「深く思考して、創造的に実践しよう」
12月17日の夕方に、インフラメンテナンス工学のテキストの編纂に関わる有志7人で、自由なプレゼン大会を行いました。そのときの私のプレゼンのタイトルです。
深いレベルで思考し、議論して理解を深め、正しい認識を持った上で徹底的に実践する。創造的に実践する。そのようにありたいと若いころから思ってきましたし、ようやく少しずつですが、同志たちと連携して、できるようになってきたように思っています。
とにかく議論することは重要なので、浅い議論でもよいのですが、目的の無い議論には辟易とします。他人の足を引っ張ろうとする議論や、自己防衛に走る議論など。ディベートをするつもりも全くないし、目指すはアウフヘーベンです。
言葉の定義がいいかげんな議論も、以前よりはすぐに見抜けるようになり、議論している人のレベルがすぐに分かるようになってきています。
思考し、実践した先には、文章等の記録に残すことが重要と思います。「書く」ことです。
議論することも、書くことも、自分をさらけ出すことですから、すべて人に見られます。どれだけ深いレベルで思考しているのか、文章のトレーニングをしているのか、すべて見られています。
年末にパリに来てから、日本にいるよりは圧倒的に時間が確保できるので、「書く」ことに時間を費やしています。
学生等との研究活動も、やはり論文にまとめるという過程で理解が深まります。論説文においても同じ。これまで経験したり思考してきたことを、やはり文章にすることでブラッシュアップされ、血肉として確定します。
今朝から、土木学会誌に掲載される予定で、コンクリート構造物の品質確保の取組みについて執筆を開始しました。日経コンストラクションの特集で「新設コンクリート革命」というタイトルを付けていただいたので、これをキーワードにお話を紡ぎ始めました。私も以前から「革命」という言葉はキーワードとしてよく使っていたので、特集のタイトルにもなったのかと思います。これまでの真摯な議論や実践の過程がしっかりと伝わるような内容にしたいと思っています。
最新の画像[もっと見る]
- YNU dialogue 「福島の今を知り、100年後の豊穣な社会を考える」のご案内 8ヶ月前
- 元気なインフラ研究所 第2回セミナー(3月22日(金)15:30~、オンライン) 9ヶ月前
- 都市基盤学科の卒論生たち5名の発表会 10ヶ月前
- 元気なインフラ研究所 第1回セミナーと、能登被災地の調査 10ヶ月前
- 元気なインフラ研究所 第1回セミナーと、能登被災地の調査 10ヶ月前
- 元気なインフラ研究所 第1回セミナーと、能登被災地の調査 10ヶ月前
- 元気なインフラ研究所 第1回セミナーと、能登被災地の調査 10ヶ月前
- 元気なインフラ研究所 第1回セミナーと、能登被災地の調査 10ヶ月前
- 元気なインフラ研究所 第1回セミナーと、能登被災地の調査 10ヶ月前
- 元気なインフラ研究所 第1回セミナーと、能登被災地の調査 10ヶ月前
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます