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札幌・円山生活日記

カサブランカとネムノキと。~百合が原公園~

約25.4haという広大な敷地を持ち6,400種類ほどの花や植物が育てられている「百合が原公園」。園内には世界中から集められた約100種のユリを観賞できる「世界の百合広場」や札幌の姉妹都市である4都市の造園家が協力した「世界の庭園」などが広がります。その他にもライラックやチューリップなど、多くの種類の植物がテーマを持った各々の花壇に植栽された札幌市を代表するフラワーパークです。

今日は「百合が原公園」の散策です。園ウェブサイトの「お知らせ」を見ていると「ガーデンフェスタ北海道2022」の開催に併せて今年度植栽した「ユリの女王」《カサブランカ》が見事に咲き始めたとのこと。また公園東側のリリートレイン沿線では《ネムノキ》が開花しているというので同公園で今まで見たことのない《カサブランカ》や《ネムノキ》を中心に鑑賞すべく出かけてきました。アクセスは今日も地下鉄東豊線「栄町駅」から中央バス利用です。 


「緑のセンター」前の花壇に今年度植栽されたという花々とともにたくさんの《カサンブランカ》が咲いています。
お知らせ」を読んだ印象では《カサンブランカ》は数株程度かと思っていたのですが数も多く花も大輪で目を見張るほどです。
園路の両側に見事に咲いています。
大輪で見事な《カサブランカ》。「ユリの女王」の名に相応しい艶やかさです。


「緑のセンター」併設の「ガーデンショップ」。
こちらでも大輪の百合の株が売られていました。
《テーブルダンス》(左)と《ラルゴ》という品種のようです。ここから広い園内を反時計周りに散策していきます。

公園ほぼ中央のリリートレインの駅舎。

リリートレインは4月下旬〜10月下旬の10:00~15:30の間で20分~30分間隔で園内を1周します。 乗車料金は小学生以上360円。駅舎には始発(10時発)のリリートレインが停車しています。
 
【世界の百合広場】
続いて公園西部の「世界の百合広場」へ。早咲きから遅咲きまで約5ヘクタールに及ぶ敷地に約100種類の世界のユリを見ることができるそうです。

今が見頃の《ブラックビューティ》。

同《キバナキカノコユリ》。

《シルクロード》。

《ブライトスター》。

【サイロ・芝生広場】
「芝生広場」西側のサイロ。牧草ロールなど酪農風景が再現されています。
サイロは百合が原公園の地域一帯が以前は酪農地帯であった名残とか。
近くに「丘珠空港」があり飛行機やヘリコプターが頻繁に上空を飛んでいきます。
このヘリコプターは訓練なのか何度も周回していました。

「丘珠空港」と各地を結ぶ「北海道エアシステム」の飛行機。

リリートレイン沿線の満開のアジサイ《アナベル》。
始発便が多くの子供たちを乗せてゆっくりと走っていきました。

「芝生広場」を展望します。良い天気で日陰が心地よいです。 

【世界の庭園】
続いて「世界の庭園」へ。札幌市の姉妹都市、中国・瀋陽市、ドイツ・ミュンヘン市、アメリカ合衆国・ポートランド市の庭園と日本庭園を回遊式に巡る構成になっています。 入園料「大人(高校生以上)130円」。 
「日本庭園」の「水舞台」。
石灯籠にアジサイとギボウシ。

中国庭園「瀋芳園(しんほうえん)」。
中国庭園「瀋芳園」のギボウシ。
同ユリ。奥は「繍誼亭(しゅうぎてい)」。

「ポートランドガーデン」の石の彫刻『シスターズ』とアジサイ等。

【公園東リリートレイン沿線 】
リリートレインの線路脇に咲く《ネムノキ》。数年前、リリートレインの車窓から楽しめる植物を増やそうと公園職員が植栽したものが花を楽しめるようになったそうです。
《ネムノキ》。公園東口の駐車場の近くです。
花の中心は白く花びらの先端に向かってピンク色が広がります。

同じく線路脇の《スモークツリー》。

ヘメロカリスが開花中の表示。
遊具広場へ向かう園路脇に30種類ほどのヘメロカリスが植栽されているそうです。
ヘメロカリス《ライラックスノー》。

同《オーチャードスプライト》。

《ミントレスボーイ》。残念ながらヘメロカリスは盛りは過ぎたようでした。


広い「芝生広場」では子供たちが伸び伸びと遊んでいました。

「緑のセンター」へ戻り本日の散策は終了です。往路と同じく中央バスに乗り帰路につきました。見事な咲き具合の《カサブランカ》はじめ多くの花々を楽しめた充実の散策でした。

【百合が原公園】
札幌市北区百合が原公園210番地
「百合が原公園管理事務所」
[営業時間]8:45~17:15
[Tel]011-772-4722

https://yuri-park.jp/
(2022.7.29訪問)

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