花暦 [ hanagoyomi ]

週末しかまともな料理をしない
ノンベイで食いしん坊なオンナの
「週末ごはん」とお気楽日記

行田・古代蓮と名物フライ

2006-08-07 | 花・風景・旅・他
埼玉県行田市にある古代蓮の里に行ってきました。

すっごい暑かったよーーーーー。
正直、蓮がきれいどころじゃなかったです。
写真で見ると涼しげなんですけどね。



季節としてはもうギリギリ最後の駆け込みです。6月下旬開花ですから。


1971年、焼却場施設建設のため掘削工事をしたところ、水がたまって池ができ、それまで眠っていた蓮の種が奇跡的に発芽したのだそうです。 なんと1,500年~3,000年前のものだとか。。。(ずいぶん幅広だこと)

蓮の開花時期は駐車場が有料で500円です。
え、お金取るの?と思ったものの、蓮池の広さと花の美しさを考えると安いものでしょう。





園内は池がいくつか隣接していて遊歩道がそれぞれに設けられているので
すぐ近くで多くの蓮を見ることができます。
蓮の葉は厚みがあって表面はビロードのよう。
けっこうしなやかでさわり心地良いです。 




花の咲き終わりの実
硬いのかなーと思ったら案外フカフカです
なんだか宇宙生物っぽい・・・




アサザという水草らしいです


これが一般的によく描かれる睡蓮ですよね


こちらは蓮池ではなく、古代蓮の里入り口に作られた世界の蓮コーナーより
他にも何十種もの蓮がありましが、きれいな花はあまり残ってませんでした。


蓮池の中を歩いているとほんのりと香りがします。
いい匂いとはいいがたいんですが、気にしなければいやな匂いでもありません。

が、私は以前この蓮のお茶=ロータスティーを飲んだことがあり、それはもう強烈な香りで(堆肥のような・・うっぷ)、それを思い起こすと「気持ちわるぅ」なのでした。


+ + + + + + + + +

行田といえば名物はフライ
何?それ。 でしょ?
フライといってもエビフライやアジフライじゃありません。

画像はないんですが、お好み焼きの具を超ケチって薄く焼いたものというか、甘くない厚いソース味のクレープというか、広島焼きのキャベツと焼きそばを除いた生地の部分というか。。。

子供の駄菓子みたいな感じと受けました。

行田は足袋の町と言われるほど足袋の生産がさかんだったんですけど、昭和初期、女工さんたちがお腹を満たすためのおやつがこのフライだったのだとか。 なんでフライという名前なのかはわかりませんでした。

すっごく食べたい~というほどおいしいものではないものの、そういう歴史を聞くとなんとなくありがたく食べようという気分になるのでした。


さて、帰ろうと車を走らせていると道路わきのお店に「ゼリーフライ」なる文字が。
え?なんじゃそりゃ? 

また気になる課題ができました。