花暦 [ hanagoyomi ]

週末しかまともな料理をしない
ノンベイで食いしん坊なオンナの
「週末ごはん」とお気楽日記

久々に日本酒

2006-09-15 | 週末ごはん・お酒
うちでは日本酒を飲むことがすっかり少なくなってしまったのですが、
たまには・・・

買ったのはたしか7月だったと思うんだけどなかなか開栓されず冷蔵庫で眠っていたお酒をようやく開けました=空けました。 

1日で飲んだわけじゃないです、念のため。
あ、それと4合瓶です、念のため。


群馬の巌・純米吟醸ささにごり
澱を沈めて上の済んだ部分だけと、澱を混ぜた状態と飲んでみました。
あまーくて、口中にチリチリというかシュワッとというか、そんな爽やかな刺激が心地いいです。 澱を混ぜた状態の方がより強く感じました。
こういうの、お風呂上がりに好きなのよねぇ。

巌って以前はもっと手強いお酒で好きな印象じゃなかったんですが何か変わったんでしょうか? 


長野の神渡・氷湖の雫 純米吟醸
長野県産米ひとごこち100%使用で氷温熟成したと書かれお酒には色がうっすらついてます。
こちらはちょっと前にすでに開けていたんですが、その当時の記憶はあいまいで、普通においしかったような。 開栓後1/4程残ったのを冷蔵庫で寝かせっぱなしで久々に飲んだらなんだか香りも味もボケてしまったような。 もったいない。

+ + + + + + +

ささにごりの澄んだ状態を飲んだあと、澱を混ぜて飲もうというとき・・・

ワッシャワッシャと上下に思い切り振るダーリン
あわてて制止する私

・・・カクテルじゃないんだからシェイクしないで


たまねぎ丸ごと煮

2006-09-14 | 週末ごはん・お酒
夏休みです。

といってもたった一日。
どこへ行くでもなく家にこもって朝からずっと粘土と格闘です。
あぁ。。。腰痛い。
明日はたぶんまた筋肉痛。 運動不足です、はい。


さて、先日横浜の悠庵にていただいたお野菜の囲炉裏煮の中のたまねぎ丸ごと煮。
真似して作っちゃいました。

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のんべいなので・・

2006-09-13 | やきもの(陶)
還元焼成をお願いしていたものができあがってきました。
相変わらず小物ばかり。







径13センチくらいのご飯茶碗です。
いくらのんべいだからってこれでお酒呑むわけじゃないです。

仕事関係の方からの注文品で去年「売れっ子なので最低3ヶ月待ってください」と冗談で言ったのがなんと1年以上待たせてます。 趣味なんで許してくださいってことで。




土の種類にもよりますが、若干の鉄分があるものは還元で焼くと釉薬が薄くしかかかっていないところや、ピンホールが出来たところが赤く発色するようです。
予定外でしたけど、これはこれでまた趣があるようにも見えるので良しとしようかと。


+ + + + + + + + + + +

そして、お猪口。
「ぐいのみ」というより「ちょいのみ」ってところでしょうか?
径6センチくらいです。


お酒好きにとってお猪口では小さすぎるし湯飲みでは大きすぎる、と魯山人が考案したのが「ぐい呑み」だそうで。 ぐい呑みって不思議な魅力というか特別な美の世界がある気がします。  

さらには「箸置き」も魯山人が作りだしたものとか。 魯山人好きなわけではありませんが、やっぱり食の美の天才(食に限らずですけど)なんだなぁと感心するのです。





似たような形2種で釉薬を色違いにしてます。土は半磁器。



透明釉は還元焼成するとわずかな鉄分でかすかに青みがかった発色になります。



釉薬は黄瀬戸なんですが、酸化焼成なら含まれる鉄分が黄色くなるところ還元では薄いグリーンになります。 成分はこれとちょっと異なると思いますが、青磁も鉄分が還元で青く発色する釉薬です。 

自宅ではほとんど使うことがない「ちょいのみ」。(だからといって湯飲みで飲んでるわけではないのよ) それでも好みとしてはこういうあっさりしたものではなくもっと土っぽいものが好き。 なかなか思い描くようなものはできないのです。

ザーサイと鶏肉のサラダ

2006-09-12 | 週末ごはん・お酒


いずへいさんに教えてもらった鶏肉とザーサイのサラダです。
すんごーーーーーーーくおいしい!

金曜の晩ごはんに作ったら土曜の夜もダーリンにリクエストされちゃいました♪
サラダにザーサイを混ぜるなんてびっくりなんですが、これがおいしいんです。

オリジナルは水菜に胡瓜、茹で鶏、ザーサイ、で鶏はもっとたくさんだったんですが、野菜大好きな私は思いっきりグリーンなサラダになっちゃいました。見比べてみるとまったくの別物。。。
しかも白髪ネギふとーい(おはずかしいっ)

さらに、勝手な好みでキクラゲと香菜も入れちゃってます。
香菜の臭さがたまらなく大好きっ♪(カメムシ・・・的?)


味付けは塩、お醤油、ラー油とごま油ということでしたけど、ラー油がなかったので豆板醤にしてますし。でも、おいしかったのよぉ~。

で、翌日も同じくつくり・・・


さらに、ザーサイは入れないけど似たような味付けで日曜には鰹をトッピングしたサラダ。



鰹のたたき、お刺身にした残りとざくざく切った水菜、鰹をお醤油、豆板醤、コチュジャン、お酢ほんの少々と胡麻を混ぜたタレで和えておき、さらにそのタレで水菜もざっと和えてます。

星占い

2006-09-11 | やきもの(陶)
さほど占いを信じるわけではなくても結構気になって見てしまうものです。

先週金曜にTVの週末占いを見たら天秤座は12星座内最下位。
ガーン!

とはいえ都合悪いことは器用に忘れる私。
すっかり頭から消えてたんですがどうやら当たりだったようで。

土曜の夜にジノリのお皿を割って、日曜夜にはワイングラス割りました。
とほほぉ

勝沼・ぶどう&ワイン買いだし

2006-09-07 | 花・風景・旅・他
第3話、これで完結です。 
長いですが日帰りです。


丸藤葡萄酒工業は創業1891年4代続くワイナリーです。
以前訪れた折りには、昔はコンクリートタンクであったという瓶貯蔵庫をみせていただき、壁一面に輝く酒石に見とれました。 

ここのおっちゃん・・・と言っては失礼ですが、(たぶんぶどう作りをしてるお兄さんが社長さんでワイン醸造がいつもワイナリーにいらっしゃる専務さん、下の弟さんは神楽坂でレストラン経営だったかと)大村春夫さんはお髭のお顔がしぶーい方です。
とっつきはちょっと怖そうですが話しているととっても楽しいおじさまになります。
今年もいつもと同じ甲州シュール・リー、そして今まで購入したことのない赤も買いました。

日本の赤ワインはあまり好みなものがないし、借りにおいしいと思う物があっても値段が高かったりと敬遠していたんですが、今年久々に赤を試飲して即購入決定です。 メルローを使ったルージュ樽貯蔵2002です。
値段といい、これなら断然買いです。 他の年のはなぜかこれより値段が高いのですが比べるとこちらの方がおいしいという不思議。 値段つけ間違えたなんておっしゃってましたけどね。
そのあたりの値つけの事情はわかりませんが良くできたから高くつけるというわけにはいかなそうです。

それぞれポケットマネーで、ダーリンがシュール・リー(白)とルージュ樽貯蔵2002(赤)を各1本、私が同白3本と赤1本買って配送をお願いしました。 
「そんなに買うの?」というダーリン。
「○○さんに1本あげて、居酒屋さんに持っていって・・・」と言っていると今度は
「え?全部出ていっちゃうの?うちには残らないの?」となんとも悲しそうな情けない声
「わかった、わかった、あげるのは2本にしてあとはウチ用にするから」
これには他にいたお客さんも笑い顔。
すっかり「おもろい夫婦」になってしまいました、私たち。 

もっとお話していたかったものの、お昼はとっくに過ぎてお腹も空いたのでおいとまします。 中央葡萄酒にも行きたかったんですが、さすがに疲れてギブアップです。


勝沼は大好きなんですが、難点は歩道とレストランが少ないこと。 
さらに歩いて歩いて汗だくになってようやく遅いランチとワインにありつきました。

さて、ぶどうをまだ買ってなかったんですが、結局疲れてしまってワインを買うにとどまり帰路につきました。
で・・・帰ってからスーパーで山梨産のぶどうと桃を購入。 あれぇ?今回のメインはぶどう酒よりもぶどうじゃありませんでしたっけ?

