あかり技研のKONです。
オホーツク側の農家さん、今年は雨が多く
春先の冷害もあり、一部の農作物は
影響が有ったようです。
特に土の中で育つジャガイモや玉葱は
長引く雨の影響で腐れが発生している
様です。
収穫の際、腐れを除去するのに
かなり苦労しているようです。
私がお手伝いする際に腐れを
除去するコツは選別の際に
全てを手の平で触って腐れを
発見するようにしています。
実際、見た目で腐れを発見出来るなら
問題無いのですが、見た目が普通で触った
感触で腐れがわかる状況のものが
結構多いです。
ジャガイモにしても玉葱にしても
実際に触らないと見た目では
腐れがわからないです。
この作業をしながらもし、
機械に置き換えるなら
どうすれば良いか?
を考えながら作業をしています。
人間は素晴らしい接触センサーと
アクチュエータと認識画像システムと
においセンサーを駆使して腐れを
除去しているのでそれを機械に
置き換えるのは簡単ではありません。
腐れを機械に選別して除去する
手段としては人間が行っている作業と
全く同じ機能を機械に行わせるか
機械だから可能な方法で腐れを
選別するかの2択です。
このとき後者はアイデア勝負の
部分が大きいです。
ヨーロッパでは選別装置に段差をつけて
落下させ、落下した衝撃の際に発する音を
センシングしてそれが土なのか石なのか
まともな製品なのか腐った製品なのかを
判定して選別する装置があります。
ヨーロッパの展示会に行けばよく見かけます。
日本でも代理店販売をされている所は
有りますが日本で製造している業者は
私は知りません。
今、これをもっと発展させて安価な装置を
開発できないか検討中です。
これが出来れば収穫機に取り付けて
作業者の負担を軽減出来るのに。。。