カッキーYAMA   akihiko tange

手始めに、日常的なことを気の向いたときに載せていくつもり。

インドの小物など・・・ 18Aug2010

2010-08-18 | エッセイ

昨日、インドで昔買ってきた革製のバッグを今になって引っ張り出して使っている話をした。革というのは凄いもので四半世紀以上たっていても色あせしないのである。もちろん使っていれば古びていくが、置いてあるだけなら布などと違い風化の度合いが格段に違っていて、色あせるのを免れているのである。今回紐の付け替えなどの作業をしていて初めてじっくりと理解したところだ。カウボーイなどがジーンズと並び革製品を多く使っている姿を思い浮かべたりした。
それにちなんで(ちなむのが好きなのだ)、その同じ時に購入し、バッグパックの底に突っ込んで持って帰って来た革製のクッションも掲載することにした。何というのか知らないが中に詰めるスポンジ、は最近詰めたらしく(私が詰めたのではない・・・)使いだしたのも最近である。これが、手工芸品として実によいのだ。いい感じ。デザインもシンプルで、革もこれは分厚くしっかりしている。使い込んでいくという楽しさが野球のグローブなどに似て、ありそうなのである。いい感じ。ところで、この革は牛の革だと思うがインドでは牛は神様の化身とも考えられているのではなかったか。食べなければ良いということだったか。食文化などの文化というものはもともと多様性があり、例外、特別、などなど満載なのであって、私はインドで時として牛肉も大いに食べていた。外国人のよく出入りする店、例えば三ツ星ホテルのレストランなどでは、料理にビーフを出さないというわけにはさすがにいかないのである。それらを大いに食べていたのである(普段はチキンカレーなど・・・、フィッシュも・・・、笑)。そのようにして文化は繋がり通底するものなのだ。そういえば普通の安カレー屋でもビーフカレーは置いているところが多かったな・・・。
前みそですが、16日付けのblogの東京湾の花火は動画で掲載しているのでぜひご笑覧ください。観客の興奮した声が少しうるさいですけれど・・・。


             


                                  



                                                                                                      

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JALのことなど・・・  18Aug2010 

2010-08-18 | エッセイ
先日JALについて少し書いた。ごく私的な印象についてである。JALは会社更生法が適用された。方法が手ぬるい感じは否めない。そごうの時もそうだったが責任の所在があいまいなまま決着するのである。これは決着とは普通言わない。アメリカなどでは経営陣は刑事訴訟を受けるのが普通らしい。しかし日本の場合マスコミなどは、その辺を取り上げても結局廻り廻ってそのツケを払わされる大衆の不満の代弁をするはけ口という形になって事を収めてしまう、といった役回りをしてしまうようだ。刑事事件をマスコミがなし崩しに、何も無かった事、にしているようなものだ。では、そこに至るまではどうだったかというとこれもかなりおかしい。TVなどで倒産直前の時期、JALの長年のお得意さんと思しき利用客がマイクを向けられていたが、これなど株主か何かなのか会員にでもなっているようでセレブ気分(えせセレブだが、この国に真のセレブなどいない!?・・・・)を味わわせてもらった上にかなり割安で航空チケットも購入して利用し続けていたようである。これらの割安が赤字期間中もずっと続けられていて、結局それらを銀行などを含めた公的資金投入で補っているということは、何も関係ない人たちがこのセレブ気分の人間の割安分を払ってやっているようなものである。まさにそうなのだ。では放漫な赤字経営を続けていた時、それをどこがチェックするべきだったかというと、本来は出資などをしている株主のはずである。先程のセレブ扱いの連中などもこれに含まれるはずだ。だからもうそこまで考えただけでダメなことは分かってしまうのだ。どうもそもそも、まじめな株主が経営に対し厳しいチェックを入れるという習慣がこの国にはないようなのだ。理不尽なことを言う総会屋に対抗する打たれ強くもたくましい社員という構図の中で、本来、経営にまじめな出資者がもの申すべき株主総会さえ、機能していないこともあるようなのだ。会社側もそれを利用しているとも言える。つまり、総会屋対策で手いっぱいで、まじめな出資者の言い分を聞く暇もない、といった類の利用の仕方である。これで経営に対するチェックは中途半端か、もしくは無い状態で終わるわけだ。これを続けていれば結果は大体想像はつく。JALの場合、株主総会そのものが無いのかもしれない。親方日の丸だからだ。であるなら、今後一時的にテコ入れの人々が入っても結果は同じだろう。ナショナルフラッグが消えるのは大変なこと、などと言っている評論家もいたりするが、そんなものが続いている方が大変なことなのではないのか。監査が入りJALはつぶれ、フラッグが消え、これまで放漫経営をしてきた経営陣には罰則が与えられるのが正常なのではないか。その後日本の空がどうなるかと言われてもそれは分からない。青空が広がるかも。冗談はさておき、「結果的強制的後払い」でセレブ気分の人の割引分を、JALをあまり利用しない人たちがただただ払わされていただけではないのか、あるいはこれからも・・・。
 そしてTVなどに出ている、この国の経済評論家、アナリストと言われる人たちは、これらの事を誰も説明しない。誰も怒っていない。にこやかに毎晩のようにTVで顔見せするのがお仕事のようなのだ。怒っていた人たちはとうの昔に出なくなった。


                                          
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