ノロは世襲制で、ノロ殿内(ヌンドゥンチ)の家系から出る
各地域を統治している、按司(国衆)の肉親(妻・姉妹)がなる
この背景には「オナリ神」信仰に由来していると考えられている
新たなノロが就任にする時は
王府より任命、認証、儀礼があった
ノロは原則、終生職である
ノロは三代後、祖母から孫娘に霊威である、セジ(霊力)が
引き継がれると考えられている
ノロには決まった服装はないが
着流しの白装束であることが多く
頭には草を編んだ冠、神カンムリなどの
草装などが見られ
そうした異形の草束は
神が、ノロに憑依する事を意味している
また勾玉・金の簪も身に着けている
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