一風変わったレコードを入手した。
モントゥー指揮パリ音楽院管によるストラヴィンスキー「ペトルーシュカ」「火の鳥」(英DECCA録音・米RCA原盤)の米Classic Records社による復刻盤へのテスト盤2枚セット。
一見まったく同じレコードが2枚並ぶようだが、売り手によると、同じスタンパーながら、異なる成分配合によるビニールへのプレスとのこと。なるほど、聴き較べると、確かに音質の違いは明らか。
因みに、このレコードの英DECCAプレスによるオリジナル盤(SB盤)とも比較してみたが、レンジの広さや情報量の多さに於いて、復刻盤に分がある。
ただ、オリジナル盤にしかない空気感も捨てがたいのだから、アナログは深くて面白い。
なお、レコードへの収録順が、英オリジナル盤では「ペトルーシュカ」「火の鳥」、復刻盤では逆になっているのは興味深い。アルバムの冒頭が、明るく華やかに始まる「ペトルーシュカ」と低弦の蠢く「火の鳥」では、アルバム全体へのイメージも違ってくるのは当然だ。
モントゥー指揮パリ音楽院管によるストラヴィンスキー「ペトルーシュカ」「火の鳥」(英DECCA録音・米RCA原盤)の米Classic Records社による復刻盤へのテスト盤2枚セット。
一見まったく同じレコードが2枚並ぶようだが、売り手によると、同じスタンパーながら、異なる成分配合によるビニールへのプレスとのこと。なるほど、聴き較べると、確かに音質の違いは明らか。
因みに、このレコードの英DECCAプレスによるオリジナル盤(SB盤)とも比較してみたが、レンジの広さや情報量の多さに於いて、復刻盤に分がある。
ただ、オリジナル盤にしかない空気感も捨てがたいのだから、アナログは深くて面白い。
なお、レコードへの収録順が、英オリジナル盤では「ペトルーシュカ」「火の鳥」、復刻盤では逆になっているのは興味深い。アルバムの冒頭が、明るく華やかに始まる「ペトルーシュカ」と低弦の蠢く「火の鳥」では、アルバム全体へのイメージも違ってくるのは当然だ。