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勝沼に到着してから駅に戻るまでの歩きは約19,300歩。(しっかり万歩計なんてつけてたりして) 
普段の週末ウォーキングの2倍まで行かない歩数なんですけど炎天下、往来する車を気にしながら歩いたせいかえらく疲れました。 翌日は下半身筋肉痛であひるのような歩き方という情けない姿に。 掃除と洗濯とご飯つくる以外はほとんどお昼寝状態でした。 

ピンポ~ン

あ・・・ワインが届いた~♪




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去年の甲州シュールリー(収穫2004年)はとってもおいしかったのですが、今年は(収穫2005年)そこまではいかなかったらしいです。 それでも私は十分いつもと変わらずおいしく感じたんですけど。 今年収穫のぶどうはいいそうですから、来年できるワインはきっとおいしいですよ♪

シュールリーというのは製法のことで、短く説明すると発酵後、澱引きしないで熟成させる方法だったかと。

今年は行くのを断念した中央葡萄酒のシュールリーは丸藤より少しすっきりドライめだったと思います。 他の白ワインも収穫畑別に名前あったりするので、比較するのも楽しいです。 お値段もそれぞれ違うのでちょっと贅沢品もあります。

ハードな散歩@ぶどう郷・勝沼2

2006-09-06 | 花・風景・旅・他

日本では少数派の垣根式



赤い品種、何だかわかりません。



マスカットベリーA ワイン作りもしますが、これはそのまま食用でしょう



勝沼は山に囲まれた盆地ですが勝沼自体も凹凸の多いところでぶどう畑だらけの町を歩くとぶどう棚を見上げたり、目線のまま横に見たり、葉の群れを見下ろしたり。 ぶどう棚の作りがほとんどのようですが、垣根作りもたまに見られます。 垣根作りのぶどうはまず間違いなくワイン用でしょうね。 おいしいワインになってね♪


毎年立ち寄るお気に入りのワイナリーは”ルバイヤート”のブランド名を持つ丸藤葡萄酒造工業、”グレース”の中央葡萄酒、それに他のワイナリー1~2箇所をまわるのが目標です。 

今年はお寺から丸藤さんに行く途中にある「まるき葡萄酒」で簡単なワイナリー見学をさせていただきました。 明治10年、日本人としてはじめてフランスに渡り、本格的なワインづくりを持ちかえった土屋龍憲さんが創立したワイナリーだそうで、創業110余年。 

ひんやりとした蔵内でさかんに発酵しているシュワープチプチという音を聞いたり、さらに地下に20年以上眠る一升瓶の群れを見たり。 
20年静かに眠り続けた白ワインは甘くフレッシュさも残しながらそれでもどこか落ち着いたやわらかな味です。
出来たてのにごり(白)ものなんかもあり、これはアルコール度数も低くジュースのようにフレッシュでさわやかな甘みです。

私が感じたこちらのワイナリーの特徴は、赤はマスカットベリーAを使ったものしか試飲しませんでしたけど、やや甘でもすっきりした軽口、ベリーAのワインってなんだかあまり精製していない香ばしいザラメ糖のような感じ。


ベリーAです、たぶん



まるき葡萄酒の甲州種(白)は全体的に超ドライな辛口で香りはかなり淡くスキっとしています。
日本食に合わせるワインとして作っているのだそうです。熱く語る姿に自社のワインへの愛情と真剣さを感じてとても好感が持てました。
ただ、たしかに海外の味も香りも高いワインは日本食にあうとは言えない場合が多々あるように思うんですが、私に限って言えばよほどひどくあわない限りあまり気にするタチではないし、それならば無理にワインをあわせるより日本酒飲んじゃいますからね。
そう言ってしまっては真面目に取り組む作り手さんに気の毒ではありますけど。

というわけで、その中で香り・味が濃そうな、甲州種主体に多種をあわせた「芳醇」という白ワインを購入しました。
あとからやっぱりどうせならここの特徴豊かなもっとドライなものにして日本食と合わせてみれば良かったと後悔しましたが。

すっかり日がてっぺんに登り暑い暑い中、ぶどう狩り街道と言われる道を歩きます。道の両側にぶどう園が並び呼び込みをする若そうな女性たちの姿があります。 と思っていたらかなり昔若かったらしい人も。





おまけのいがぐりちゃん


続く


+ + + + + + + + + +

先日、ようやくおぼえられました。
そう、「井のなか」で飲んだ燗酒の名前です。
雪の茅舎、るみ子の酒、日置桜、扶桑鶴/高津川♪ えっへん!
たった4種類なのにけっこう必死。

この日は体調が今一歩なのか青魚や脂もののお肉を体があまり受けつけたがらなかったようです。野菜料理は美味しく食べられたのに・・・ちょっと残念な日でした。 最初から自分でわかっていればお店の人に避けておまかせをお願いできたのに、食べるまでわからなかったものですから。 でも、しっかり食べたんですけど。 お隣のご家族連れに羊のお肉のお裾分けまでいただいて!


