上山明博 なう。

ノンフィクション 作家・上山明博のブログです
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「大森房吉と今村明恒」を『歷史街道 10月号』に7ページにわたり掲載。

2023年09月07日 | 大森房吉
9月1日に再放送されたNHK-BS番組「英雄たちの選択」にゲスト出演し、「関東大震災と大森房吉」について、司会の磯田道史さんとお話させていただきました。スタジオ収録後も調べをつづけ、新たに分かったことを雑誌『歷史街道 10月号』に7ページにわたって書きました。
最近の私の自信作です。興味のある方はぜひ一度手に取って見てください(『歷史街道─関東大震災特集 10月号』2023年9月6日、PHP研究所、840円)。


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NHK BSプレミアム「英雄たちの選択:幻の地震予知〜大森房吉と関東大震災」画面ダイジェスト

2023年03月10日 | 大森房吉
今週放送のNHK BSプレミアム「英雄たちの選択:幻の地震予知〜大森房吉と関東大震災」にスタジオ出演させていただきました。司会の磯田道史さん、杉浦友紀さん、そしてスタッフの皆さん、ありがとうございました😁❗


























































(於:東京メディアシティ砧スタジオ)

NHK BSプレミアム「英雄たちの選択:大森房吉と関東大震災」に出演!

2023年03月02日 | 大森房吉
関東大震災100周年にあたる今年、NHK BSプレミアムの出演依頼をお受けし、前著『地震学をつくった男・大森房吉』をめぐってお話させて頂きました。お時間が許せば是非ご高覧を!
・関東大震災100周年企画「英雄たちの選択:幻の地震予知〜大森房吉と関東大震災」
・NHK BSプレミアム3月8日(水)午後8時より放送

下は、NHK BSプレミアム「英雄たちの選択:幻の地震予知〜大森房吉と関東大震災」収録後の記念写真。右から磯田道史(歴史学者)、上山明博(ノンフィクション作家)、鷺谷威(名古屋大学地震学教授)、関谷直也(東京大学社会学准教授)、杉浦友紀(NHKアナウンサー)。中央に大森房吉の肖像写真が投影されている。

(スタジオスタッフ撮影)

▼NHK告知
日本人の悲願である地震予知。百年前の関東大震災でこの難題に挑んだのが、東京帝国大学地震学教授の大森房吉である。今日使われる「震度」や「震源」のなど地震科学の基礎となる基準を世界に先駆けて確立した研究者だ。大森は関東大震災の3年前に、次の震源地を正確に予測していた。しかしそれを世の中に公表するのをためらい震災の後、忽然と姿を消した。自然の脅威と向き合った地震学の父、その葛藤に迫る。
https://www.nhk.jp/p/heroes/ts/2QVXZQV7NM/episode/te/3KKWVN14WY/




Amazon売れ筋ランキングで『地震学をつくった男・大森房吉』青土社刊が「科学史・科学者」の第2位、「青土社」の第3位にWランクイン!

2020年02月24日 | 大森房吉
Amazon売れ筋ランキングで、上山明博著『地震学をつくった男・大森房吉』青土社刊が、なんと「科学史・科学者」の第2位、「青土社」の第3位のWランクイン! 盆と正月が来たみたい。読者のみなさま、ありがとうございます♡

Amazon売れ筋ランキングで、カテゴリー「科学史・科学者」の第2位。


Amazon売れ筋ランキングで、カテゴリー「青土社」の第3位。


Amazon売れ筋ランキングで『関東大震災を予知した二人の男─大森房吉と今村明恒』が「明治・大正時代」のベストセラー1位!

2020年02月24日 | 大森房吉
Amazon売れ筋ランキングで、上山明博著『関東大震災を予知した二人の男─大森房吉と今村明恒』が、カテゴリー「明治・大正時代」のなんと堂々のベストセラー1位にランキング! 瞬間的にですが……♡

Amazon売れ筋ランキングのベストセラー1位に。


Amazon売れ筋ランキングの7位に『イザベラ・バードの日本紀行』、8位に吉村昭の『磔』。


東京大学名誉教授のロバート・ゲラーさんから、書評掲載のご連絡をいただきました──。

2020年02月06日 | 大森房吉
日本のアカデミズムからこれまで黙殺されてきた大森房吉に光を当てた拙著『地震学をつくった男・大森房吉』青土社刊を、ロバート・ゲラー東大名誉教授が高名な学術誌『地學雑誌』で2ページに渡って取り上げていただき、大変光栄に思います。
拙著に対する評者・ゲラーさんの見識と、今日の地震学に対する問題を提起する秀逸な論評で、身にあまるご高評をいただきとても嬉しく思います。
雑誌発売は2月末とのことですが、すでにインターネット上で先行公開されています。ご興味がある方は、ぜひお立ち読みください。

