出来たのも
うなずけます。

今はその有り余るパワーを現在、楽器の
演奏で発散しているそうです。

実際、会社の寮で楽器を始めたら
周りのスタッフも感化されて楽器を
始めだしたそうです。

アキさん、また年内に日本に来る予定です。
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