沈まぬ太陽
山崎豊子氏の小説である。
小説は発刊された時に読んだ。録画しておいた映画を今頃になって見た。
企業も政党も人間も沈まぬ太陽になれるか。ビデオを見ながらつくづく思った。
民主党政権が交代して自公連立政権になったが、すぐ沈みそうな予感がする。
閣僚の記者会見を聞いていて、政策が語れないのだ。
今朝のTBSラジオで小沢遼子氏が話していたが、谷垣法務大臣が死刑のことでなく
「絶対冤罪を起こさない」と表明していれば、国民の心をグッと鷲づかみに出来たのにとおっしゃっていた。
国民感情と違和感がある政治家が多いような気がする。
苦労して当選していないからだと思う。
法務大臣は地味な職務であるが、国民の生命・財産、治安を守る本当に重要な仕事である。
谷垣氏は法務大臣の仕事をどう思っているんだろうか?
他の大臣も同様である。
それぞれの仕事をとおして、どう国づくりをしたいのか表明してほしい。
自民党の比例区での得票率は16%程度だという。
今度の人事で信頼を取り戻せるだろうか?しっかり見ていきたい。
今日は官庁の仕事納めである。
組織の費用対効果を考えて欲しい。
民間であればムダは許されない、公務員一人一人がしっかり見直しをして頑張って欲しい。
今回の選挙で沈んでしまった人、浮上するのは容易ではないだろう。
山崎豊子作品リスト http://soho-rintaro.net/people_history/yamazaki_toyoko.php