→『地學雑誌』2020年129巻1号 http://journal.geog.or.jp/images/abstracts/129-1_geller.pdf




上山明博:地震学をつくった男・大森房吉─幻の地震予知と関東大震災の真実─青土社、
2018年6月、270ページ、四六判、定価:1,900円(税別)、ISBN 978-4-7917-7081-6

大森博士逝く

2018年11月08日 | 大森房吉
今から95年前の今日(11月8日)、地震学の父・大森房吉博士が亡くなった。

大森房吉は、近代地震学の礎をほぼ独りで築き上げ、1916年には日本人初のノーベル賞候補にも選出された。だが、日本史上最悪の大惨事をもたらした関東大震災を予知できなかった責任を一身に背負い、震災の僅か2カ月後の大正12年(1923)11月8日、震災で犠牲となった人びとの後を追うように急逝した。享年55。

→『地震学をつくった男・大森房吉』上山明博著、青土社刊


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大森博士逝く」写真は、帝大病院を出る大森博士の遺骸(『報知新聞』大正12年11月9日付)

『地震学をつくった男・大森房吉─幻の地震予知と関東大震災の真実』上山明博著(青土社刊)出版記念講演会を日本文藝家協会にて開催!

2018年10月10日 | 大森房吉
『地震学をつくった男・大森房吉─幻の地震予知と関東大震災の真実』上山明博著、青土社刊の出版を記念して、2018年10月9日17:30~19:00、日本文藝家協会(千代田区紀尾井町3-23文藝春秋ビル新館5F)にて講演会(脱原発文学者の会主催)を行った。
井上ひさしの元担当編集者・高橋至さんが幹事役を買ってでていただき、会場設営から祝賀会の手配まで、すべてを差配していただいた。
日本文藝家協会理事の森詠さん、同じく理事の村上政彦さん、太宰賞作家の志賀泉さん、女流作家の桐生典子さん、詩人の森川雅美さん、同じく詩人の野武由佳里さん、ジャーナリストの深澤忠利さん、東日本大震災に咲くひまわりの会代表の橘光顕さん、集英社元編集者の山本源一さん、光文社元編集者の竹内充さんなど、多くの作家や編集者が日本文藝家協会に集った。
講演会は作家の村上政彦さんの司会で始まった。
拙著『地震学をつくった男・大森房吉─幻の地震予知と関東大震災の真実』は、かねてより敬愛する作家・吉村昭の代表的な記録文学作品『関東大震災』を遠くに仰ぎ見ながら取材執筆を行った。吉村さんはかつて日本文藝家協会の理事長を務められているが、その日本文藝家協会で拙著の出版記念講演会を行わせていただき、とても感慨深かった。
講演会の後、文藝春秋ビルからほど近い都市センターホテル内のレストランで、出版祝賀会を行った。
冒頭、作家の森詠さんからお祝いのお言葉を頂戴した。
会の最後に、女流作家の桐生典子さんとノンフィクションノベル作家の橘かがりさん両女史から素敵な赤い花束をいただいた──。冥土の土産としたい。


講演会の司会進行を先導していただいた作家の村上政彦さん(左)。


村上さんの紹介を受けて、ご挨拶する講師役の上山明博。


スクリーンに映る演題「地震学をつくった男・大森房吉」の前の上山明博。


冒頭、これからお話しする講演の主旨説明を行った。


講演は、スクリーン画像と配布資料を参照しながら行った。


スクリーンに映し出される資料を示しながら講演する上山明博。


敬愛する吉村昭の『関東大震災』初版本を例に解説する上山明博。


演題の『地震学をつくった男・大森房吉─幻の地震予知と関東大震災の真実』上山明博著。


出版祝賀会場でお祝いのお言葉を頂戴した作家の森詠さん(右)。


女流作家の桐生典子さんと橘かがりさんからいただいた花束。

近著『地震学をつくった男・大森房吉』(四六判、1,900円)の見本届く!装幀=菊地信義、写真=上山明博、編集=菱沼達也、発行=清水一人

2018年06月14日 | 大森房吉
6月21日発売される新刊本『地震学をつくった男・大森房吉──幻の地震予知と関東大震災の真実』(四六判、1,900円)の見本が、本日青土社から送られて来ました!
装幀=菊地信義、写真=上山明博、編集=菱沼達也、発行=清水一人。
よろしければ、ぜひ一度手にとって見てください。

青土社hp→http://www.seidosha.co.jp/book/index.php?id=3179

『地震学をつくった男・大森房吉──幻の地震予知と関東大震災の真実』上山明博、青土社