株式会社あかり技研のKONです。
昨日の朝７時、農家さんから私の携帯に
電話が。。。
北見市から清里工場に移動中でしたが
かなり困ってらっしゃるとの事で
時速●●●km(三桁で御察し下さい。)
で慌てて清里まで移動。
前日の大風でトラクターのドアが
あおられてヒンジ部分が破損。
ガススプリングもロッドエンドが
折れてドアが使えない状態に。
ガラスが破損しなかったのが
奇跡って状況でした。
トラクターディーラーでドアの
ヒンジやガススプリングなんて
在庫は無いだろうからって事で
大至急、ドアのヒンジを
製作して欲しいとの事。
私も当初、ドアのヒンジを
鉄で製作を検討しました。
でも、お客様の要望は超特急で
トラクターを使用したいとの事。
部品を製作していたのでは
絶対にお客様の要望の納期は無理。
この様な時はまず、深呼吸して頭を
フル回転。
トラクターをじっと眺めて
ある閃きが。。。
もしかして反対側の
ドアのヒンジ
使えるかも！！！
すぐにトラクターディーラーに電話。
しかしパーツ表上では勝手違いとの事。
万事休す
でも、諦め切れずに試しに反対側を
外して形状を比較。
使えるぞ！！
確かに勝手違いにはなってますが
まったく使えない形状では無い事が判明。
とりあえず、ヒンジを左右振り替えて
常時、使用するドアは復活。
エアダンパーも反対側に移設して
動作確認したら全く問題無し。
次は壊れていない方のドアを
どうするか？
壊れたヒンジ、半田コテで
折れた部分を溶かして
何とか使える状態に。
人間、追い込まれると
思いもかけないアイデアが閃き
なんとか解決出来るもんです。
