高校生の頃、五木寛之さんの小説が連続してベストセラー
になっていた時期がありました。友達同士で回し読みし、私
もむさぼり読んだ記憶があります。
中でもエッセイはどれも好きなのですが、その中に「おぬし
なかなかやるな」という文が出てくるところがあります。知って
いる人は知っていると思います。
私はその世界が嫌いです、というより、そんなこと言っている
場合か、と思ってしまうのです。今、そんな時代ではないでし
ょう。その当時もそうあって欲しかったと思うのです。
たとえ相手が出版社や編集者でも、誤字脱字や、おかしな言
いまわしになっているようなところは指摘してもらった方が良
いけれど、基本的に書いたものがそのまま載るのが気持ち
良いです。
これは前回のblogで書いた事と逆と言えば逆のケース。