羊のあっちゃん

手仕事の染、織物、フエルト‥ に関係した日々の生活

京都美術館

2008-08-10 08:55:57 | Weblog
今 京都美術館で所蔵品が<色 響きと調べ>というテーマで展示されていています。ブラリと見に行ってきました。大正、昭和にかけての日本画の素晴らしいものが多く展示されていて 当時の京都画壇のすごい力を感じました。
富田渓仙の・伝書鳩・がとても私の心の中に飛び込んできました。横長の屏風 二曲一双 21回院展に出品されたものでした。右下にスペインの瓦の上部がのぞいていて、その上に鳩が4匹羽を休めています。 左の屏風画面は大きく羽を広げて帰ってくる鳩の群れが描かれていました。
何と夢のある絵でしょう!この小さな実際の画面をはるか突き抜けて、大空に広がる気持ち。
菊池契月の力作も何点もありました。  **展と銘打っての展示会は行列が出来るほどの大勢の観客ですが、このような所蔵品展はゆっくりと作品を観れて返って満足感があるように私は思います。


コメント
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