あかり技研「虚仮の一念!!」

白花豆の試験

あかり技研のKONです。

昨日は白花豆の苗作りをしました。

多分、白花豆を作って居る方は
「えっ?」
と感じると思われます。

通常、白花豆は直播で植えるため、移植を行う
栽培方法はほとんど聞きません。

今回、私が提案したいのは作業を簡素化しつつ
コストを下げて収量を向上させる白花豆の
栽培方法です。

まず、白花豆の最大の特徴は別名「竹豆」と
呼ばれ、竹を使って蔓を上に伸ばす栽培方法です。

その際、防除等の散布が行いやすい様に
種の位置は圃場に対し碁盤の目のように
播種します。

その碁盤の目の様に播種して発芽した部分に
竹をさして4本を一組にして上部をゴムで
束ねます。

その碁盤の目の様に播種する作業がとても
大変です。

そこで私が考えたのは防除を必要としない
栽培方法の確立です。

まず、畦にマルチフィルムを使用する事により
除草の防除を無くします。
また、マルチフィルムも回収の手間を減らす為に
分解するタイプのフィルムを使用します。
更に竹豆は涼しい気候を好むので黒い
マルチフィルムでは無く今回は白い
マルチフィルムを採用しました。

次に、マルチフィルムを使用するため
圃場に直接播種を行わずにセル苗で
発芽させます。

このセル苗の最大のメリットは発芽した物を
圃場に移植出来るので慣行では、竹1本に対し
2粒の種を植えていた物を今回は1粒の白花豆で
作業出来る事です。

この2粒を播種する理由として発芽しないリスクを
減らす為との事ですが不具合の方が多いと昨年は
確信しました。

種のコストも大きいので発芽を確認した物を
植えれば大幅にコストダウンが可能になります。

また、4本の竹に8粒の竹豆が発芽した場合、
お互いの葉が混み合って日照不足になり
結局、成長を阻害してしまいます。

4本の竹に4粒の竹豆を生育すれば十分に
大きく栽培する事が可能です。

昨年の試験で8粒より4粒で生育した方が
確実に収量が上がるのは確認済みです。

最後にこの栽培に土壌改良材の
「コーンコブミラクル」
を使用します。

発芽率は上がるし、花の数も増えるので
収量のUPを望めます。

昨年の試験でも農家さんを驚かせる位の
収量の竹豆を収穫出来ました。

今年は昨年より更に効率を上げて
収量をUPさせたいです。
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