さて、日はかわって昨日は横浜まで遠征。
仕事の相方が夏休みというわけで、慣れない仕事をしてくたびれてしまったので、「おいしいもの食べたいっ!」と悠庵へ。 昨日は青いお魚も大丈夫。 板長さんが、私が鯵のたたきが好物と言ったのををおぼえていて出してくれて涙しそうなほどうれしかったです(さすがに泣きはしませんが)。 

お酒は、よえもん、いづみ橋の夏ヤゴ、凱陣、十四代本丸。前の二つは純米です。 
夏ヤゴのラベルがヤゴの愛嬌あるかわいらしい絵でした。 凱陣は超濃口で、常連さんからの差し入れというちびのどくろの干物にぴったりおいしかったです。 のどくろってすごいですね、ちっちゃくてもあぶらノリノリでおいしい!
疲れていたわりには飲食は超快調でたっぷり食べました。 オマケの焼き芋だけはお持ち帰りで朝ご飯にしたけどね。 

ハードな散歩@ぶどう郷・勝沼

2006-09-05 | 花・風景・旅・他


夏の勝沼は一面ぶどうの葉の緑で覆い尽くされます。
ぶどうの季節になるとぶどうとワインを買いに勝沼を訪れるのがすっかり毎年恒例になりました。さいたま~勝沼ぶどう郷駅までJR片道1,890円(往復3,780)ですが、ホリデーパス指定区間内どこでも上下車自由で2,300円を利用すると、プラス大月~勝沼ぶどう郷間の差額片道400円ですから往復で1人3,100円です。特急なんて贅沢しません、その分でランチにワインを一本つけるんですから!荷物になるぶどうやワインの買いだしなのに電車でいくのもランチのワインと試飲のため。そしてエネルギー消費のためにひたすら歩く!!(町民バス距離問わずで1回100円もあり)



【勝沼には何度も足を運んでいるのに初めて訪れた大善寺(別名ぶどう寺)。
 718年、僧行基が勝沼(柏尾)で修行中、夢に右手に葡萄を持った薬師如来が
 現れた。行基が夢の姿と同じ薬師如来像を彫り安置したのが、今日の柏尾山
大善寺である。その後薬園をつくり葡萄の作り方を村人に教え、栽培される
ようになったのが甲州ぶどうの始まりと伝えられている。重要文化財の薬師
 3像が祀られる薬師堂は国宝。また、武田勝頼が武田家再興を図ろうと大善
 寺で戦勝祈願したが、家臣の半数に逃げられ裏切りにもあい結局織田徳川連
 合軍に行く手を阻まれ自決、このとき寺にいた尼が武田家滅亡の一部始終を
 書いた「理慶尼記」も保管されている。                 】


日差しが強く写真失敗ですみません。


勝沼ぶどう郷駅から葡萄畑を縫うように遊歩道があるはずが途中閉鎖されていて道がわからなくなりしかたなく車が行き交う舗装道路をあるきました。歩くこと30~40分程、大善寺は屋根の曲線と向こうに見える緑が美しい姿のお寺です。 現在の薬師堂は鎌倉時代に建立されたものを昭和29年に解体補修しているそうです。
薬師如来像に勝沼のぶどうとワイン産業の繁栄を祈ってお寺を後に、次はワイナリーをめざします。
到着した朝方は涼しかったものの日が上がるにつれ夏の暑さがぶり返したように暑く汗だくで歩きました。 つづく・・・

やまと豚肩ロース味噌焼き

2006-09-01 | 週末ごはん・お酒
もう9月ですね。。。残暑はあまりないんでしょうか?

9月=秋と言えば食欲の秋。 
年中食欲がある私ですが。


秋といえばワインの新酒やら日本酒の秋あがりとかひやおろしとか・・・
お酒も楽しみがまします。
季節問わずな私ですが。


秋といえば、akikoの秋です(勝手に)
字は違いますけどね。
まあるいきれいな月がとっても明るい晩に生まれたから明子、単純ですがけっこう気に入ってます。 (体だけは満月のようにまあるくならないことを願う)

+ + + + + + +

さて、いつもの週末(朝)ごはんです。

最近なんでもみそ漬けにするのに凝ってます。
金曜の晩につけておいて土曜の朝食にすると朝がちょっと楽だし食卓はなんだか充実してる気分になるし。

3週続けて白身のお魚をつけたので、今度はお肉で。
豚ちゃんの肩ロースを西京味噌、お酒、それに醤油ちょっぴりとみりんのかわりに甘みのあるマンゴーのお酢まで入れちゃいました。 何でも入れたがり。

どうしても焦げやすくなるのですが、お味は上々。
生姜焼きでもないのに(生姜焼きには千切りキャベツですよね)キャベツてんこ盛りです。  でも、朝からお肉ってけっこうヘビー。