福島章恭 合唱指揮とレコード蒐集に生きるⅢ

合唱指揮者、音楽評論家である福島章恭が、レコード、CD、オーディオ、合唱指揮活動から世間話まで、気ままに綴ります。

美しき岡山の田園風景

2014-08-03 17:51:47 | コーラス、オーケストラ


雨に濡れるみどりを背景に、女声合唱団KIBIのレッスン。新倉敷の音楽大学の施設をお借りして。

ここのところ、窓のない会場が多かったので、なんだか気持ちよかった。やはり、人間にはみどりや空が必要だ。そして、この大地を無用に汚してはならないのである。

レッスンの中身も、とても濃く、充実しており、団員にも「今日も勉強になった」と喜ばれた。
自分で述べるのもなんだが、発声法指導が日に日に進化&深化しているのを実感。その手応えを感じているところ。





さて、山陽新幹線の車窓の眺めが美しい。岡山の田園風景。下の写真の煙突は備前焼の窯だろうか。

さて、帰宅したら、まず最初にどのレコードを聴こうか?

岡山の小雨の朝

2014-08-03 10:11:09 | コーラス、オーケストラ


今朝、迂闊にも朝寝をしていたら、スマホに海外からの着信歴が残されていた。同じ番号から5回も。

+49ということはドイツからだ。
留守電を再生すると、案の定、ライプツィヒの聖トーマス教会の高野さんの懐かしい声。
どんな用件か早く知りたいが、時差を考えると向こうは真夜中。再びの着信を待つほかあるまい。



全国的に祭や花火大会の週末。岡山も大きな祭があったためか、ノンビリ滞在できる常宿がとれず、10時にはチェックアウトで追い出された。
女声合唱団KIBIとの約束の時間まで、あと70分余り、タリーズのソイラテとともに時間潰しである。

ヤンソンス&オスロ・フィルのチャイコフスキー交響曲全集

2014-08-03 00:36:38 | レコード、オーディオ


いまや巨匠と呼んでも差し支えのないマリス・ヤンソンスの若き日の録音。
オスロ・フィルとのチャイコフスキー交響曲全集、マンフレッド交響曲付。英シャンドスの7枚組LP。

80年代前半のリリースということは、30余年昔、ムラヴィンスキーの代役として、レニングラード・フィルの来日公演を振った頃か?

ここのところ、45回転によるアナログ録音の超弩級の復刻盤を聞き続けた我が耳に、未だスペックの低かった頃の初期デジタルの音は、正直、薄手に聴こえなくもないのだが、それでもアナログ盤ならではの優位はある。

凄みや外連とは無縁。
ヤンソンスらしい誠実な音楽性によって共感を呼ぶ演奏だ。

これから、1枚ずつ聴くのが楽しみである。