出生前検査
NHKBSのプレミアムドラマ「お母さま、しあわせ?」を見た。
ダウン症で生まれてきた子供の子育てを追ったドラマだ。
初めて子供が生まれた時の親の気持ちを思いだした。
まずは手足があって指がちゃんと付いているか?
目や耳は機能しているか?
ハイハイ出来るか、歩けるか?
「這えば立て、立てば歩めの親心」とはよく言った言葉だ。
何時まで経っても心配の種は尽きない。
さて技術の進歩が不幸をまねく?
生まれる前、母親の胎内にいる内に胎児の状態が分かってしまう
出生前検査が論議を呼んでいる。
果たしてこの検査は倫理的に許されるんだろうか?
障害を生まれながらに持って生まれた子供の事を考えると、
やむを得ない措置か?
自分だったら親のエゴで行動してしまうと思う。
どんな理屈を付けても屁理屈になってしまう気がする。
ドラマを見る前と後とでは、少し心境が変わった。
可能性を簡単に奪ってはいけない。
きれい事か・・・
新型出生前検査 導入から1年 ~命をめぐる決断 どう支えるか~(NHKクローズアップ現代) http://www.nhk.or.jp/gendai/kiroku/detail02_3491_all.html