暖かい日が続いていた蘇州も寒くなってきました。
今年の秋は短く、すぐに真冬になりそうです。
蘇州は秋から冬にかけて霧が多く、晴れてもすっきりしないことが多いです。
この日は久しぶりに奇麗な青空になりました。
蘇州園林の庭園も例年ならもう少し秋の色になっている気がするのですが、
先週末は、まだまだ緑の方が多い状態でした。
世界遺産のひとつ、留園では池のそばにある大きな銀杏の木が色付いていました。
この銀杏の木はいつも色付くのが早いです。
蘇州の園林では11月頃になるとたくさんの菊の花が飾られます。
この花を目当てに来る人も多いです。
花はまだ萎れることなくきれいに咲いています。
世界遺産に登録されている蘇州古典園林には休日ともなると大勢の観光客が訪れます。
以前の観光客と言えば同じ色の帽子を被った、年配の方々がガイドに連れられてという感じが多かったです。
最近では寒山寺などの大きなお寺でそんな感じの方々を見かけるぐらいで、
園林では少なくなった気がします。多くの方が個人旅行で来られているようです。
ちょっと散歩がてらにといった感じで、
蘇州古典園林の中で最も多く足を運んでいるのが留園です。
理由は何といえばよいのか分かりませんが、ただ何となくこの庭園の雰囲気が好きで。。
天気が良かったので漏れ窓から差し込む光が様々な模様を映し出しています。
行く季節、天気、時間帯によって見え方も変わるので、
何度行っても初めて気付いたり見えたりする景色があります。
話は変わりますが、27年間営業を続けてきた観前街の西西里が閉店してしまいました。
閉店するという話を聞いて23日の夜に行ってみたのですが、残念ながらもう営業終了していました。
過去記事
昔は蘇州で手ごろな洋食屋さんといえば、西西里か谷川ぐらいしかありませんでした。
最近ではいろいろな店ができて、西西里からはすっかり足が遠のいていました。
時代の流れとはいえ、無くなってしまうのはちょっと寂しいです。
蘇州は間もなく真冬の寒さになって、あっという間に2024年が終わります。
留園に近い桐泾北路の銀杏並木では、黄色くなったのはまだ数本だけでした。
園林の紅葉はおそらく今週末頃から徐々に見頃になるのかと思います。