双塔寺(永祚寺)の双塔は太原のシンボル的な存在なのだそうです。
太原市に現存する古代建造物の中では最も高い建物になります。
双塔寺の周囲は大きな公園、双塔公園になっています。
太原駅に近い場所にあります。
双塔公園が有料なのか無料なのか、24時間開放されているのか17時ごろには閉まってしまうのか、
何も分からずに行ったので、最悪でも道から双塔が見えると思われる入り口に向かいました。
15時ごろにはここに着いて、ゆっくり塔を見学するつもりだったのですが、もう18時前。
お寺の門はまだ開いていましたが、帰る人のためだけで中には入れません。
翌日の午前中に出直すことも可能だったのですが、早起する自信がないので外から塔を眺めることに。
文峰塔、舎利塔のどちらもレンガに様々な彫刻が施されているようですが、残念ながら見ることはできず。
双塔公園は2021年7月に開園したようなので、比較的新しい公園です。
公園の入園は無料で、双塔寺(永祚寺)に入るのは有料です。
公園ができる前はこの広い場所にいったい何があったのでしょうか?
何もない荒れ地だったのでしょうか。。
双塔はお寺の端の方に建っているので外から(公園から)でもよく見えます。
どちらの塔も8角13層の造りになっています。
双塔が創建されたのは明代です。
先に建てられたのが文峰塔、舎利塔は後から建てられました。
レンガ造りの塔の高さはどちらも54.7mです。
双塔で高さが同じなのは珍しいのだそうです。
塔の中には階段があって上まで登れるようです。
きっと上からは太原市内がよく見えるのだと思います。
夕暮れの公園は、東屋でのんびりする人、散歩する人、子供からお年寄りまでたくさんの人がいました。
周りにはマンションが立ち並んでいるので、食後の散歩や運動に来る人も多いのでしょう。
さすがに公園を一周する気力はわかず、
日も暮れてお腹も減ってきたので西門から北門の周辺をウロウロして終了。
太原の街は、上海や蘇州の江南とは雰囲気が違います。
建物や通りは、やっぱり北の方を感じさせる造りで長春の雰囲気とも似ています。
この日は朝からよく歩きました。
でも、夜になったらまだ行きたい場所があるので、この後もまだまだ歩きます。
とりあえず予約したホテルへ向かうことに。移動はもちろんバスと徒歩で。
いかにも中国らしい賑やかそうなホテルを選んでみたので、これも楽しみです。