少し前の話ですが、日本(関空)から中国(上海浦東)へのフライトで、
初めて台湾での乗り継ぎ便を利用してみました。
選んだ理由はただひとつ、一番安かったから。。それだけです。
台湾乗り継ぎのリスクは、季節によっては台風の影響を受けること。
また、最近では周辺海域で軍事演習が行われる可能性があることです。
台湾での乗り継ぎは台北が一般的なのかと思っていました。
でも台湾入国なしの航空券を探した時、関空発の選択肢は高雄しか出てきませんでした。
長榮航空(エバー航空)にするか、中華航空(チャイナエアライン)にするか悩んだのですが、
乗り継ぎ時間に余裕があって、期限切れのないスカイマイルを貯められる中華航空を選択。
高雄便の機内食は中華なのか日本食なのかよく分かりません。見た目よりあっさり系です。
ビールは台湾のものが出てくるかと思って頼んでみたら期待通りの台湾ビール。
入国なしの乗り継ぎなので、荷物は上海まで直接運ばれます。
台湾に上陸するのは15年ぶりぐらい、高雄に降りるのは初めてです。(入国しないけど)
飛行機を降りるとすぐ、乗り継ぎの人達は行先ごとに分かれ、1ヶ所に集められます。
最終目的地は香港と上海のようで、香港に向かう人が圧倒的に多いです。
その後、係員の誘導に従って出発フロアへ向かいます。途中で簡単な手荷物検査があります。
国際線の搭乗エリアは2ヵ所に分かれていて、搭乗口はそれぞれ6ヶ所、合計12の小さな空港です。
どちらの搭乗エリアにも喫煙所が設けられています。
出発フロアには免税店、軽食や飲み物を扱っている店などがあります。
利用客はあまり多くないようです。
無料のWiFiが提供されているので暇つぶしできます。
もちろん、中国本土のようなアクセス制限もありません。
子供の遊び場やお祈りのための部屋もありました。
そういえば、日本の直行便がほとんどない長春では、
駐在員の方がよくソウル経由便を利用されていたことを思い出しました。
高雄の出発も定刻通りでした。
満席ではありませんがそれなりに人は多いです。
機内食はもちろん中華系。
個人的には日本~高雄便よりも高雄~上海便のほうが好きな味でした。
機内食の包装はちいかわ、ごみ袋はポケモンと、
中国でも人気の日本のキャラクターが使われています。
幸い、天候や演習などの影響も受けることなく、定刻よりも早く上海浦東に到着できました。
早く着いたので、蘇州行きの高鉄を少し早い時間に変更したら、
その列車が遅れるという悲しい出来事が発生したものの、それ以外は問題なしでした。
台湾からの入国は検査が厳しかったりするのかもなんてちょっと心配しましたが、全く関係なしでした。
中国籍の人が台湾で乗り継ぎする場合、入国なしの場合はビザ不要ですが、
中国から台湾への入国、日本から台湾への入国それぞれにビザが必要です。
また、中国から日本へのフライトで入国なしの乗り継ぎ便はありません。